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バーバー, サミュエル(1910-1981)

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    バーバー:合唱作品集(バーミンガム音楽院室内合唱団/ケネディ/ファーキンス/スパイサー)

    バーバーの作品は19世紀のイディオムを用いて書かれたものが多く、批評家たちからは「時代遅れ」と揶揄されていました。しかし時を追うごとに、その独自性が評価され、現在ではアメリカ近代合唱作品の最高峰とされています。なかでもアルバムの最後に置かれた「アニュス・デイ」は有名な「弦楽のためのアダージョ」からの編曲作品であり、さまざまな場面で演奏される人気曲となっています。このアルバムでは無伴奏合唱だけでなく、ティンパニやブラス・アンサンブルを加えた曲や、ピアノ伴奏がついた曲など、バーバーの色彩豊かな合唱曲が選ばれており、合唱指揮者、作曲家ポール・スパイサーが率いる英国の精鋭「バーミンガム音楽院室内合唱団」が一糸乱れぬ見事なハーモニーを披露しています。(2019/07/26 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0152

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    バーバー:カプリコーン協奏曲/セレナード Op. 1 /フット:アリアとガヴォット/組曲 ホ長調(ブダペスト・ストリングス/バーンファルヴィ)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C10505

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    バーバー:キャプリコーン協奏曲/歌劇「ブリッジ遊び」/オーボエと弦楽のためのカンツォネッタ/歌劇「ヴァネッサ」 Op. 32 - 間奏曲(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/オルソップ)

    バーバーの管弦楽曲集もこれでついに最終巻、当盤には多彩な曲想の楽曲が集まっています。「キャプリコーン協奏曲」は、バッハのブランデンブルク協奏曲第2番と全く同じ編成(フルート、オーボエ、トランペットと弦楽)のために書かれていますが、肩の力が抜けたような軽やかさが持ち味です。また「ヴァネッサ」からの間奏曲や「カンツォネッタ」などは、有名な「弦楽のためのアダージョ」に通ずるような、透徹した叙情性が味わえる、しっとり系の作品。ところが「ブリッジ遊び」となると、たった一幕、9分あまりといってもこれは立派な歌劇、しかも語法にはジャズの要素がふんだんに取り込まれているのだから、驚かされてしまいます。(2005/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559135

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    バーバー/クレシュチ/ムーア/ステンピエン:バリトンのための作品集(バルチャク)

    20世紀の最も重要な作家の1人と評価されるアイルランド出身の小説家、詩人ジェイムズ・ジョイス。彼は音楽にも強い関心を持っており、幼いころにはピアニストを目指していたものの、結局音楽の道に進むことはありませんでした。とはいえ、彼自身は「私は素晴らしいテノールの声を持っていた」と主張、また即興演奏にも興じたようです。このCDには、ジョイス自身の作品「Bid Adieu」を含め、彼の詩を用いた様々な作曲家たちの歌曲を収録。カロル・シマノフスキ音楽アカデミーで学び、ドイツに留学後、数多くのコンクールの入賞歴を持つバリトン、マチェイ・バルチャクが細やかな心理描写を反映した歌唱を聴かせます。(2024/01/19 発売)

    レーベル名:CD Accord
    カタログ番号:CDAccordACD310

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    バーバー:交響曲第1番、第2番/管弦楽のためのエッセー第1番(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/オルソップ)

    もともと名曲として知られていた「弦楽のためのアダージョ」が20世紀末に大ブレイクしたアメリカのバーバー、そもそもどんな作曲家なのかを知るのに最適の一枚としてお薦めします。出世作でスパークリングな序曲「悪口学校」。トスカニーニに初演の棒をとらせた「エッセー第1番」。2曲の力作交響曲(特に第2番の戦闘描写と激烈な高揚は、近現代管弦楽曲ファンなら興奮必至)。ナクソスではティントナー指揮のブルックナーで一躍名をあげた管弦楽団と、21世紀の大飛躍を予感させる女性指揮者オルソップのコンビによる快演で。(2000/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559024

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    バーバー/コープランド/バーンスタイン/フォス:チェロ作品集(サム・アザー・タイム)(ベイリー)

