Home > CD & DVD > Comporsers

 CD & DVD/BD



トゥリーナ, ホアキン(1882-1949)

Search results:39 件 見つかりました。

  • 詳細

    トゥリーナ:ピアノ作品集 11 - マドリードからのバーベナ/靴屋で/幻灯/サーカス/組曲「マドリード放送」(マソ)

    幼い頃にはマドリッドで音楽を学び、やがてパリのスコラ・カントルムに留学。パリのエスプリをたっぷりと体にしみこませてから、またスペインに戻り作曲活動に勤しんだトゥリーナ(1882-1949)の作品には、やはりどことなくフランスの香りが漂うものが多いのです。この第11集でも、それは顕著であり、例えば「マドリードの見本市」や「サーカス」では特徴的なリズムに裏打ちされた明るい世界が広がっています。かっこいいファンファーレ、ぶらんこ、ピエロ・・・なんとも色彩的な音が楽しめます。かと思うと、様々な靴が並ぶ「靴屋」の店頭にいるのは、あの有名なハンス・ザックスです。オシャレに変化した「マイスタージンガー」のテーマに思わずくすっと笑みがこぼれてしまうのではないでしょうか?ごつごつとした靴、華奢な靴、勇ましい靴、あなた好みの靴はありますか?「マドリード放送」もユニークな組曲で、トゥリーナ自身は「ラジオ放送を説明するためのピアノ曲」と表現しています。まだ音声がオンになっていないマイクの前に立つアナウンサーの不安な心を示すプロローグの長いトリルで始まり、3つの場面が表現されていきます。何かが見えてくるような興味深い音楽です。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573401

  • 詳細

    トゥリーナ:ピアノ作品集 12 - 私の小さなコーナーへの思い出/売られた猫/クリスマス/頭蓋骨のキリスト(マソ)

    1882年セビリアに生まれたピアニス卜、作曲家トゥリーナ(1882-1949)。20世紀スペインを代表する音楽家の一人であり、スペインの民族音楽を取り入れた作風で管弦楽から舞台音楽、室内楽、器楽曲、歌曲までと多彩な作品を数多く書き上げました。10年以上の長きに渡って継続中のホルディ・マソによるトゥリーナのピアノ作品全集は、このアルバムを含め、あと2枚で完結となりますが、ここに収録されている作品はどれもちょっと不可解なもので、当アルバムに解説を寄せている批評家フスト・ロメロも「最初は理解不能だった」と告白しているほどです。冒頭の「私の小さなコーナーへの思い出」もタイトルからしてよくわかりませんが、実はこの曲、トゥリーナの気晴らしとして作られた「色々な作品からのオマージュ」なのです。自筆のスコアには、彼の友人や小さな個人的な出来事にまつわる数多くの注意事項が、イタリック体で書き込まれているという、エルガーの「工ニグマ」のような作品と言えばよいのかもしれません。他の3つの作品は、どれも彼が敬愛していたスペインの詩人グスタボ・アドルフォ・ベッケル(1836-1870)の詩からインスピレーションを受けて書かれており、ベッケルが描こうとした愛の歓喜や苦悩、孤独などが、丁寧に音楽に移し変えられています。例えば「頭蓋骨のキリスト像」は一人の女性を巡って「頭蓋骨のキリスト像」の前で決闘を始めようとしたアロンソとロぺ。しかし銅像の不思議な力で決闘を回避できたという結末の極めて描写的であり、楽しい作品です。(2016/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573539

  • 詳細

    トゥリーナ:ピアノ作品集 13 - サンルーカル・デ・バラメダ/トリロジア/聖母マリアの7つの悲しみ(マソ)

    セビーリャ生まれのトゥリーナは、1905年から1914年まで留学したパリで洗練された作風を身に着けると同時に、印象主義の音楽から強い影響を受けました。そのためにアルベニスから「もっとスペイン人としての自覚を持つように」と諭されたというエピソードもあるほど、留学時には国籍不詳の作品を書いていました。しかし、1914年に帰国してからはアンダルシア民謡を取り入れた情熱的な作品を発表、このアルバムに収録された「サンルーカル・デ・バラメダ」はその中でも傑作の一つとされています。アンダルシア地方のグァダルキビル川の河口近くにある魅力的な沿岸都市の風景が描写されており「絵のようなソナタ」と題されていますが、音楽はそれ以上に雄弁であり、また複雑な構造を持っています。「三部作」には幼くして亡くなったトゥリーナの娘への思いが秘められており、未完に終わった「聖母マリアの7つの痛み」は祈りの音楽です。ホルディ・マソによるトゥリーナのピアノ作品全集はこの第13集で完結となります。(2018/01/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573677

  • 詳細

    トゥリーナ:ピアノ作品集第4集 - 小組曲第1集、第2集/ミニアテュール/子供の庭(マソ)

