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カステルヌオーヴォ=テデスコ, マリオ(1895-1968)

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    カステルヌオーヴォ=テデスコ:ピアノ協奏曲第1番、第2番/「恋の骨折り損」のための4つの舞曲(マランゴーニ/マルメ響/モグレリア)

    現代では、ギター音楽の作曲家として認知されることの多い、イタリアの作曲家カステルヌオーヴォ=テデスコですが、もともとはピアノを学び、9歳にして最初のピアノ曲を作曲、フィレンツェ音楽院ではもちろんピアノ科に入学するほどの腕前でした。このアルバムに収録された2つのピアノ協奏曲は対照的な音楽性を有し、彼を知るためにはとても興味深い作品でもあります。1927年に書かれたピアノ協奏曲第1番は、機知に富んだメロディとロマンティックな雰囲気を湛えた軽やかさが際立つもの。対して第2番は劇的で、より暗く、名人芸を要する情熱的な曲。第2楽章の夢見るような美しさも特筆すべき点でしょう。こちらは1936年から1937年に書かれましたが、ピアニストのマランゴーニによると、オリジナルの総譜は1966年のアルノ川の大洪水で流出し、失われてしまったといいます。しかし、幸いにもワシントンD.C.の図書館に原稿が保管されていたため、演奏が可能になったそうです。
    「4つの舞曲」はこの演奏が世界初演であり、初録音となります。多くの要素を含んだ興味深い作品、これは面白いです。(2012/06/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572823

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    ギターリサイタル:ディミトリ・イラリオノフ

    人気の美人ヴァイオリニスト、アナスタシアと共演するなど既に大活躍、来日経験もあるイラリオノフのソロ・リサイタル盤です。お馴染みのレパに混じって母国ロシアの現代作品も披露、注目はレーヒンの、何とギター独奏でやってしまった「24の前奏曲とフーガ」からの抜粋。ジャズ、ロック、南米音楽の要素もミックスしたこの難曲、21世紀には「来る」という予感。ほんの少し「カンパネラ」を引用するカステルヌォーヴォ=テデスコ作品や、かっこよさで人気のディアンス作品も難なくこなし、最後はタルレガの変奏曲における演奏技巧に多彩な表現力と、イラリオノフは持てる力を遺憾なく発揮しています。(2003/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557293

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    ギターリサイタル:ヨハン・フォスティエ

    毎年続々と、きら星のような才能を世に送り出すGFAコンクール。21世紀初の優勝者はベルギー出身。当リサイタル盤では、タイトルだけを見るといかにも派手そうな作品が並びますが、内省的、思索的な印象が濃く、音楽で哲学してる感じを評価したい。特にお薦めは6で、古今の作曲家たちを惹きつけ続けるこの旋律による音楽のコレクターには見逃せません。演奏者が特に強い共感を寄せるカステルヌオーヴォ=テデスコの「プラテーロと私」は全曲を通すと50分ほどかかる大曲からの抜粋。10もタイトルのイメージとは裏腹に、技巧よりも内容が注目です。(2002/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557039

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    ギターリサイタル:ロレンツォ・ミケーリ

    75年ミラノ生まれの新鋭ギタリスト、ミケーリがとりあげるのは、イタリア生まれでアメリカに亡命したカステルヌオーヴォ=テデスコの作品集。ドビュッシーらの影響を受けながら独自の地中海的と形容される作風で、『自分だけの名曲探し』には絶好の作曲家と言えます。本領を発揮したのが巨匠セゴビアも愛奏したギター音楽ですが、まとめて聴ける当盤は貴重です。代表作「3つの地中海的前奏曲」や、バッハ風テーマをバロックからジャズまでの技法で料理した10など、旋律の無限の才と、映画音楽のように変転する快適サウンドをお楽しみください。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554831

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    クンマー/マルティヌー/モシュレス/ロッシーニ:チェロとピアノのための作品集(アントンジローラミ/ガロージ)

    2013年からデュオ活動を続ける「アントンジローラミ&ガロージ」のデビュー・アルバムはロッシーニを巡る作品集。18世紀から19世紀にかけて、流行しているオペラの旋律をもとにした器楽のための変奏曲や幻想曲が数多く作曲されましたが、テーマとしてダントツの人気を誇ったのがオペラ作曲家として君臨していたロッシーニの作品でした。彼の軽快な旋律はさまざまな作曲家たちによって美しい変奏を施され、ヴァイオリンやフルート、チェロなどで演奏されたのです。このアルバムには、ロッシーニとほぼ同時代のモシェレス、クンマー、オッフェンバックの作品や、20世紀のマルティヌー、テデスコ、そしてロッシーニ自身の珍しい曲を収録。息のあったアンサンブルをお楽しみください。(2020/11/27 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7884

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    コダーイ/シューベルト/ドホナーニ/クライスラー/カステルヌオーヴォ=テデスコ:チェロ作品集(ヤン・ウェン=シン)