    このアルバムに収録されているのは、どこか懐かしいアメリカ音楽の数々です。バーンスタインを始めとした、バーバーやルーカス・フォスが紡ぎ出す美しいメロディは、人間の根底にある何かをくすぐり、聴き手の遊び心や冒険心を引き出すことでしょう。ここでチェロを演奏しているズィル・ベイリーは、以前ピアニストのディナースタインとの共演でベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集で高い評価を受けた人。バッハの無伴奏を始め、サン=サーンスやドホナーニなどのロマン派の作品でも的確な解釈による演奏をする人ですが、このような、ちょっとゆるやかな音楽でも、抜群の冴えを見せています。(2014/06/25 発売)

    レーベル名:Steinway and Sons
    カタログ番号:Steinway30025

  • バーバー/コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲/ワックスマン:カルメン幻想曲(ギルマン/ケープタウン・フィル/ソー・ペリー)

    「何ともロマンティックな表現、そして美しい音色!」若きヴァイオリニスト、ギルマンを聴いた途端、誰もがそう思うに違いありません。あのハイフェッツを凌駕するほどのコルンゴルトのコンチェルトからは、まさに「良き時代のアメリカとウィーン」の風景が感じられるのです。彼は1982年にドイツ、バンベルク在住のロシア系音楽一家に生まれ、幼い頃から音楽的才能を示し、数多くのコンクールに入賞し、多くのコンサートで演奏、また名教師ザハール・ブロンに師事し、チューリヒ音楽大学で修士号を取得、現在はブロンのアシスタントとして活躍しています。2006年からは、フランク・ペーター・ツィマーマンが所有していたストラディヴァリス“ex Croall(1684年製)”を与えられ、その楽器から素晴らしい音色を引き出しているのです。そんな前途洋々の彼のデビュー・アルバムは前述のコルンゴルトとバーバーのヴァイオリン協奏曲を中心とした1枚です。ケープタウン・フィルハーモニー管の若き指揮者ペリー・ソーのバックを得て、この少し懐かしい感触の音楽を瑞々しく、この上ない美しさで表現しつくしています。超新星の生まれる瞬間をご堪能ください。 ( 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC799

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    1 ( 発売)

    レーベル名
    カタログ番号:2012.03.07

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    バーバー・コンダクツ・バーバー(1950)

    弦楽のためのアダージョでその名が知られるバーバーは、優れたバリトン歌手であり、また人前に立つことはなかったものの、ピアノの腕前も素晴らしいものでした。しかし、実は指揮者としても素晴らしい能力を持っていたようです。彼の交響曲第2番は、バーバー自身もスコアを破棄しようとしたほどの難解な曲。どうしても主題の展開などがわかりにくい面もあり、曲の姿を捉えることが難しい作品とされています。この自演盤が全てを解決するわけではありませんが、作曲家自身が言いたかったことについては全て表されていると言ってよいでしょう。そして、チェロ協奏曲は悠然とした音楽で、メディアは表現的な音楽。ファンが待ち望んでいた復刻盤です。(2011/01/12 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111358

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    バーバー:チェロ協奏曲/組曲「メディア」/弦楽のためのアダージョ(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/オルソップ)

    今や欧米の音楽雑誌で巻頭を飾るほど話題の存在となったアメリカの女性指揮者オルソップによるバーバーの管弦楽作品集第2弾です。何と言ってもバーバーといえば「弦楽のためのアダージョ」は聴かねばなりません。有名人の葬式の定番からヒーリングの定番へと使われ方は変化していますが、間違いなく20世紀ならではの名曲を、オルソップ率いる英国オケが暖かい響きで奏でます。若手女性チェリストのワーナーを独奏者に起用した「チェロ協奏曲」と、バレエ音楽から組曲としてまとめられた「メデイア」も、現代的感覚ときどきロマン、な楽想が楽しめます。(2001/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559088

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    バーバー:ノックスヴィル「1915年の夏」/管弦楽のためのエッセイ第2番、第3番(ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管/オルソップ)

    今や最も注目される指揮者に成長したオルソップによるナクソスのバーバー・シリーズは、演奏・録音・選曲全てが絶好調。ここで特にお薦めしたいのが、録音が少ない「祝典トッカータ」。オルガンと管弦楽による豪壮な冒頭や、オルガン独奏のヴィルトゥオジックなカデンツァと、近代管弦楽曲ファンの耳を喜ばせるには十分な要素が詰まっています。独奏者に名手トロッターを起用しているのも注目。ソプラノ独唱が入る抒情的な「ノックスヴィル」や、それぞれワルター、オーマンディのために書かれた管弦楽のための「エッセー」第2、3番は、20世紀の管弦楽曲の名品として評価が確立されています。(2004/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559134