ショパン, フレデリック(1810-1849)
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ハープ曲は譜面の上では、ピアノ曲とおおよその互換性を持つ場合も多く、実際ピアノ曲にはハープ的なイメージをそのまま持ち込んだ楽曲が存在します。そういったピアノ曲を実際にハープで演奏してしまったのが、ショパンの「エオリアン・ハープ」やリストの「溜め息」です。原曲とは違った典雅な雰囲気が、これらの曲に新たな魅力を付け加えます。もちろん本来のハープ曲も負けていません。例えば大ヴァイオリニストであったシュポアが、ハーピストの妻のために作曲した「幻想曲」をお聴き下さい。聴けば聴くほどハープならではの余韻が味わい深く、その美しさにノックアウトです。(2004/09/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555791 |
1989年、ギリシャのテッサロニキで生まれたツェニコグルー。ピアノを始めたのは8歳と若干遅めではありますが、その3年後にはすでにバッハのピアノ協奏曲ニ短調と、ゴルトベルク変奏曲を公式の場で演奏するなど、瞬く間に才能を発揮したのでした。教えていたジャニス・アダミディスは、15歳になった彼をミュンヘンの音楽演劇学校に留学させ、そこでフランツ・マッシンジャーに師事、2012年6月に卒業証書を得たのです。現在はザルツブルク・モーツァルテウム音楽院の修士課程で学び、マレイ・ペライアから指導を受けています。18歳の頃から何枚かのCDをリリースし、また演奏会のオファーも数多く、今後ますます注目を浴びる逸材であることは間違いありません。このアルバムではショパンの「前奏曲」とドビュッシーの「映像」という、極めて多感で繊細な作品が選ばれており、彼の資質を垣間見ることができる1枚となっています。(2013/04/24 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC864 |
【アブドゥライモフが聴かせる「小品の万華鏡」】1990年ウズベキスタンの首都タシュケント生まれのベフゾド・アブドゥライモフ。2009年にロンドン国際ピアノ・コンクールで優勝し、Deccaから2枚のアルバムをリリース、驚異的なテクニックで世界中のピアノ・ファンを虜にしました。その後プロムスにデビューするなど、日本を含む世界各地の演奏活動で深みを増した彼が、ALPHAレーベルからアルバムをリリースします。第1弾はドビュッシー、ショパン、そしてムソルグスキーによる人気作品を集めた贅沢な一枚。いずれも小さな曲を集めた作品で、隣り合う曲同士の類似と相違の関係性が織りなす色彩感を万華鏡のように楽しむことをテーマとしています。豊かな経験による成長を感じさせる軽やかさの中に、高い技術力に裏打ちされた高度な表現を聴かせ、時折挟む、ちょっとしたテンポの揺れなどもたいへん魅力的です。なお、『展覧会の絵』はバウアー版あるいはラヴェル編曲版の影響か、「ビドロ」は弱音で始まり5つ目の「プロムナード」は省略しています。ALPHAからは数枚のアルバムが予定されており、今後の展開が楽しみなところです。(2021/01/15 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA653 |
【クラリネットとハープで紡ぐ 珠玉のクラシック名曲集】ソロ・クラリネット奏者として各方面で活躍する、関根悠乎のセカンド・アルバム。阪神淡路大震災のあるチャリティーコンサートで、その素晴らしさを実感して以来大切にしてきたハープとのアンサンブルという形で、クラシックの名曲を収録しました。彼女が絶大な信頼をおいている渡辺かやとの息の合ったデュオで、曲の美しさを十二分に引き立てる素晴らしい演奏を聴かせています。ラストには、関根悠乎自身がバッハの平均律クラヴィーア第1巻第1番プレリュードを元に作詞・作曲し、リサイタルではアンコールで必ず演奏する「Message」を収録。"「誰もが一度は聴いたことのあるクラシックの名曲というのは、本当に美しく芸術的な曲だからこそ、名曲として語り継がれる曲です。そして、フルートとハープの二重奏曲はたくさんありますが、私はクラリネットとハープも同じように、あるいは全く違う魅力で、素晴らしく芸術的なアンサンブルができることを知っています。見た目は地味ですが、柔らかい木の独特な温もりのあるクラリネットは、華やかな装いで元気にしてくれるというよりは、ゆっくり隣で寄り添って話を聞いてくれる、そんな存在なのだと思います。収録している18曲のクラシック作品のうち、1曲でもあなたの心に届いて、一緒に生きていこうと、ささやいてくれる曲が見つかりますように。」 ~関根悠乎(ライナーノーツより)"【プロフィール】関根悠乎(クラリネット) Yuko Sekine, clarinet国立音楽大学附属音楽高等学校を経て、国立音楽大学卒業。クラリネットを大橋幸夫、浜中浩一、二宮和子の各氏に、室内楽を黒崎功仁彦氏に師事。ソロ、室内楽、オーケストラなどで活躍するほか、吹奏楽指導、吹奏楽コンクール審査員など幅広い分野で活動している。2007年よりリサイタルを開催し、その様子がクラリネット専門誌「The Clarinet」にて紹介されるなど好評を博す。2011年、CD「クラリネット・ソロ~無伴奏パルティータ第2番シャコンヌ~」をリリース。「The Clarinet」にて紹介され、超絶技巧を中心とした内容が高く評価される。一般社団法人日本クラリネット協会理事。新宿ミュージックアカデミー、クラリネット、ピアノ、ソルフェージュ講師。渡辺かや(ハープ) Kaya Watanabe, harp東京藝術大学附属音楽高等学校、東京藝術大学卒業。柳田裕子、桑島すみれ氏に師事。渡辺暁雄氏指揮、藝大オーケストラ(現 藝大フィルハーモニア管弦楽団)とモーツァルト、グリエールの協奏曲を共演。1977年、独奏者試験でマーストリヒト市よりプリデクセランス賞受賞。オランダ、ベルギー、ドイツ各地で演奏活動後、帰国。1978年、第1回リサイタルを開催し好評を得る。近年ではサロンコンサート、美術館や教会、学校訪問などの演奏活動の他、高校や大学でのハープ指導、草加日本ハープコンクール審査員やコンクール委員を務めるなど後進の育成に励んでいる。(2019/12/20 発売)
