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バントック, グランヴィル(1868-1946)

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    アーノルド/バントック/ラム/スコット/レイトン:フルートとピアノのための作品集(スミス/ローズ)

    ロンドンの名オーケストラ、フィルハーモニア管弦楽団で長きに渡って首席奏者を務めてきたフルーティスト、ケネス・スミスと、彼の長年のデュオ・パートナーであるポール・ローズによるイギリスのフルート作品です。古典派からロマン派、近現代までフルート音楽の分野の最前線を走ってきたケネス・スミスの驚異的な音楽性と妙技は、オーケストラ・プレイヤーとしてもソリストとしても高く評価され続けています。この2枚組みは、以前、ASVレーベルから発売されていた「イギリスのフルート音楽第1集"夏の音楽"」を初めとしたアルバムの中から抜粋した曲に、2007年に録音されたピーター・ラムの「フルート・ソナタ」を加えて再編集されたものです。(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Divine Art
    カタログ番号:DDA21223

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    バントック:ヘブリディーン交響曲/古風なイギリス組曲(スロヴァキア国立コシツェ・フィル/リーパー)

    それぞれに豊かな個性を持つ、バントックの冴えた腕が聴き応え十分の3曲です。「古いイギリスの組曲」は、その名の通り古式ゆかしい楽曲の近代オーケストラへの編曲ですが、どことなく鄙びた華やかさが、この盤全体への格好のプロローグとなっています。続く「ロシアの情景」はエキゾティシズムをほどよく盛り込んだ楽しい民族舞曲集で、最終曲の「コサックダンス」のコテコテの盛り上げぶり(特に終結部の加速!)など、微笑ましいものがあります。「ヘブリディーズ交響曲」は一転してシリアスな楽想となり、巧みなオーケストレーションによって、神秘的なムードと決して品を失わない情熱の迸りが綴られていきます(ちょっとシベリウス風でしょうか)。*8.223274の再発売品(2001/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555473

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    ヘイル・カレドニア - スコットランドの音楽(グラスゴー市フィル/グラスゴー市合唱団&パイプ・バンド/サザーランド)

    1995~96年にライヴ録音され、今回新しくリマスターされたイアン・サザーランドとグラスゴー市フィルハーモニー管弦楽団による「スコットランド」を礼賛する音楽集。この快活なパフォーマンスには、グラスゴーを代表する2人のバグパイプ奏者をはじめ、グラスゴー市の合唱団やバグパイプ・バンドが集結、この土地ならではの音楽を存分に聴かせます。収録曲は誰もが知っている「アメイジング・グレイス」やスコットランドの伝承曲、マルコム・アーノルドの「スコットランド舞曲」をはじめ、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」のスケルツォから、スコットランドの人気テレビ・ドラマのテーマ曲まで多岐にわたっており、スコットランドの音楽を知るための格好の入門アルバムにもなっています。(2022/03/11 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:ARIADNE5014

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    ベイントン/ホランド/ボーエン/バントック:ヴィオラとピアノのためのイギリス作品集(ブラッドリー)

    イギリス生まれの名ヴィオラ奏者、ライオネル・ターティス(1876-1975)はヒンデミットやプリムローズとともに、ヴィオラという楽器の地位向上に貢献した人で、ヴィオラの持つ豊かな響きの魅力を広く喧伝しました。このアルバムに収録された4つの作品は、全て彼の存在に触発されたものであり、どれも強烈な印象を有しています。ベイントンの「ソナタ」は、戦争の面影を有した憂鬱な風情の曲。ホランドの「組曲」は独創的で、ボーエンの「小品」は短いながらも情熱にあふれたもの。そしてロマンティックで長大なバントックの「ソナタ」はまさにイギリス音楽を代表する名作。まだまだ知らない名曲が埋もれていることを実感させてくれます。録音 2011年11月10-11日 UK ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(2012/09/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572761