カーペンター, ジョン・オールデン(1876-1951)
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(2002/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Nostalgia |
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カタログ番号 | :8.120595 |
シンフォニック・ジャズ。ジャズの交響楽化。まあ、誰でも思いつきます。が、成功したためしがない。この「クラシックとの融合」というのは、ジャズ屋が陥りがちなエア・ポケットである・・・ことも多い。多分。1960年代には、ガンサー・シュラーやジョン・ルイスが仕掛けてやはり失敗? でもここで録音された1920年代末~30年代初頭の曲。ぜんぜんジャズでないです。(1)は映画音楽。(2)は昭和20年代ラジオドラマの劇伴。(6)の始まりなんか、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」組曲の凄く稚拙な模倣。(7)は予算の少ない二流SF活劇テーマ。というわけで、よく判ったのは、「シンフォニック・ジャズは全てガーシュウィンの影響下」ということ。そう思って聴けば面白い逸品集です。(2003/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Jazz Legends |
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カタログ番号 | :8.120644 |
カーペンターは、必ずしも音楽だけを生業としていたわけではありませんでしたが、その音楽はセンスのよさと確かな技術に支えられた、耳に心地の良いものです。ヴァイオリン・ソナタや弦楽四重奏曲は、バックスやディーリアスといった、ノスタルジー系のイギリス音楽の味わいに近いものがあり、透徹したリリシズムが大変に魅力的です。しかし一層充実した、個性的な内容を誇っているのは、最も遅くに作曲されたピアノ五重奏曲というべきでしょう。全音階的な響きを巧みに使用し、濃密な感情表現に成功した第2楽章のクライマックスや、第3楽章を支配する踏みしめるようなリズムと和音打撃など、特に印象的です。(2002/12/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559103 |
イリノイ生まれのカーペンターの音楽は、作曲当時にはブルーノ・ワルターやフリッツ・ライナー、あるいはパーシー・グレインジャーといった錚々たる面々によって取り上げられていました。彼の特色である温かみのあるロマンティックな楽想が、その後の時代にマッチしなかったのは不幸ですが、今あらためて耳にしてみれば実に見事な作品たちです。ハープやピアノ、種々の打楽器を大々的に動員したオーケストレーションの冴えも随所で光っており、例えば交響曲第2番の終楽章、マーチ風のリズムに乗ったノリノリの楽しさは圧倒的ですし、「乳母車の冒険」の「湖」や「夢」などの楽章に代表される、柔和な部分の美しさにも耳を奪われます。(2001/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.559065 |
1955年アメリカ生まれのバリトン歌手、トーマス・ハンプソン。このアルバムでは20世紀初頭のシカゴにまつわる5人の作曲家たちの歌曲を心を込めて歌い上げています。シカゴ生まれの作曲家ベーコンによるしっとりとした歌い口が魅力の「告別の歌」、アフリカ系アメリカ人初の女性作曲家プライスのロマンティックな歌曲、同じくアフリカ系でピアニストとしても活躍した女性作曲家ボンズの抒情的な歌、シカゴに生まれ、パリで生活したティプトンの洒落た歌、会社員と音楽家の二足のわらじを履き分けたカーペンターによる、黒人霊歌をもとにしたジャズ風の作品と、各々の作曲家の特徴が良く出た味わい深い歌曲集です。(2019/10/25 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDR90000-180 |