トゥリーナ, ホアキン(1882-1949)
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数々のコンクール入賞歴を誇るスペインのギタリスト、ビジェガスによる、スペインのギター音楽だけを集めたアルバムです。有名作曲家揃い踏みのラインナップの中、2つの世界初録音曲にご注目ください。まずモレノ・トローバの「ソナタ-幻想曲」。この作品は21世紀になって発見されたもので、この作曲家にしては大規模な曲です。それにしても美しくかつ野心的な作品で、楽譜を所有していた名ギタリスト、セゴビアが何故演奏しなかったのか不思議に思える、埋もれていた名作です。もう一つの初録音は、そのセゴビアの「5つの逸話」で、出版後、半世紀以上を経てようやく真価が明らかになります。(2004/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557596 |
ミラージュ(mirage)とは「蜃気楼」や「幻影」。古典期に始まり、フランスの香気を纏ったスペイン作品、狂悦と苦悶?相反する感情が交錯する現代作品に至るまで、形を変え発展を続けるソナタの変容を自然体で描ききったギタリスト、井本響太のデビューアルバムです。「間」の取り方と歌い込みからは、彼の非凡な才能を感じずにはいられない。音の美しさ、ppからffまでの表現の幅など、この若さですでに際立った資質が充分にみられる。これから先の活躍が本当に楽しみなギタリストだ。 荘村清志井本 響太 Kyota Imoto1994年生まれ、東京都出身のギタリスト。東京音楽大学付属音楽高等学校、東京音楽大学を経て、2016年2月にパリ国立高等音楽院の入学試験にて審査員満場一致で合格し2019年に第一課程修了。2020年より同音楽院第二課程へ進学し2022年6月の卒業試験において審査員満場一致の首席で修了。同年7月に完全帰国。これまでに、第36回GLC学生ギターコンクール高校生の部第1位、第6回J.S.バッハ国際ギターコンクール第1位、第45回日本ギターコンクール【オヌール部門(プロフェッショナル)】第1位、国際古楽コンクール2016 アンサンブル部門に山田唯雄と19世紀ギターを使用したギターデュオで出場し、1位2位無しの第3位入賞し、2016年都留音楽祭に出演。アントニー国際ギターコンクール2021(仏)では第1位と併せて最優秀課題曲演奏賞、聴衆賞も受賞。2016年MUZAニューイヤー・コンサート「大谷康子の音楽おせち」に出演し大谷康子、エマニュエル・ヌヴー両氏とサラサーテ作曲のカルメン幻想曲にて共演。クラシックの分野だけに留まらず、朗読劇「盲目のジェロニモとその兄」、舞台「カルメン ドン・ホセの告白」にてギター演奏を担当等幅広く活動している。2018年にNHK-FM「リサイタル・ノヴァ」にかねてから秋田勇魚、山田唯雄と共に活動しているギターアンサンブルグループ「へっぽこどりぃむ」として出演している他、2022年にはNHK- FM「リサイタル・パッシオ」、第16回Hakujuギター・フェスタ「旬のギタリストを聴く」のコーナーにも出演した。これまでに荘村清志、江間常夫、松尾俊介、上谷直子、オリヴィエ・シャッサン、ジアニ・カセロット各氏に師事。(2022/12/23 発売)
レーベル名 | :Virtus Classics |
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カタログ番号 | :VTS-020 |
1989年生まれのフランスのギタリスト、アルメン・ドネイアンは6歳からギターを始め、最初はアレクサンドル・ジェラール、ダニエル・ラヴィアールに師事、パリ地方音楽院に入学してからはラモン・デ・エレッラの下で学び、2008年に1等賞を獲得しました。その後も数々の名教師に学び、ソロ、室内楽の研績を積み、また数多くの国際コンクールでも良い成績を収めています。2012年にはイギリスの「アイヴァー・メイランツ国際コンクール」で第1位、2014年にはイタリアの「ステファノ・ストラータ・コンクール」で第二位と聴衆賞を獲得、そして2015年にはギター・コンクールの最高峰「GFA(GITAR FOUNDATION OF AMERICA)国際ギター・コンクール」で銀メダルを受賞、今後の活躍が嘱望されています。そんなドネイアンの多彩な才能が感じられるこのアルバム、選ばれた作品はハンガリー、ポーランド、イタリア、スペイン、キューバ、ブラジルと多岐に渡ります。ハンガリー民謡、フラメンコ、タンゴ・・・様々な雰囲気を纏った作品は、どれも高い技術と音楽性を要するものばかり。(2016/10/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573591 |
トゥリーナ (1882-1949) の作品には、なぜかこう聴き手を幸せにする成分が含まれているように感じます。それは、ほんの微かなスペインの香りであったり、洒落たメロディであったり、またエキゾチックな和声であったり。と感じる人によって捉え方は様々でしょう。NAXOS レーベルの中でも重要な位置を占めるピアノ作品集に加え、このヴァイオリン作品集もそんな魅力に満ち溢れた素敵なアルバムです。往年の名女性ヴァイオリニスト、ジャンヌ・ゴーティエに捧げられた「ヴァイオリン・ソナタ第1 番」は彼が47 歳の時の作品。第1 楽章と第2 楽章の気だるい美しさは初夏の午後の日差しを思わせる眩しい美しさに溢れています。他の曲からも熟れた空気と熱い吐息が流れてくるかのようです(2009/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570402 |
