メンデルスゾーン, フェリックス(1809-1847)
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ミンゲ四重奏団によるメンデルスゾーン:弦楽四重奏曲シリーズの第2集。早熟の天才であったメンデルスゾーンですが、第1番の弦楽四重奏曲が書かれたのは1829年。意外に遅い22歳の時でした。もちろん10代の時にも、このアルバムに収録されている「変ホ長調」と「イ短調」(のちに2番となる)の2曲の弦楽四重奏曲が作曲されましたが、こちらには作品番号が与えられず、彼の自信作として発表されたのは第1番からとなります。彼が尊敬していたベートーヴェンの後期四重奏から大きな影響を受けたとみられ、充実した書法が用いられています。Op.81の「4つの小品」は時に「弦楽四重奏曲第7番」と呼ばれることもあるメンデルスゾーンの晩年の作品。完成度の高いフーガや変奏曲などの別々に書かれた作品がまとめられています。 ( 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777931-2 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2018.06.27 |
【注目のピリオド・クァルテット、コンソーネ弦楽四重奏団のプロジェクトがLINNで始動!】英国王立音楽院で結成されたコンソーネ弦楽四重奏団は、数少ないピリオド・スタイルによる弦楽四重奏団として2015年から本格的な活動を開始し、これまで多くの賞を受賞してきました。2018年リリースのハイドンとメンデルスゾーンを収めたファーストアルバム(AMBRONAY EDITIONS/AMY310)は英「THE STRAD」誌などで高評価を獲得。2020年にはスウェーデンのギタリストとの共演アルバム(Resonus/RES10260)もリリースしています。初来日公演はコロナ禍の影響で中止となりましたが、2021年の「たかまつ国際古楽祭」にはオンライン配信で参加、多くの人を魅了しました。2019年にはBBCのニュー・ジェネレーション・アーティストに選出、今回のアルバムもBBCとLINNの共同企画によるもので、今後メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全曲の録音を予定しています。メンデルスゾーンが14歳の1823年に書かれた弦楽四重奏曲変ホ長調は、作曲者の生前出版されなかったもののその筆致は既に習作の域を出た素晴らしいもの。ここでの演奏は終楽章のフーガなどに聴かれる緻密な構成を若々しい躍動感を持って美しく歌い上げており、この作品の瑞々しさが前面に出ています。第5番は作曲者が精力的に活動していた1837年から翌年にかけての円熟期に作曲されたもの。ガット弦ならではの柔らかで伸びやかな音色と滑らかな歌心で、この作品の魅力を十二分に伝えています。(2023/03/24 発売)
レーベル名 | :Linn Records |
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カタログ番号 | :CKD716 |
16歳の若きメンデルスゾーンの才能がほとばしるかのように明快な音楽が溢れ出る「弦楽八重奏曲」。2つの弦楽四重奏団を要する「複弦楽四重奏団」のために書かれており、演奏家たちの緊密なコミュニケーションが必須とされる名作です。今回の録音は、2017年に開催された音楽祭「Zwischentone」でメレル四重奏団(2002年結成)と、結成されたばかりのカスタリアン弦楽四重奏団が出会ったことがきっかけで行われました。2つのアンサンブルは音楽的親和性が高く「このコラボレーションはとてもやりがいがあった」とメレル四重奏団のメンバーが語っています。また、メレル四重奏団のみの演奏による「弦楽四重奏曲第1番」では、更に親密なアンサンブルを聴かせます。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM293 |
若い音楽家たちによって結成された「カザフスタン国立弦楽四重奏団」によるメンデルスゾーンの2つの弦楽四重奏曲。18歳の時に書かれた「弦楽四重奏曲第2番」は多くの点でベートーヴェンの弦楽四重奏との類似が認められます。この当時、ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲は「不可解で取り返しのつかない恐怖」と評されるほどに、人々の理解を得られていませんでしたが、メンデルスゾーンはこれらの曲を分析し、自作にも数多くの引用を行うなど作品のとりこになっていました。全曲のほとんどを短調が支配し、暗く情熱的な気分に満たされていますが、メンデルスゾーンらしくロマンティックな面も備えています。その11年後に書かれた第3番は、音楽的にもかなり充実しており、すでにベートーヴェンの影響からは完全に脱しています。前年に結婚したセシル・ジャンルノーとの幸せな生活が反映されたとされる明るく輝かしい曲想が魅力的な作品です。(2019/07/26 発売)
レーベル名 | :Divox |
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カタログ番号 | :CDX-21202 |
【ヴァン・カイックQによるメンデルスゾーン弦楽四重奏曲全集、第2弾】2012年にフランスで結成され、2015年にはウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクールで優勝、ALPHAレーベルからモーツァルトを軸に次々とアルバムをリリースし、2019年春には初来日も成功させたヴァン・カイック四重奏団によるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全集、完結となる第2弾です。姉ファニーの死を乗り越えようとする時期に書かれ悲愴感のあふれる最後の弦楽四重奏曲第6番、その活動が最も充実していた時期に書かれた第4番、第5番と続きます。ヴァン・カイック四重奏団はそれぞれの作品に深く寄り添い、しなやかで力強い演奏を聴かせます。(2023/02/24 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA931 |
1830年、メンデルスゾーンは高名な作曲家マルシュナーの前で、第2番となるOp.13の弦楽四重奏曲を演奏しました(作曲年代は第1番のOp.12より以前)。この曲は楽章構成やテーマの扱い方など、明らかにベートーヴェンの影響を受けていて、例えば終楽章に現れるレチタティーヴォ風の楽想は、ピアノ・ソナタ「テンペスト」や弦楽四重奏曲Op.132に酷似しているものです。第5番もこれまたベートーヴェンの作品との共通点が数多く指摘されている堅固な構成を持った大作。これらを聴くと「メンデルスゾーンの作品は何だか軽くて」などとは言えなくなってしまいます。「カプリッチョ」と「フーガ」は「4つの小品」として死後にまとめて出版されたものです。カプリッチョは1843年、フーガは1823年の作で、これは習作の弦楽四重奏曲変ホ長調の終楽章として書かれたものと言われています。(2009/11/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570002 |
ニュージーランド弦楽四重奏団によるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲、完結編です。第1集(8.570001)、第2集(8.570002)ともに高く評価されているこの曲集、今回はメインに第3番という円熟の作品を持ってくることで、またファンを増やすことでしょう。第3番のアンダンテ楽章の美しさは誰もが認めるところですが、ここでの彼らの演奏はまさに美音が滴り落ちるかの如く、耳に直接訴えかけてくるかのような説得力を有しています。14歳の時に書かれた番号なしの弦楽四重奏曲にも注目。終楽章の堂々たるフーガは、当時バッハたち先人の作品を研究し尽くした若き天才の面目躍如。まさに双葉より芳しの言葉が当てはまるのではないでしょうか。(2010/07/14 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570003 |