カーター, エリオット(1908-2012)
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2008年12月に100歳のお誕生日を迎えた驚異の作曲家エリオット・カーター。2007年にも7曲(!)の新作を発表するなど、生涯現役を謳歌しています。そんなカーターの様々な年代の作品を集めたCDと、2006年に収録したドキュメンタリーの映像DVDをセットにしたすぐれものがこれ。聴くだけで、観るだけで元気になりそうなアルバムです。(2009/02/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559614 |
オーケストラの楽器の中でも、極めて存在感が高くユニークな音色を有しているファゴット。にも拘わらず、この楽器のために書かれた作品はあまり多くありません。このアルバムでは、そんなファゴットを主役とした一連の作品を収録しています。演奏しているのは、ポーランドの名奏者カタルツィナ・ズベル。2002年から2007年までワルシャワ音楽院で学び、その後はシュトゥツガルトの高等音楽院、ブロツワフのカルロ・リピンスキ音楽院で更なる研鑚を積み、また2007年からはブロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者も務めているという彼女。ファゴットのあらゆる魅力を存分に堪能させてくれます。(2014/04/23 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
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カタログ番号 | :CDAccordACD182 |
第1集(8.559683)に続く、現代アメリカのパーカッション作品集です。激しい音の炸裂で始まる第1曲は、100歳を越えても、未だ創作の泉が衰える気配もない驚異の作曲家エリオット・カーターの2008年の作品。タイトルは「チリンチリン」とでも訳しましょうか?メロディを奏でることができる楽器(マリンバやビブラフォンなど)は一切使わず、無機質な音だけを組み合わせ、不思議な空間を表出させています。それに比べコーエンの「アシッド・レイン(酸性雨)」はグロッケンシュピール、ビブラフォン、ピアノ、チャイムを使って、タイトルの通り、即効性の痛みをもたらすような刺激的な音楽です。作曲家によると「ガムランの響きを意識した」とのこと。他の曲もそれぞれ趣向が凝らされた面白いものばかりです。(2011/07/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559684 |
【アストリグ・シラノシアンALPHAに登場、バレンボイムも参加!】近代フランスを代表する偉大な音楽教育者の一人、ナディア・ブーランジェ。彼女の教え子や、親交を待ち影響を受け合った音楽家たちは、国籍を超え、敬愛を込めて彼女を「マドモアゼル」と呼びました。深い尊敬で結ばれたストラヴィンスキーのほか、教師としては、閉鎖的なタンゴの世界に限界を感じてその門を叩いたピアソラ、後に十二音技法で個性を発揮するカーター、ミニマルを経て抒情的作風を確立するグラス、ジャズや映画音楽で活躍した稀代のメロディ・メーカー、ルグラン、ジャズのみならずポピュラー・ミュージック全体に大きな足跡を残すクインシー・ジョーンズという、多種多様なアーティストたちに音楽の基礎を教え、種を蒔いたことで知られます。これらの作品を、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでも共演しているアストリグ・シラノシアンとナタナエル・グーアンによる、多彩な作品の肝をよく捉えた歌心の溢れる、息の合った演奏でお楽しみいただけます。ラストのグラス、ルグラン、ジョーンズという流れは、現代まで続くナディア・ブーランジェの影響をよく伝えており大変興味深いものです。ナディア・ブーランジェ自身の「3つの小品」は、作曲家としてその才能を高く評価していた6歳年下の妹リリーが亡くなり、ナディアもまた作曲の筆を折ってしまう3年前に書かれたもの。ここでのピアノには、自身ナディア・ブーランジェの教えを受けている巨匠ダニエル・バレンボイムが登場。フォルテピアノのコレクションと修復でも知られるクリス・マーネと共に開発した独自の平行弦ピアノの澄んだ音色と、優しく繊細なタッチでシラノシアンのチェロを支え、恩師の残した美しい作品に花を添えています。なお、アストリグ・シラノシアンは姉のシュシャヌ・シラノシアンによるメンデルスゾーン・アルバム(ALPHA410)に参加しているものの、ソロとしてはこちらがALPHAレーベル第1弾。今後さらに数タイトルがリリース予定です。(2020/11/13 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA635 |
Paladinoレーベル、Orlandレーベルの双方で活躍するフルート奏者エリック・ラム。彼の技巧と音楽性が余すことなく披露された演奏を収録したこのアルバムには、近現代の様々な小品が並べられています。/フルート奏者なら必ず手掛けるドビュッシーの「シランクス」をはじめ、フランス風のしゃれたパッセージを軽やかに吹くかと思えば、クルターク、カーターら現代物もがっちり。プーランクの「廃墟を見守る笛吹きの像」はあまり聴く機会のない珍しい作品です。 (2017/05/19 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0030 |
1993年ニュージャージー州オラデルで生まれたドリュー・ピーターセン。幼い頃から才能を発揮、2006年2月には12歳でカーネギー・ホールでコンサートを開催。大成功を収めました。ジュリアード音楽院で音楽を学びましたが、彼の才能は音楽だけにとどまることなく、19歳でハーバード大学を卒業しリベラルアーツの学士号を取得しています。2017年には「American Pianists Awards」を受賞するなど数多くの賞と奨学金を獲得、また同年にはインディアナポリス大学の「アーティスト・イン・レジデンス」に選出されるなど活躍を続けるピーターセン。このアメリカ近現代の多種多様な作品を集めたアルバムでは、その才能を垣間見ることができるでしょう。(2020/12/25 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30095 |