カンナビヒ, クリスティアン(1731-1798)
Search results:4 件 見つかりました。
ウィーン古典派を生んだ18世紀の音楽には、どれを聴いても同じに聴こえる欠点があります(かなりの愛好家にとってさえ!)。カンナビヒ作品も、旋律にモーツァルトほどの才能が無いため、一度聴いただけだと平凡な印象かもしれません。そこで止めては勿体無い、反復鑑賞なさってみて下さい!管弦楽の色彩を熟知した上での職人芸。1や10など幸せ一杯の弾む冒頭、18のエレガンスなど特に忘れ難く、モーツァルトに「自分の知る最高の指揮者」と言わしめた才能に病みつきになるかも。チェリビダッケの弟子による入念な指揮も、最高の人選と言えるでしょう。(2000/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.554340 |
他人の悪口では天下一品のあのモーツァルトがマンハイムを訪れた際、何と彼は当地のオーケストラと指揮者を褒めたそうな。その指揮者が誰あろうカンナビヒでした。現在では忘れられている彼は作曲家としても70曲にも達する交響曲を作曲したのです。当盤の冒頭を聴けば、18世紀の音楽が好きな貴方ならやめられなくなるでしょう。ベートーヴェンばりの力強さ、イタリア留学体験が生きる美しいメロディ…。ハイドンやモーツァルトと時代がモロに重なったのは不運でした。ドイツ物に定評のあるバンベルク響のメンバーから成る室内管弦楽団の演奏も抜群です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.553960 |