レーベル名 | :Prelude Music |
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カタログ番号 | :YSC0002 |
19世紀後半のパリのオペラハウスでは、必ずバレエが上演されていて、貴族や政治家たちと、芸術家たちの接点となっていました。高名な紳士たちがお気に入りの踊り子に声をかけることが流行し、なかでも「競馬クラブ」のメンバーは熱心なスポンサーとなったため、彼女たちの社会的名声は瞬く間に向上しました。(しかし、長いバレエを上演していても、貴族たちが頻繁に踊り子に話しかけてしまうため、その都度中断してしまったようです。)オペラが壮大になっていくにつれて、バレエもますます大きくなり、舞台によっては150人の踊り子が舞い踊るという壮観な場面も見られたそうです。パリっ子たちのバレエ好きはとどまることはありませんでした。そんなフランスで大好評を博した様々なバレエ音楽をお届けいたします。ドリーブのバレエは、はっきりした筋書きがあるわけではありませんが、「コッペリア」などはまさしくテキストのないドラマとして成立しています。マスネの幻想的な「サンドリヨン組曲」、ドビュッシーの色彩的な「おもちゃ箱」など楽しい作品が一杯です。ショパンのピアノ曲を編曲し、バレエ音楽に仕立て上げた「レ・シルフィード」も聴きものです。(2010/04/21 発売)
レーベル名 | :Phoenix Edition |
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カタログ番号 | :Phoenix416 |
コンサート会場に鎮座するピカピカのグランドピアノから、パブやバーでエンターテインメントを提供する、少々音の狂ったアップライトピアノまで、ピアノは全ての楽器の中で最も普遍的な人気を持つ楽器です。もちろん作品数も多く、チェンバロからピアノへと移行した古典派以降のほとんどの作曲家がピアノを用いた作品を書いています。ベートーヴェンの「エリーゼのために」で幕を開けるこのアルバムは、ショパン、リスト、ラフマニノフ、サティなどピアノ曲を楽しむ上ではなくてはならないレパートリーを集めました。(2020/02/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.578180 |
1902年にブダペストでユダヤ系の家庭に生まれたパール・ヘルマン。1915年から1919年にかけてフランツ・リスト音楽院でバルトークとコダーイから作曲を学び、室内楽の教師であったレオ・ヴァイネルの元で最初の作品を書いています。チェロは名教師アドルフ・シッファーに指導を受け、学生時代から頻繁に演奏を行い、16歳の時にはチェロ奏者として世界的な活動を始めました。作曲家としても数多くの作品を発表しましたが、1944年にナチスに捕われ早世、その作品も破棄されてしまい、出版されたのは2作だけでした。現在、遺された作品の収集が進められており、このアルバムには様々なピアノ曲や、オルガン曲、リコーダー・アンサンブルや彼が興味を示していたリュートやチェンバロ作品などの器楽作品の他、いくつかの歌曲が収録されています。チェロの名手であったヘルマン自身が編曲したシューベルト、ショパン作品も聴きどころです。(2024/03/29 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0623 |
チェコ出身の若手ピアニスト、マレク・コザークはプラハ芸術アカデミーでイヴァン・クラスキー教授の指導を受け、2018年に開催されたブレーメン国際ピアノ・コンクールで優勝しました。それ以前にも、2016年のプラハ春季コンペティションで2位を獲得、この時には現代作曲家アダム・スコウマルの演奏でその才能が注目されました。このアルバムでは、オーソドックスなレパートリーを披露していますが、ハイドンの後にフランクを持ってくるなどユニークな選曲が魅力です。スコーマルの作品も最後に収録されています。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :ArcoDiva |
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カタログ番号 | :UP0206 |
20世紀最高のカリスマ・ヴァイオリニストであったハイフェッツは、自ら演奏するレパートリーの拡大のため、そして当時のヴィルトゥオーゾのたしなみとして、数多くのヴァイオリン編曲を行いました。それにしても、こうしてそれだけを並べてみると、民謡あり、ピアノ曲あり、オーケストラ曲まるごとありと、ネタ元の広さには驚かされます。いずれの曲も、高い演奏技巧を持つほどに演奏が栄えるようになっていますが、彼の自編曲以外の楽曲の選択においてもそうであるように、過度な技巧の展覧会然とすることは避けられ、スマートにヴァイオリンの魅力をアピールすることに徹されているのは、ハイフェッツ一流の見識といえましょう。(2006/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557670 |