パガニーニ, ニコロ(1782-1840)
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パガニーニの室内楽作品を、彼の時代の楽器で楽しむ1枚。ヴァイオリンの名手として知られたパガニーニですが、実はギターもこよなく愛し、ヴァイオリンとギターのアンサンブル作品も数多く作曲しています。このアルバムでは冒頭に「ヴァイオリンとチェロ、ギターのための三重奏曲」が演奏されていますが、使用されたのは全て18世紀に製作された貴重な楽器です。ストラディヴァリのチェロは、日本財団が所有する銘器でクレメンス・ハーゲンに貸与されています。また、ヴァイオリンのプロティノが演奏するのは1742年のグァルネリ、メーラのギターは1797年のオリー製。これらの素晴らしい楽器が紡ぎだす美しい音色を、超絶技巧とともに存分に味わえる特別なアルバムです。(2018/05/25 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7795 |
1972年生まれのヴァイオリニスト、ダニエル・ローランドはこれまでにもTWO PIANISTSレーベルへ"ヴィヴァルディ&ピアソラの「四季」"の録音(TP1039015)や、"コルンゴルト・プロジェクト"(TP1039282)をリリース、注目の奏者の一人として知られています。今回のアルバムは、orlandレーベル屈指のギタリスト、メシルカと共にパガニーニ、ジュリアーニ、デ・ファリャの作品を演奏、古典派からロマン派まで幅広い表現力を見せています。アルバムの圧巻は、もちろんピアソラの「タンゴの歴史」。この曲のオリジナルはフルートとギターのための作品。それをここではヴァイオリンとギターで演奏しています。ピアソラを得意とするローランドならではのユニークな世界は他に類をみないものです。最後に置かれた「アマポーラ」の甘いメロディも耳に残ります。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0018 |
パガニーニのギターに対する想いは複雑です。「ヴァイオリンが愛人ならギターは師」とか「創造力を刺激する」と言うかたわら「何の価値も見出せない」「この楽器は嫌いだ」とも語っているのです。しかし、彼がこの楽器を伴奏に迎えた作品を数多く残した事は事実ですし、ギターを弾いた女性との秘められた恋の思い出も絡んでいますから、まぁ「人生いろいろ」といったところではないでしょうか。この“ソナタの寄せ集め(直訳)”第3集も、パガニーニ特有の南欧風な明るさに満ちた作品が満載で、その晴れやかな歌謡性にとっぷりと浸って下さい。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553143 |
東京生まれのヴァイオリニスト、山口慶子のデビュー盤。清水高師に師事し、東京芸大を卒業後はベーゼルに留学、バロック・ヴァイオリンをジュリアーノ・カルミニョーラから学びます。ソリスト、室内楽奏者として主にヨーロッパで活躍中の彼女、北米、南米、ロシアを始め、アゼルバイジャン、トルコ、中国などでも高い評価を受けています。使用楽器は1822年のニコラ・デュポ制作のもの。古典から現代まで幅広いレパートリーを持つ彼女の豊かな音楽性と高い技術、なにより溢れる歌心をお楽しみください。(2013/07/19 発売)
レーベル名 | :Carpe Diem |
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カタログ番号 | :CD-16297 |
1968年ウィーン生まれのベンヤミン・シュミット。バッハからジャズまで幅広いレパートリーを持ち、世界中で音楽性と超絶技巧で聴き手を魅了しているヴァイオリニストです。このアルバムは、彼が愛奏するアンコール・ピースの中から“パガニーニにまつわる作品”を中心に集めた1枚。パガニーニのオリジナル作品だけではなく、クライスラーがピアノ伴奏用に編曲した無伴奏カプリースから2曲、ミルシテインの「パガニーニ変奏曲」、現代作曲家のミューレンバッハによる奇想曲などバラエティ豊かな選曲が魅力的。うれしいことに、最後はタルティーニの名曲「悪魔のトリル」(こちらもシュミットの得意曲)が置かれています。(2019/04/19 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC1893 |
1822年から1824年の間、パガニーニ(1782-1840)は頻繁にジェノヴァを訪れ、若きヴァイオリニスト、カミリオ・シヴォリ(1815-1894)にレッスンを行いました。パガニーニはシヴォリの才能を見抜き、彼のためにいくつかの教本を書いたのですが、この作品群が1996年になって再発見されたのは、パガニーニ・ファンにとっても嬉しいことではないでしょうか。どれもがパガニーニらしい個性的な作品で、例えば「6つのソナチネ」はタイトルにソナチネとあるものの、中の曲はまちまちのタイトルが付されていたりと気まぐれなものです。「4つの練習曲」は実際の彼の作品であるのか、正式に認定されているわけではありませんが、現在のところ様々な角度から検討して、その信憑性は信じるべきものとされています。まだまだ不確定で神秘的な作曲家パガニーニらしいアルバムと言えるでしょう。(2013/12/18 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7671 |