ショパン, フレデリック(1810-1849)
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アゼルバイジャンの首都バクーで生まれたピアニスト、イスラム・マナフォフは1977年からバクー音楽大学で学び、在学中の1979年に"アゼルバイジャン・ヤング・ピアニスト・コンクール"で第1位を獲得、一躍注目を浴びました。17歳の時にはトビリシの人気指揮者ニヤジ・タジゼードの指揮でラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏、アゼルバイジャン共和国の「人民芸術家」として認定され、演奏、作曲活動と、バクー音楽大学の教授として活躍しています。このファースト・アルバムとなるショパンの作品集での彼の演奏は、普段誰もが思い浮かべる柔和なショパンの姿を覆すほどの、荒々しさが強調された新鮮な解釈が魅力的です。(2016/10/28 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM246 |
【ヴィニツカヤ、待望のショパン!】ロシア出身で2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのほか数々のコンクールを制し、2009年のデビュー盤以来、リリースするアルバムも常に話題となってきたヴィニツカヤ。これまで祖国ロシアの作品を中心に、ラヴェルなどでもダイナミックさと繊細さを両立させた素晴らしいアプローチを聴かせてきた彼女が、久しぶりにリリースするソロ・アルバムは待望のショパンです。即興曲第1番の軽やかさの中に含みを待たせた独特の表情など実に見事。細やかで優しいフレーズを大きなクライマックスへ運んでゆく思い切った音作りや、一音一音を美しく響かせながら決して甘さに浸らない情感コントロールなど、期待通りの素晴らしいショパン像を作り上げています。(2021/02/12 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA728 |
韓国出身のピアニスト、チョ・ジェヒョクが弾くショパン。ピアニストそしてオルガニストとして活躍する彼は、作品の持つニュアンスと情熱をあますことなく表現するとともに、華麗な技巧も存分に披露し、独自のショパン像を構築しています。ショパンが開拓した性格的な作品であるバラードでは、情熱的なエピソードで構成された第1番、劇的なコントラストを持つ第2番、流麗で優しい表情に満たされた第3番、長大な叙事詩とも言える第4番と、各曲の性格を丹念に描き分け素晴らしい演奏を繰り広げます。またショパン作品の中でも孤高の光を放つ「ピアノ・ソナタ第3番」でも瑞々しい魅力にあふれた演奏を聴かせます。チョ・ジェヒョクはソウル近郊の春川市生まれ。5歳からピアノをはじめましたが、当時のソウルではピアノを学ぶ男の子はとても珍しい存在だったといいます。国内のコンクールを多数制覇し、アメリカに留学。マンハッタン音楽院プレカレッジを経て、ジュリアード音楽院で学士、修士号を取り、マンハッタン音楽院で博士号を取得、1993年にプロピアノ・ニューヨーク・リサイタル・シリーズ・オーディションで優勝、カーネギーホールにデビューしました。同時にオルガンも学び、ニューヨークとニュージャージー地域のいくつかの教会で20年以上にわたりオルガニストと音楽監督を務めました。現在は韓国に居を構え、ラジオ番組やコンサートでの解説を積極的に行い、人々にクラシック音楽の魅力を伝えています。(2022/04/15 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100193 |
前作「夜想曲」(OC779)の録音の際、インタヴューで「俺のショパンを聴け」と言い切った男、アミール・カッツ。このバラードと即興曲は、ショパン・プロジェクトの第2弾としてベルリンで録音されたものです。ここでも彼の個性は際立っていて、どの曲からも、今まで聞いたことのないような新鮮な驚きと発見を引き出しています。それは、あくまでも自然な流れの中から沸き起こるもので、不思議な旋律線を出したり、新奇なテンポを設定するものではありません。まずは「バラード第3番」での両手のバランスや、「即興曲第2番」での目を見張るような軽やかさに息を飲んでください。このアルバムは彼が信頼するテノール歌手、パヴォル・プレスリクに捧げられています。 ( 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC402 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2012.03.07 |
コルトーのバラード集といえば、1933年に録音されたものがよく知られていますが、このCDにはそれより4年早い29年に録音されたものが収められています。ショパンが愛奏したことで知られるプレイエルを使い演奏されたこの4曲は、コルトーの残したショパンの録音のうち、最上位の部類に入るといっても過言ではないでしょう。(オバート=ソーンの手によるリマスタリングによって、プレイエルの響きが豊かに再現されています。)彼の特質である情緒の抑制と発露のバランスの良さ、ピアノの歌わせ方、内声部まで入念に読み込み、それをときおり効果的に浮き上がらせる手法、それらがすべて融合され、壮大で貴族的な「音による叙事詩」を展開していくさまは圧巻です。(2007/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111245 |
エレン・ティスマンは1982年生まれ。パリ音楽院で学び、ケルン音楽大学でローラン=エマールに20世紀音楽を、更にウィーンでオレグ・マイセンベルクに学びました。2006年ダルムシュタット・ショパン国際コンクールで優勝。もっぱら現代音楽を演奏するピアニストとして知られていましたが、2010年、ショパン国際ピアノ・コンクールのファイナリストとなりその存在が注目されました。彼女のショパンアルバムはこれが2枚目であり、コンクール参加前に収録された第1集の「ピアノ・ソナタと前奏曲集」は独特の乾いたタッチ(とりわけソナタ2番の終楽章が面白い)とユニークな解釈が評価されています。この第2集は2012年の録音で、彼女の成長もよくわかるもの。バラエティに富んだ選曲も聴きどころです。(2014/02/05 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC894 |
ショパンのピアノ・ソナタについては「美しい音楽だが、ソナタとしての体裁は整っていない」という、古くはシューマンの評に端を発する「ソナタ破綻論」が優勢だった時期もありますが、近年ではむしろその先進性が高く評価され、人気もますます高まるばかりです。習作的要素を否定できない第1番はやや別かもしれませんが、有名な「葬送行進曲」や「墓場を吹き抜ける一陣の風」と形容される独特の終楽章を持ち、大胆さとダイナミックな力感が持ち味の第2番、より均整のとれた古典的な形式美との調和と、高貴なまでな旋律の美しさや円熟した技法が光る第3番の2曲は、全ピアノ・ソナタ史上でも極めて重要な地位を占める作品です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554533 |
20世紀最大のショパン(1860-1849)弾きとして知られるルービンシュタインですが、「24の前奏曲」については、78回転の時代に1回したこの録音のみで、その後再録音されることはありませんでした。自身が「あまり出来が良くない」と語ったり、また批評家たちも「第3番のテンポが速すぎて杜撰だ」と評したりで、すっかり自信を失くしてしまったのかもしれません。とはいえ、ここで聴く演奏は、音は古いとは言え、躍動感たっぷりで、ルービンシュタインお得意のテンポ・ルバートもたっぷり。とても聴きごたえのあるものです。練習曲集も彼がほとんど演奏しなかった事で有名ですが、この「新練習曲」だけは別だったようで、楽しんで弾いている様子が伝わってきます。録音 ニューヨーク RCA 第2スタジオ1946年3月11.18.19日…1-4, 1946年6月10.11.20日…5-28/ニューヨークマンハッタン・センター1958年4月21日…29-32/フランス1957年…33 マーク・オーバート=ソーン復刻(2011/08/17 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111369 |