メラルティン, エルッキ(1875-1937)
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フィンランドの後期ロマン派時代に活躍した作曲家メラルティン。若い頃にウィーン音楽院に留学し、ロベルト・フックスに作曲を学び帰国。ロシアとの国境に近いヴィープリで指揮者として3年間ほど活躍。その後はヘルシンキで長らく教職にありました。交響曲やピアノ曲も残しましたが、250曲以上を数える歌曲は、その独特な雰囲気で異彩を放っています。テキストはフィンランド語だけではなく、ドイツ語であったり、このアルバムのようなスウェーデン語によるものなど様々であり、曲調もドイツ後期ロマン派風、フランス印象派風、清冽なシベリウス風など多岐に渡り、メラルティンの多彩な作風が感じられます。(2018/02/23 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0416 |
1875年、当時のロシア帝国との国境付近のカキサルミに生まれた作曲家メラルティン(1875-1937)。このアルバムでは世界初録音を含む3つの作品を、ハンヌ・リントゥとフィンランド放送交響楽団の演奏でお聴きいただけます。1910年に作曲された交響詩「夢想」はアレクサンドル・ジロティのために書かれた大規模な作品。まさにフィンランドを象徴するかのような印象的なフレーズと、またリヒャルト・シュトラウスを思わせるオーケストラの響き、ドビュッシー風の和声を持つこの大作、彼自身も自信作と認識していたようですが、結局のところ長い間忘れ去られてしまい、2013年にリントゥがヘルシンキで再演を行うまでの81年間は眠ったままとなっていました。「マルヤッタ」はカレワラ(フィンランドの民族叙事詩)に基づく声楽曲で、シベリウスの「大気の精」と同じ出自を持ち、また同じ歌手アイノ・アクテのために書かれています。もう1曲のバレエ「青い真珠」は1930年、彼の晩年の作品でフィンランド初の長編バレエ曲です。ここではリントゥとキョリョネンによって8曲の組曲として再編成されたものが演奏されています。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Ondine |
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カタログ番号 | :ODE1283-2 |