カプレ, アンドレ(1878-1925)
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第1集(8.572979)ではドビュッシー(1862-1918)の若き時代の知られざる作品に光を当てた「4手のためのピアノ作品集」、第2集では"印象派の始まり"を告げる名作「牧神の午後への前奏曲」を中心に、色彩豊かな作品が収録されています。ドビュッシーが敬愛していた象徴派の詩人マラルメの妖艶な詩に基づいて作曲された「牧神の午後への前奏曲」は、調性を離れた繊細なオーケストラの響きがけだるく美しい作品ですが、ラヴェルによるピアノ編曲は、その美しい響きは残しながらも、ピアノならではの「音の仕組み」が見えてくるような仕上がりです。「海」はドビュッシー自身による編曲で、こちらも海面に映る日の光や砕け散る波の水の粒子一つ一つが見えてきます。「映像」は管弦楽版の3つの作品をドビュッシーの親友カプレがピアノ連弾版にアレンジ。通常はピアノ曲をオーケストレーションすることの多かったカプレの"逆パターン"の編曲は、作品を完全に掌握している親友ならではの凝りに凝った出来栄えで、原曲とは全く違った味わいが魅力的です。(2016/11/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573463 |
2007年の来日公演でも大成功を収めた準・メルクルとリヨン管弦楽団によるドビュッシーの管弦楽全集の第1集です。昨年の発売時とはカップリングを変更しての再登場となります。自らも作曲家として知られるカプレによる編曲の「子どもの領分」でのめくるめく響きの豊かさを味わい、演奏機会のあまり多くない隠れた名曲「遊戯」での興味深さに胸を震わせ、「海」での柔らかい響きに心を奪われる・・・そんな満足行くひとときをたっぷり味わってください。(2008/12/10 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570759 |
準・メルクルによるドビュッシーの第2集です。こちらは「夜想曲」以外は全て他の人による編曲版が収録されています。オペラやピアノ曲での特徴ある響きをどのように管弦楽へと置き換えているのか、興味の尽きないところです。以前リリースされていた「夜想曲」にはシレーヌが収録されていなかったので、ここでようやく全貌が明らかになりました。合唱を伴う幽玄で茫洋とした響きのなかから沸き起こる明確な旋律線に思わずはっとさせられます。(2008/12/10 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570993 |
準・メルクルとリヨン響によるドビュッシー(1862-1918)の管弦楽作品集第5集です。このアルバムにはドビュッシーが他の楽器のために書いたか、もしくは未完に終わってしまったかの作品を、他の作曲家がオーケストラ用に編曲したものを集めています。娘クロード=エマに捧げられるも、ピアノ譜のままで初演されずに終わってしまった「おもちゃ箱」、もともとは付随音楽「ビリティスの歌」を編曲した「6つの古代墓碑銘」の再編曲、その他、ドビュッシーの新しい世界が広がります。準・メルクルはいつもながらの的確な指示で、これらを色彩豊かに描きだします。(2011/04/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572568 |
準・メルクルとリヨン管によるデリケートの極みとも言えるドビュッシー(1862-1918)作品集の第6巻です。ピアノ曲を他の人が編曲したものですが、カプレによる「月の光」などは、すでにこちらが原曲?と思えるほどに浸透していることはご存知でしょう。5つの曲集はそれぞれに趣向を凝らした編曲が成され、ドビュッシーの色彩的なオーケストレーションとはまた違った味わいが付加されています。4手ピアノのための初期作品集(8.572385)にはピアノ連弾による「春」と「交響曲」が収録されていますので、聴き比べもお楽しみいただけるかと思います。「ドビュッシーだったらどのように書いただろうか?」と想像するのも一興でしょう。(2011/07/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572583 |
19世紀後半のパリのオペラハウスでは、必ずバレエが上演されていて、貴族や政治家たちと、芸術家たちの接点となっていました。高名な紳士たちがお気に入りの踊り子に声をかけることが流行し、なかでも「競馬クラブ」のメンバーは熱心なスポンサーとなったため、彼女たちの社会的名声は瞬く間に向上しました。(しかし、長いバレエを上演していても、貴族たちが頻繁に踊り子に話しかけてしまうため、その都度中断してしまったようです。)オペラが壮大になっていくにつれて、バレエもますます大きくなり、舞台によっては150人の踊り子が舞い踊るという壮観な場面も見られたそうです。パリっ子たちのバレエ好きはとどまることはありませんでした。そんなフランスで大好評を博した様々なバレエ音楽をお届けいたします。ドリーブのバレエは、はっきりした筋書きがあるわけではありませんが、「コッペリア」などはまさしくテキストのないドラマとして成立しています。マスネの幻想的な「サンドリヨン組曲」、ドビュッシーの色彩的な「おもちゃ箱」など楽しい作品が一杯です。ショパンのピアノ曲を編曲し、バレエ音楽に仕立て上げた「レ・シルフィード」も聴きものです。(2010/04/21 発売)
レーベル名 | :Phoenix Edition |
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カタログ番号 | :Phoenix416 |
「20・21世紀における無言歌への探求」がテーマの、スペイン人サクソフォニストのカルロス・サラゴサのファーストアルバム。ピアノに永井基慎を迎え、器楽と文学が掛け合わさった世界がサクソフォンとピアノ、またはサクソフォンと電子音楽の組み合わせで展開されます。アンドレ・カプレやヒンデミットの作品に加え、オルランド・バスとサクソフォニスト=コンポーザーのヴァンサン・ダヴィッドの作品(共に委託作品)、ルイス・ナオンの電子音楽作品が収録されており、コントラストに富んだ味わい深い一枚に仕上がっています。(2024/03/15 発売)
レーベル名 | :IBS Classical |
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カタログ番号 | :IBS-202023 |