ショパン, フレデリック(1810-1849)
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超絶技巧の持ち主として知られる20世紀の名ピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツでさえも、/「私には難しい、正直に言うと恐ろしい曲集である」と評したショパンのOp.10とOp.25の練習曲集。/ルービンシュタインを始め、バックハウス、コルトー、アラウといった20世紀の名ピアニストたちも、この曲集の演奏に関しては、独自の解釈に裏打ちされてはいるものの、技術的な困難を完璧に克服するのは至難の業でした。しかし時代は変わり、演奏家たちの技術は格段に向上し、この曲集を弾きこなすのは当たり前となった21世紀には、多くのピアニストたちによって大胆な演奏が繰り広げられています。アミール・カッツは以前からショパンの作品に積極的に取り組んできたピアニスト。これまでにバラード集や夜想曲集のアルバムをリリースし、どれも高い評価を受けています。テンポ設定に強いこだわりを持つカッツは、このショパンの練習曲でも「曲集全体の調和」を感じさせる緻密な計算の上で、全曲を演奏しています。/(2017/05/26 発売)
レーベル名 | :Orfeo |
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カタログ番号 | :C922171A |
ショパンはその生涯に、折りに触れて歌曲を書いていましたが、結局のところ出版することはありませんでした。理由はわかりませんが、もしかしたらこれらは彼の個人的心情の表れだったのではないでしょうか?ショパンの死後、友人のフォンタナが遺稿を整理し、16曲をまとめて作品74として出版します。その後、シュレジンガーがもう一曲追加し17曲としてまとまりました。このアルバムではその後に発見された2曲も歌われています。ピアノ曲とは違い、ほとんどが単純な有節歌曲で素朴なものですが、実に味わい深い音楽であることに間違いありません。このアルバムでは、ショパンの友人で才能ある女性作曲家ポーリーヌ・ヴィアルドがショパンのマズルカに歌詞をつけ「歌曲に設えた」作品も4曲歌われています。パシシュニク姉妹のチャーミングな演奏が知られざるショパンの姿を生き生きと伝えます。(2010/12/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572499 |
アメリカで活躍するピアニスト、ブルース・レヴィングストンのコンセプト・アルバム。現代作品を得意とする彼は、アルバムを制作する際、かならず「古典的な作品」と「現代作品」をバランスよく配置し、聴き手の注意を喚起します。このアルバムは、彼の生まれ故郷であるミシシッピの「シヴィル・ライツ・ミュージアム(公民権博物館)」からコンサートの招待を受けた際、この地の複雑な歴史について思いを馳せたことがきっかけとなり生まれたもの。多くの芸術家を輩出する一方、人種差別、貧困、格差などの問題も抱え、戦いの爪痕もいたるところに残っているという地域で育った彼は、人々がお互いを認め合うことが必要だと考えアルバム・タイトルを「シチズン=市民性」とし、民族意識の高い作曲家たちの作品を選びました。多彩な曲が一堂に会し、作曲家とレヴィングストンそれぞれの想いが伝わります。(2019/09/27 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92228 |
「諧謔曲」とも訳されるスケルツォも、ピアノ独奏曲としては他のいくつかの分野と同じく、事実上「ショパン無敵の一人勝ち状態」となっています。(幽玄の味わいの濃い第4番はやや異質な感もありますが)いずれの曲も急速で情熱的な性格を持つ部分と叙情的で美しい部分の交代、そして手に汗握る白熱のコーダ部分からなっているのが特色で、その一気呵成なクライマックスはシビれるほどに圧倒的です。 その他、人口に膾炙した可憐な「幻想即興曲」を含む小粋な即興曲4曲、技巧的に異様に難しいことからも滅多に演奏されない、協奏曲第3番のなり損ね「演奏会用アレグロ」を優れた演奏で聴くことができるのも嬉しいところです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554538 |
2019年に開催された“第16回チャイコフスキー国際コンクール”ピアノ部門で第2位に入賞し、大人気を獲得したピアニスト、藤田真央がコンクールの4ヵ月前に録音したオール・ショパン・アルバムです。傑出したテクニックはもちろん、粒だった音色の美しさと生き生きとした音楽性が彼の大きな魅力。ここでも即興曲の滑らかな美しさからスケルツォが持つ切れ味の鋭さまで、ショパンの持つ様々な顔を豊かに伝えます。(2020/04/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574052 |
【藤田真央による、「幻想即興曲」を含むオール・ショパン・プログラム!】2019年6月に行われたチャイコフスキー国際コンクール。第一次予選に登場した藤田真央がバッハを弾き始めた途端に空気がぱっと変わり、モーツァルト、チャイコフスキー、ショパンと弾き進むにつれ、会場はもちろん世界中でライヴ中継を観ている聴衆をもその音楽に引き込んだのは記憶に新しいところ。世界的にはまだ無名と言える彼の第2位に、日本はもちろん当地ロシアも沸いたと言います。そのガラ・コンサートではチャイコフスキーの協奏曲第1番フィナーレにリハーサル無しで臨むなど、巨匠ゲルギエフの信頼も絶大なもの。そんな藤田真央がコンクールの4ヵ月前に録音したオール・ショパン・アルバムが登場しました。傑出したテクニックはもちろん、粒だった音色の美しさと生き生きとした音楽性が彼の大きな魅力。ここでも即興曲の滑らかな美しさからスケルツォが持つ切れ味の鋭さまで、ショパンの持つ様々な顔を豊かに伝えます。"~ショパンの詩的な感性や音楽の美しさを奏でることに奔走した20歳の冬~人々の心を惹きつけてやまない特別な音楽家 ”ショパン“ にどれだけ寄り添うことができただろうか。素直に、誠実に向き合ったオール・ショパン・プログラム。どうか多くの方々の心に届きますように。 -藤田真央"(2019/10/16 発売)
レーベル名 | :Naxos Japan |
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カタログ番号 | :NYCC-27311 |
(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.550366 |