Davis
Search results:2 件 見つかりました。
アール・ハインズって、テディ・ウィルソンほどのバランス感覚は無いけど、ピアノという、ことジャズにおいてはダイナミック・レンジの狭くなりがちな楽器をダイナミックに鳴らすということにかけては第一人者ですな。テディ・ウィルソンの美学がハンク・ジョーンズに引き継がれたとすれば、アール・ハインズの美学はエロール・ガーナーに受け継がれたと言ってもいいな。ここでの聴き物は、ピアノ・ソロで彼の美学がフルに味わえる(3)(4)(7)(10)(12)(16) といったところでしょうな。調律のあまり良くないピアノで弾いたのが気の毒だが、結構ハマりそう!(2002/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
---|---|
カタログ番号 | :8.120581 |
「ブルースの女王」って、普通の人は淡谷のり子を思い浮かべる。でも、淡谷のり子って、全然ブルースっぽくないんだよね。歌い方が。まあ、俺は全然興味ないからいいけどさ。ベッシー・スミス、たしかにブルージーです。しかし、そんなに暗くはない。湿度も低くはないけど、ジメジメはしてない。その代わり、結構脂っぽい。好きな人は一日中聴いてもいいだろうけど、普通の人にはこってりし過ぎですなあ。でも、そこに救世主が。セントルイス・ブルースはじめ4曲で共演するサッチモです。サッチモがオブリガードで入ると不思議と脂分が中和されて気持ちいい。(2003/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
---|---|
カタログ番号 | :8.120691 |