恋愛、生死など様々なテーマの下に書かれた小さな弦楽四重奏曲のコレクション。ウェーベルンの名作「ラングザーマー・ザッツ」は若き彼の恋心が反映された、まだ調性を放棄する前のロマンティックな音楽。晩年に書かれたメンデルスゾーンの小品、風刺が効いたショスタコーヴィチの2曲、ニールセンの友人の死に際して書かれた哀悼の曲、やはり哀悼の曲であるプッチーニの「菊」、ピアノ曲としても知られるドヴォルザークの楽しい2曲のほか、シューベルト、ヴォルフ、トゥーリナの多彩な作品が並べられています。/(2017/05/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.579013 |
トゥリーナ(1882-1949)はマドリード音楽院で学んだ後、パリでV.ダンディに師事し、フランス風の様式を身につけながらも、アルベニス、ファリャとともにスペイン国民音楽の創造に取り掛かります。そんな彼は生涯に多くの歌曲を書いたにも拘わらず、その多くは現在忘れ去られてしまっています。しかし、ここで聴くこれらの歌曲は何と魅力的なことでしょう。どの曲も、美しく感情豊かな歌の線に、見事なピアノ伴奏が彩りを加えていくというもので、元気一杯でユーモラスな曲もあれば、陰鬱であったり、驚くほど情熱的であったりとひと時も耳を離すことができません。ここで切れ味の良い美声を聴かせるのは、チリ出身の若きソプラノ、ウルリヒです。彼女は2008-2009年の「Young Concert Artists International Auditions」で1位など多くの賞を受賞した期待の新鋭です。(2011/08/17 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570707 |
才能ある若いアーティストのファースト・アルバムをリリースする「Premiere Portraits」シリーズ、今作はプエルトリコ出身のソプラノ、メルバ・ラモスをフィーチャー。彼女はプエルトリコの首都サン・ファンのパブロ・カザルス音楽院で学び、数々の賞を獲得、やがてケルンとヴッパータールのオペラ・スタジオで活動し、2003年にウィーン・フォルクスオーパーのアンサンブルにコロラトゥーラ・ソプラノとして参加、名声を高めます。並行してベルリン・コミッシュオーパーをはじめ、ボン、マンハイム、ハンブルクなどドイツのオペラ・ハウスで歌い、着々と活動の幅を広げています。このアルバムではスペインから南米の歌を母国語でじっくり聴かせます。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C3008 |
イタリア系スペイン人のトゥリーナは、セビリアに生まれ1905年から1914年までパリのスコラ・カントルムで作曲をヴァンサン・ダンディに、ピアノをモシュコフスキーに師事、1914年に帰国してからはアンダルシアの民俗音楽の要素を採り入れたスペイン民族色の濃い作品を数多く発表しました。2024年はホアキン・トゥリーナの没後75周年にあたります。このアルバムでは彼の作品の中でもよく知られる「闘牛士の祈り」や「タンゴ」「セレナータ」をはじめ、ピアノを加えた4作品まで、2曲の世界初録音を含むトゥリーナの代表的な名作を弦楽オーケストラ用にアレンジしたものを収録、トゥリーナのノスタルジックな曲調を存分にお楽しみいただけます。(2024/04/12 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573391 |
グスターボ・ドゥダメルに才能を称賛されたヴァイオリニスト、フランシスコ・フラーナが演奏するスペインの作品集。サラサーテの名曲「ツィゴイネルワイゼン」をはじめ、スペインの美しい風景を彷彿させるトゥーリナとグラナドスのソナタ、カタルーニャで活躍しその民族音楽の要素を取り入れたトルドラの作品、近年注目の作曲家フアン・マネンがカタロニア民謡からインスパイアされた「鳥の歌」などを、フラーナは共感を持って歌い上げています。フランシスコ・フラーナ(フリャーナ、フラナとも)はスペイン出身。2015年に開催された「宗次エンジェルヴァイオリンコンクール」で優勝、聴衆賞とオーケストラ賞を含む同コンクールの4つの特別賞も獲得。他の国際コンクールでの優勝や、五嶋みどりと共演した経験をもつ俊英です。(2023/07/28 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100250 |
スペインに生まれ、パリでダンディに作曲を師事し、フランス近代音楽の影響を強く受けたトゥリーナ。ピアノやギターのための作品のイメージが強い彼の、色彩的な管弦楽曲をまとめて聴ける滅多にないアルバムをナクソス価格でお届けします。「幻想舞曲集」は物憂げな中間楽章を挟んで激しい踊りが繰りひろげられ、特に有名なのも頷けます。規模の割りにそれほど演奏機会の無い「セビーリャ交響曲」も、実は手応え十分の傑作であることがわかります。マドリード生まれの指揮者とスペインのオーケストラという、オール・スペイン・キャストによる本場物の演奏です。(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555955 |