    ファリア、アルベニス、グラナドス、モンポウらと共に、スペインのピアノレパートリーに多大なる貢献を果たしたトゥリーナのピアノ作品全集第4集です。この曲集に収録されているのは「子どものための曲集」で、トゥリーナ自身の幼い頃の思い出が反映された小組曲など優しさとユーモアに溢れた親しみやすいものばかりです。シリーズを一貫して担当しているマソの切れ味鋭い演奏も魅力です。(2007/10/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570026

  • 詳細

    トゥリーナ:ピアノ三重奏曲全集(トリオ・アルボス)

    冒頭でバリバリの現代音楽か?と思われた方もいらっしゃるでしょうが、ちょっと聴き進めると全く違うことがすぐわかります。多数のピアノ曲を残したスペインのトゥリーナ、そのピアノ三重奏のための作品全てを1枚のディスクに収めるのは当盤が初めて。同時代のアルベニスやグラナドスらの音楽と比較すると、スペイン的色彩は薄く、室内楽の伝統を継承する力作揃いです。特にお薦めしたいのは、これが世界初録音となる初期のピアノ三重奏曲(収録曲中では規模が最大)。今まで無視されていたのが信じられない佳品で、ブラームスばりの真摯さに耳を奪われずにはいられません。(2002/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555870

  • 詳細

    ハバネラとタンゴ - ギター作品集(ガレン)

    アンダルシア地方のリナーレス出身で、マドリード、グラナダ、ミュンヘン、そしてザルツブルク・モーツァルテウムで学んだスペインのギターの名手、リカルド・ガレンが2017年(一部2014年)にフアン・マルク財団で行ったコンサートのライヴ。キューバ発祥でスペインに伝わったハバネラと、イベリア半島発祥のタンゴという2つの舞曲を元にした作品がプログラムの中心となっており、中には冒頭のテニディスによるギリシャ風のハバネラなども聴くことが出来ます。リズムとメロディの複雑な絡み合いを、高い技術力とセンスでたいへん魅力的に聴かせています。(2024/11/22 発売)

    レーベル名:MarchVivo
    カタログ番号:MV012

  • 詳細

    ファリャ/グラナドス/アルベニス:声楽とピアノのための作品集(マルケス/トレス=パルド)

    【スペイン情緒溢れる熱いライヴ】カンタオラ(フラメンコ歌手)としてこれまで4枚のソロ・アルバムをリリースしているロシオ・マルケスと、クラシックのピアニストであるローサ・トレス=パルド。スペイン出身の二人によるデュオ・アルバムは、母国の作曲家たちによるクラシカルな歌曲と、フォーク・ソング、デブラ(伴奏の無いカンテ)、シャンソンまでを収録しています。フォーク・ソングの一部はフェデリコ・ガルシア・ロルカの手によるハーモナイズとのこと。会場の熱気がひしひし伝わるマドリードでのライヴ収録。(2022/11/25 発売)

    レーベル名:MarchVivo
    カタログ番号:MV006

  • 詳細

    ホーデル/ハチャトゥリアン/マアヤニ/モルターリ/パラディエス/ロータ/A. スカルラッティ:ハープ作品集(ネッツァー)

    2015年、イタリアのサルッツォで開催された国際ハープ・コンクール「Suoni d'Arpa」の優勝者エリザ・ネッツァーのリサイタル・アルバム。「トッカータ」と題されたこの1枚には、アレッサンドロ・スカルラッティからニーノ・ロータまで幅広い時代のトッカータが収録されています。華麗な技巧を要するスカルラッティの曲、東洋的な響きに加え、時にはハープを打楽器のようにも使うハチャトゥリアンのトッカータをはじめ、名手サバレタがハープ用に編曲したトゥーリナの「トッカータとフーガ」、ネッツァーのために書かれたホデルの「トッカーレ」など楽器の可能性を極限まで追求した、美しく刺激的な作品9曲が並んでいます。(2019/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573835

  • 詳細

    マジック・ボックス - メッカニスミ・インカンターティ(ミュラー)

    オルゴール、ミュージック・ボックス・・・これらが奏でる魅力的な音と、そのメカニズムには多くの作曲家たちも魅了されてきました。このアルバムは、そんな「オルゴール」を模したピアノ曲を集めたもの。かわいらしい音色を忠実に模したものから、壊れたオルゴールや、オルゴールを通して心象風景を表した曲まで、様々な小品が並んでいます。また「笛時計」というのは、18世紀の中央ヨーロッパ、ビーダーマイヤーの時代に好んで制作された機械仕掛けの時計のこと。決められた時間になると木製のパイプとドラムなどが精妙な音を奏でるものですが、ハイドンやモーツァルトを始めとした作曲家たちがこれを模した音楽をいくつか作曲しています。残響をたっぷり取ったダリオ・ミューラーのピアノは、時を超えた無邪気な世界を丁寧に再現しています。(2014/06/25 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7684