モシュコフスキ, モーリッツ(1854-1925)
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(2023/04/28 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.109001 |
生地オデッサを出て1908年にロンドンに居を定め、デビューを果たした後の若きモイセイヴィッチに、HMVよりアコースティックによる録音のオファーがかかり、巨人の初期の演奏という貴重な財産が残されることとなりました。小品を気負わず、しかし入念に弾きこむ繊細さ、ウェーバーの「無窮動」にみられる苦労の見えない卓越した技巧とグランド・スタイルが、すでにこの頃には完成していたことがわかります。一方で印象派の曲を、アコースティックな録音でありながらはっきりと聞き取れる、幽玄な表現を披露しており、彼がいかに表現力の幅の広い演奏家であったか、再認識させられることでしょう。(2007/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111116 |
ヴェルテ・ミニョン・シリーズの第2弾は、リスト晩年の弟子たちを含む、後期ロマン派の作曲家・ピアニストが収録されています。いずれも注目されるのは、演奏家たちが楽譜に一部、あるいは大胆に手を加えているのが記録されている点でしょう。当時の演奏家たちは、テクニックの巧拙だけではなく、楽譜に対する改変の度合い・内容の各面においても、センスが問われていたことが窺い知ることができます。R.シュトラウスが、自作の「サロメ」をいかにして編曲していたかも歴史的に興味深い資料であるといえるでしょう。(2004/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110678 |
現在NAXOSレーベルで、その将来を最も嘱望しているヴァイオリニストがこの楊天堝(読みはティアンワ・ヤン)。もちろんクラウス・ハイマンも彼女の才能には一目置いています。音楽性、技巧、どれを取っても文句なしですが、何より彼女の演奏には華があり、また音色も涙が出るほどに美しいのです。ここではサラサーテ(1844-1908)が他の作曲家の作品をヴァイオリン曲に編曲したものを集めています。いわば「リストのトランスプリクション集」のような曲集。しかし、彼女の手にかかると、まるではじめからヴァイオリンのために書かれたかのように美しく響きます。ショパンの夜想曲など、こちらが原曲?と思うほどの完成度の高さです。サラサーテの編曲の妙、そして彼女の美音。そしてピアノのハドッラ。これらが融合することで最強の調べが生まれました。(2014/02/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572709 |
20世紀初頭の女性ピアニストたち。この第5集でも驚くばかりの才能がひしめいています。こんなに見事な演奏をしている彼女たち。現在でも名前が残っているのは、ほんの一握りであるのは残念なことではないでしょか。なかでも1865年に生まれ、1963年までの長い生涯を送ったライダー=ポッサールの珍しい録音は一聴に値します。才能あるピアニストであった彼女ですが、更なる録音に恵まれてさえいれば・・・と残念に思うばかりです。またブラームスの弟子であったエテルカ・フロイントは、恩師の小品を心からの賞賛を込めて演奏。芸術の精神を伝えるという難題を易々とこなしています。1曲ごとの発見が嬉しい1枚です。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111219 |
【ベル・エポックのパリっ子たちが憧れたスペイン】ビゼーの《カルメン》の成功以来、パリの人々を魅了し続けたスペイン。このアルバムはこの時代にパリで生まれた(あるいは編曲された)ピアノ連弾のための作品を集めています。本場スペインのファリャによる作品を、パリで活躍したサマズイユが編曲した「スペイン舞曲」に始まり、ラヴェル「スペイン狂詩曲」の作曲者自身による4手版、近年注目を集めているフランスの女性作曲家メル・ボニの作品などに続き、最後にはシャブリエの「スペイン」をメサジェが編曲した版を収録。ビヨーとコッポラは10年もの間ピアノ・デュオを組んでおり、2016年にはブラームスとシューベルトのアルバム(EL1652)をリリースしています。ここでも息の合った演奏で、スペインの抒情性とリズムを引き立てています。(2021/09/10 発売)
レーベル名 | :Eloquentia |
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カタログ番号 | :EL2158 |
(2013/12/18 発売)
レーベル名 | :Charade |
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カタログ番号 | :CHA3033 |
マズルカにおいてその神懸かり的なリズム感の冴えを表す一方、フリードマンは旋律線を息長く歌わせることに秀でたピアニストでした。レシェテツキーの弟子の中でおそらくもっとも技巧的な力量を持っていた彼は、曲の細部に至るまで完全に掌握し、また自発的あるいは直感的ともいえる勘で曲全体の構成をつかみ、旋律線を描くことに反映していたと見ることが出来ます。このCDに収録されている変ホ長調の夜想曲は、録音史上もっとも「歌う」ピアノとして評価されている彼の金字塔です。いかなるピアニスト~ホロヴィッツを含めて~もこの高みに達することは不可能でした。(2006/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111114 |
リストと同時代、多くの高弟を輩出した名ピアノ教師レシェテツキー。その門下で最も秀でた才能をもっていたのはフリードマンでした。また同時に、彼はおそらく録音を残したピアニストの中で最高位に君臨するともいってよいでしょう。「革命」で見せる逞しい技巧を持つ一方で、ウィンナワルツを洒脱に弾くという幅白い表現方法を一手に持ち合わせたピアニストでもありました。中でもショパンのマズルカは、もっとも耳目を集めた演奏です。鋭いリズム感に加え、ルバートの効果的な使用、バスと旋律線のバランス配分の巧みさなど、極めて研ぎ澄まされた演奏で、他の追随を許さぬユニークな解釈として、いまなお賞賛されています。(2002/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110684 |