    指揮者ロリン・マゼールが大絶賛しているというチェリスト、ウェン=シン・ヤン。1965年にスイス、ベルンに生まれ、チューリッヒでクロード・スターク、ベルリンのウルフガング・ベッチャーに師事、マスタークラスをヤーノシュ・シュタルケル、ダーヴィド・ゲリンガスに師事。24歳にして、バイエルン放送交響楽団の主席チェロ奏者となり、2004年まで務めた経歴を持ち、現在ではソロ、室内楽で幅広く活躍している人です。日本にも何度も来日し、その豊かな音楽性と音色で多くの聴衆を魅了しています。このアルバムではピアニストのエティカーと親密な対話を繰り広げています。(2013/08/21 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC866

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    「創世記」組曲(1945)(ベルリン放送響/シュワルツ)

    ナクソスのミルケン・アーカイヴの中でも際立って貴重な記録と言えるのが当盤です。「創世記」組曲は、アメリカ西海岸在住の名だたる作曲家を中心とした7人のコラボレーション(このメンバーの充実ぶりをごらんください!)により、音楽と語りで旧約聖書の世界を展開するプロジェクト。第二次大戦の終戦年に一度だけ演奏されたものの、大部分は大戦で焼失。今回の録音は、新発見のオリジナル手稿譜をもとにした改訂版による世界初録音となり、遂に21世紀の聴き手を前に、全貌が甦ることになったのです。管弦楽と合唱が織り成す色彩的で起伏に富んだ音楽、そこに詩に合わせてメンバーを変える5人の語りが加わります。(2005/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559442

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    D. スカルラッティ/タンスマン/カステルヌオーヴォ=テデスコ/ブローウェル/アサド:ギター作品集(ジャン・テンユエ)

    世界で最も有名なギタリストの登竜門である「GFA(全米ギター協会)国際ギター・コンクール」2017年度ICAC(International Concert Artist Competition)部門の優勝者ツァン・テンユエのデビュー・アルバム。中国、河北省に生まれ、父の手ほどきで5歳からギターを始めたというテンユエ、7歳で北京音楽院付属校に入学、その後はジュリアード音楽院に留学し、在学中に前述のコンクールで優勝を獲得。すでに日本でもファンを獲得している逸材です。このアルバムでは、自身の編曲によるスカルラッティのソナタやバッハのシャコンヌなどの古典的な作品から、タンスマン、カステルヌオーヴォ=テデスコ、ブローウェル、アサドなど多彩な作品を演奏。どんな曲でも完璧に分析することで定評があるテンユエ、ここでも熟考の上での素晴らしい演奏を披露しています。(2018/06/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573905

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    スメタナ/ボルトキエヴィチ/ギヨーム/ローリー/ザウアー/ブルーメンフェルト:ピアノ作品集(ウェーバー)

    ピアノの88鍵を全て使って、海の風景を表現すること……古今東西の作曲家たちが幾度となく試み、それぞれの世界を描き出して来ました。このアルバムでは、そんな様々な「海の風景」を楽しむことができます。どちらかと言うと、嵐の海や、迫り来る波などが描写されることが多く、冒頭のスメタナの作品を聴いただけでも、その鮮やかさに驚くことでしょう。空の色を克明に写した海、多くの川が溶け込む海、海に漂う海藻、そして船頭の歌。どこまでもイメージが広がるステキな1枚です。ピアニストのジャニス・ウェーバーはニュージャージー州生まれ。早くから音楽の才能を顕し、イーストマン音楽学校を首席で卒業しています。数多くのリサイタルを開いていますが、中でもリストの「超絶技巧練習曲の第2稿(1838年版)」の世界初演はタイム誌でも絶賛されました。また彼女は作家という別の顔を持っており、1985年、最初に出版された「エヴァ・アサウェイの秘密の生活」は多くの読者の心を掴んだようで、現在は6作目までが出版されています。(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Sono Luminus
    カタログ番号:DSL-92188

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    ダウランド/ロドリーゴ/タルレガ/ヒオス・フィリョ:ギター作品集(ヴィクトル)(期待の新進演奏家シリーズ)

    2015年に開催された「タルレガ国際ギター・コンクール」の優勝者ホアン・カルロス・ビクターのリサイタル・アルバム。彼はブラジルのサルヴァドール(バイーア)で生まれ、バイーア連邦大学のマリオ・ウリョーアのクラスで学士号を取得、2008年にはDAAD(ドイツ学術交流会)の奨学金を獲得し、ニュルンベルク音楽大学に留学。フランツ・ハラーシュに師事し、その後はスイスのルツェルンでも研鑽を積んでいます。2014年7月にはスイスで最も重要な学術称号を得て、最高ランクの演奏家として認められています。この初アルバムでは、自らがギター用に編曲したダウランドから、ビクターが初演した現代の作曲家フィリョの作品までと多彩なレパートリーと技巧を存分に披露しています。 ※日本語帯なし(2016/08/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573670