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カリッシミ, ジャコモ(1605-1674)

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    カリッシミ:10のモテット集(コンソルティウム・カリッシミ/ザノン)

    作曲者名を隠して、当盤の冒頭の美しい音楽を少しでも聴けば、一体誰が作曲したのか、誰もが知りたがることでしょう。しかしカリッシミという名前を出せる人は殆どいない、それくらい、余り開拓されていない方面もナクソスならやります。オラトリオを確立した業績が知られるイタリア人カリッシミ。より小規模なモテットでも声の魅力を知り尽くした作曲者の力量が遺憾なく発揮されています。モンテヴェルディなど、前期バロック音楽の愛好家が次に聴く一枚として強くお薦めします。作曲者の名前を冠したグループは、 男声歌手5人と器楽アンサンブル。その美演にもご注目ください。(2001/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555076

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    カリッシミ:3声のミサ曲/6つののモテット集(コンソルティウム・カリッシミ/ザノン)

    イタリアのバロック初期の作曲家カリッシミの業績と言えばオラトリオが有名で、その力強い音楽は好んで演奏されています。ナクソスは余り日が当たらない分野に注目し、ミサ曲とモテットを集めてみました。敬虔な感情は十二分に表現され、適度なドラマ性も盛り込まれています。モンテヴェルディの宗教曲やマドリガーレに馴染んでいる人が更に音楽史を探訪するのに最適な一枚と言えるでしょう。当盤の収録曲は基本的に3人の男声歌手と通奏低音のみで演奏され、落ち着いたサウンドを楽しめます。17世紀に他の誰とも違う独自の位置を築いたカリッシミを、貴方も発見してください。(2001/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555075

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    カリッシミ:オラトリオ「エフタの物語」/「ヨナの物語」(コンソルティウム・カリッシミ/ザノン)

    壮大なオラトリオと言えば「メサイア」などを作曲したヘンデルを思い出しますが、このジャンルの先駆者こそ、イタリア人カリッシミです。とびきりの名曲が「エフタの物語」で、旧約聖書を題材に、劇的なオラトリオに仕立てました。声楽曲の系譜を知る上で、欠かすことのできない作曲家であり、作品なのです。他の2曲も耳を傾ける価値は十分。素晴らしいエフタの娘役など、ここで磨きぬかれた名演を聴かせてくれるのは、作曲者の名前をいただく演奏家集団。当然イタリア人が中心ですが、ソプラノ歌手に日本人の名前も見えます。(2005/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557390

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    カリッシミ:オラトリオ集 - 預言者聖ダニエーレのオラトリオ/ヨナの物語/ヨブの物語/エゼキアの物語(ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス/コルデス)

    イタリア・バロック時代の作曲家カリッシミ。詳細な生年月日などの生い立ちは不明ですが、20歳頃にアッシジの礼拝堂の指揮者となり、1628年にはローマのドイツ人神学校付属教会の楽長になり、亡くなるまでその任務を全うしました。ローマの音楽界だけでなく、ヨーロッパ中の名声を集め、ケルル、クリーガーなどドイツの音楽家たちも彼の指導を受けにやってきたとされています。カリッシミの功績は「初めてオラトリオの形式を確立した」ことで、ほとんどが旧約聖書から題材がとられた彼の作品は、その後の宗教作品に多大な影響を与えました。現在カリッシミのオラトリオは13曲あるとされていますが、今後更に研究が進めば、その作品数は増えるかもしれません。(2017/12/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777489-2

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    カリッシミ:モテット集(コンソルティウム・カリッシミ/コモー)

    イタリア・バロック時代の作曲家カリッシミはオラトリオの形式を確立した業績で知られています。しかしより小さな形であるモテットでも、声の魅力が存分に発揮された美しく精緻な作品を数多く書き、これらはモンテヴェルディに比肩する重要な作品として認知されています。とは言え、彼の楽譜のほとんどは戦争によって失われてしまった上(写筆譜のみ残存)公演の記録も残っていないため、これらの作品が実際にどのような状況で演奏されたのかはわかっておらず、いくつかの断片的な資料に基づいて研究が進んでいるところです。しかし、声と楽器が織り成す立体的な響きは、聴き手の耳を喜ばせるに充分の味わいを持っています。コンソルティウム・カリッシミは1996年、ローマで設立されたアンサンブル。作曲当時の様式を大切にし、当時用いられていたであろうピッチ(このアルバムでは415Hz)を採用するなど、演奏法に徹底した拘りを持っています。設立当初のヴォーカル・メンバーは男声のみで構成されていましたが、現在ではソプラノに女声を加え、より多彩な響きを追求しています。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573258

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    ベニャミーノ・ジーリ - ミラノ・ロンドン・リオデジャネイロ録音集(1949, 1951)

    美声であることはいうまでもなく、ジーリを長きに渡りテノールの第一人者としての位置におかしめたのは、表現力の豊かさでした。トラック2「我が思いあおる火よ」のマルチェルロで聴かせる切ないまでの「影」の表現、ドニゼッティの繊細さ、トラック8「だれも寝てはならぬ」のプッチーニでは圧巻たる英雄性と、ジーリ節は変わらずともその幅広い歌唱表現は、今なお現役で活躍する歌手達を凌駕すると言っても過言ではないでしょう。このCDは、戦後彼が復帰してから収録されたオペラ・アリアが中心となっていますが録音状態も良く、なお光彩を失っていなかった彼の偉大な足跡を味わうことが出来ます。(2006/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111103

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    バロック悲歌集 3(サン・ペトロニオ・カペラ・ムジカーレ・ソロイスツ/ヴァルトロ)

    イタリアのバロック・オペラの終幕近くで歌われる劇的なアリア、ラメントの第3弾、ついに名曲中の名曲「アリアンナの嘆き」が登場。他の部分は失われたオペラ「アリアンナ」の中で唯一現存するこのアリアは、現代まで聴く者に数多の涙を流させてきた嘆きの歌です。ここで聴ける他の珍しいラメントも、いずれ劣らぬ見事な歌揃い。特に、オラトリオの大家として有名なカリッシミのラメントで聴ける壮絶なまでの緊張感は見事というよりありません。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553320

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    ブショ/カリッシミ/シャミナード/フレスコバルディ/ネグリ:声楽と器楽作品集(ラ・ジョアンニーナ)

    【手紙にみる400年の愛の形】モンテヴェルディの有名な「愛の手紙」を軸に、主に男女の間でやり取りされる手紙にまつわる作品を集めたアルバム。歌(ソプラノ域)と、中世から親しまれていたトリプルハープ、そしてテオルボとバロックギターという撥弦楽器のみの伴奏での組み合わせで、初期バロックから現代の委嘱作品までを集めています。歌の切々とした、また情熱的な味わいが生きているのは小編成ならでは。息の合ったアンサンブルで、幅広い年代の作品を緩やかに繋いでいきます。フレスコバルディやストラデッラに続いて、現代的な「ツイッター」(トラック6-12)が違和感なく収まっているのも面白いところ。これは、2016年に亡くなった詩人ミシェル・ビュトールが、ツイッターと同じ140文字(当時)という制限で作ったソネットに、ヴァンサン・ブショが曲を付けたものです。ラストには近代の女流作家シャミナードによる悲しくも親しみやすい作品が収められた、美しい余韻を引くアルバム。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:En Phases
    カタログ番号:ENP006