メールロ, クラウディオ(1533-1604)
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(2011/06/08 発売)
レーベル名 | :Divox |
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カタログ番号 | :CDX-70308 |
16世紀イタリアは鍵盤音楽の発展が目覚ましく、数多くの重要な作曲家が鍵盤のための作品を書いています。しかし現存する多くはオルガンのための作品であり、ハープシコード作品はほとんど残されていません。/しかし演奏家ウィルソンが文献を注意深くあたったところ「オルガンのための」と記されていても、実はハープシコードで演奏するための曲集であったり、実際には楽器が指定されていない曲集も数多く含まれていたのだそうです。このアルバムでは、15世紀から16世紀にかけて活躍した優れた鍵盤奏者、作曲家のカヴァッツォーニの作品を中心に収録。彼のリチェルカーレは即興的であり、そのほとんどが当時の流行歌に基づく「小さな主題」を展開していくという手法が用いられています。これらもオルガンで演奏されるのが常ですが、このアルバムでは原型であるチェンバロ用に復元されています。(2017/10/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572998 |
若手ハープシコード奏者の中で、とりわけ注目を浴びているルーマニアのアリーナ・ロタルのソロ・デビュー・アルバムは、華麗なオルガン曲で知られる「ネーデルランド鍵盤楽派」の代表的存在スウェーリンクの作品集です。ルネサンス音楽の末期からバロック音楽の最初期という時代に生まれたこれらの作品は、複雑な対位法を駆使し、装飾的で即興的なもの。豊かな和声の移ろいには全く驚くほかありません。中でも、ダウランドの有名な「涙のパヴァーヌ」による変奏曲は、スウェーリンク(1562-1621)の音楽技法を端的に表す名曲といえるでしょう。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Carpe Diem |
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カタログ番号 | :CD-16281 |
【木管コルネットの新世代名手、故郷イタリアの昔日を縦横無尽に旅する傑作集】木管コルネット(ドイツ名ツィンク)とは、リコーダーをやや大きくした木管ないし骨材管に金管式のマウスピースがついた、ルネサンス~バロック期に流行した管楽器。400年前の欧州では非常に愛されていた楽器にもかかわらず、吹きこなすのは並大抵ではなく、古楽復興の流れでもプロ演奏家の登場が比較的遅かった楽器のひとつでもあります。しかし1980年代に登場した伝説的名手ブルース・ディッキーが数多くの名手を育てたおかげで、この楽器を巡るシーンは21世紀に飛躍的な広がりを見せました。イタリア出身の超実力派インギシアーノもまさにディッキー門下の俊才のひとり。彼の卓越した息遣いと指回りで、昔日の精鋭奏者たちが吹きこなした大作曲家たちの独奏名品を心ゆくまで味わえるこの新録音は、イタリア人古楽器奏者によるイタリア古楽がこれほどまでに作品の存在感にぴたりと寄り添うものかと驚かされる、絶妙の歌心がたまりません。共演が鍵盤楽器ひとつというシンプルな編成なのも魅力のひとつ。木管コルネットの旨みをきわだたせるシャープなイタリア式チェンバロやポシティフ・オルガンの響きも味わい深く、昔日のイタリアの音楽世界を満喫できる上質アルバムに仕上がっています。(2021/01/15 発売)
レーベル名 | :Arcana |
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カタログ番号 | :A120 |
「内省と瞑想の名曲集」は、人の声を使う合唱ならではの音楽の魅力を余す所なくお届けします。「マニフィカト」は、聖母マリアへの賛歌。現代に至るまで作曲家の霊感の源であり続け、数限りない量の音楽を生み出したテーマです。ところでこのアルバムの特徴は、殆どが余り知られていない作品であること。こういう選曲ができるのもナクソスの豊富なカタログのおかげ。しかもどの曲も、こんな曲があったかと気づかせてくれる佳作揃い。私たちの中にある自然な祈りの感情を呼び覚ましてくれることで、聴き手の心は平安に満たされるのです。(2001/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.556710 |