メンデルスゾーン, フェリックス(1809-1847)
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1960年、ドイツ南西部バーデン=ヴュルテンベルグ州エットリンゲンで行われた、サンソン・フランソワのライヴを収録したアルバム。収録された作品はいずれもスタジオ録音も残しているものがほとんどですが、1960年といえば彼自身の体調にも不安のない時期であることに加え、むら気ともいわれた彼だけに、その解釈はライヴならではの熱を持った独特なものとなっています。SWRが保有するマスターテープからリマスターされ、細かなニュアンスもよく拾ったモノラル録音。(2019/03/22 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19060CD |
堅固な技巧を持つヴァイオリニストであったミルシテインですが、彼は技巧のみを前面に出すことを嫌った演奏家でもありました。しかしながらひとたび必要とあらば、同時代のどのヴァイオリニストにも引けを取らない技巧を持って、作品を絢爛たる物にする能力を持っていました。彼はチャイコフスキーの協奏曲を5回録音していますが、その中でもっとも華々しい名人芸を披露しているのが、このCDに収録されたストック指揮の盤です。第3楽章のめくるめく技巧とスピード、そしてラプソディックな解釈は、最良のロシア楽派を伝える演奏です。(2003/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110977 |
2013年には名指揮者スクロヴァチェフスキとともに来日、心蕩けるショパンを演奏したグレムザー。彼の名前はすでにNAXOSを始めとした一連のアルバムでもおなじみです。幅広いレパートリーを持ち、ラフマニノフやプロコフィエフのエレガントで知的な解釈で知られる彼ですが、このアルバムでは一転、メンデルスゾーンの「無言歌」の抜粋を始めとした作品を演奏しています。お稽古にも使われる「無言歌」。譜読みは平易なものが多いのですが、実際に聴かせる演奏をするのはとても大変、ピアニストの資質がそのまま出てしまう恐ろしい曲集でもあるのです。もちろんグレムザーは1曲1曲を大切に、音の詩として表出しています。(2014/02/05 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC430 |
スコットランド出身のピアニスト、ビートソン。イギリスを拠点に活動し、最近ではフランスの室内楽フェスティヴァル「MusiqueaMarsac」を創設し、芸術監督として手腕を発揮しています。このアルバムは2010年に録音されたもので、メンデルスゾーンの数多いピアノ曲の中から、初期から晩年までの名作をピックアップして演奏。17歳の時に作曲されたピアノ・ソナタ第1番に漂うベートーヴェンの影響や、後期の作品で綿密な構成を持つ「変奏曲」の穏やかさなど、さまざまな要素が丁寧に描き出されています。無言歌での柔軟な歌いまわしも魅力的。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0104 |