ベートーヴェン, ルードヴィヒ・ヴァン(1770-1827)
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2015年、突然不思議なメールを受け取ったというベテラン・ピアニスト、リサ・スミルノヴァ。それはオランダの企業からのメールで「以前、あなたがコンセルトヘボウで行った演奏がオランダのラジオ局のアーカイブに録音されており、こちらをリリースしたい」というものでした。およそ20年前の演奏をリリースすることについて、もちろん許可を与えないという選択もありましたが、彼女はまずベートーヴェンとプロコフィエフの関連性について熟考し、その2つの作品が「人生を叙事詩的に表現しており、彼女自身の人生においても重要な役割を果たしていることを確認、リリースを決断した」と言います。この録音は一切編集が加えられておらず、もちろんリハーサルの素材も含まれていない一期一会の熱演の記録。エキサイティングな演奏がお楽しみいただけます。(2016/12/21 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0077 |
「イタリアのマンドリンとヴァイオリン」(555050)に続くマンドリン奏者トルゲのアルバム。今作では古典派の4人の作曲家の作品を選び、ガット弦を使用し、豪華な装飾が施された19世紀仕様の楽器を用いて、名手ハンビッツァーとともに魅力的な演奏を披露しています。古典派のマンドリン曲の中で最高傑作とされるフンメル、ギャラント様式(装飾が少ない典雅な作風)で書かれたレオーネ、ポルトガルの知られざる作曲家フェリシアーノ、この3人のソナタと、20代のベートーヴェンが伯爵夫人ジョセフィーヌのために書いたマンドリンのためのソナチネ、どれもマンドリンとフォルテピアノの音が解け合った優美な作品です。(2018/11/21 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555112-2 |
古き佳きウィーンの香り高い、2つのオーボエとイングリッシュ・ホルンという、非常に特徴的な音色の編成による三重奏曲の3題です。ベートーヴェン作品は、87という作品番号にもかかわらず初期の作品で、明るい嬉遊感覚が前面に出ており、リラックスして楽しむことができます。お馴染みの旋律による「ドン・ジョヴァンニ」変奏曲も同時期、同趣向の作で、旋律が有名な分、さらにこの編成の面白さが際立っているように感じられます。もう一方の作曲家、ヴラニツキーは決して有名な存在ではありませんが、実はベートーヴェンやハイドンの友人であり、作品の出来映えからも、この両巨頭が一目を置いていたことが、よく伝わってきます。(2004/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554550 |
ベートーヴェン(1770-1827)の連弾作品は全部で5曲あり、そのほとんどは教育用として書かれたものです。低音部が先生(ベートーヴェン自身)、高音部が生徒によって演奏され、アンサンブルの練習として役立つものでした。Op.6は唯一の「ソナタ」であり、2楽章形式のシンプルなものです。2曲目は、彼の友人であったワルトシュタイン伯爵の希望で書かれたもの。3曲目は、彼の「不滅の恋人」テレーゼとヨゼフィーヌに献呈されています。その次の「行進曲」は彼のパトロンのために書かれたようです。最後の「大フーガ」だけは別格であり「弦楽器のための大フーガ」からの編曲です。このアルバムは、1枚目を現代楽器(YAMAHA)で演奏、2枚目を当時のフォルテピアノで演奏するという趣向が凝らされたもの。音色の違いや、ベートーヴェンの真意が伝わる好企画です。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
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カタログ番号 | :GP619-20 |
1942年にチェロの「神」になるはずであったE.フォイアマンが早世したあと、チェロ界に「王」として君臨したのはカザルスでした。ホルショフスキーやムーア、バウアー、シュルホフといった名伴奏ピアニストが常に座右にいましたが、もっとも相性が良かったのは、ホルショフスキーであったようです。二人の息が一心同体となったともいえる第5番の緩徐楽章における叙情性の気品高さ、続く最終楽章の困難なフーガの堅固な構築性はまさに圧巻とも云うべき箇所。そのボウイングについての解析すら研究対象になっているほどの名演です。華麗なブラームスのソナタは、チェロの求道者としてだけではなく、名人としての側面を見せています。(2002/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110949-50 |
19世紀の始め、スコットランドの熱心なアマチュア音楽家で出版業を営んでいたジョージ・トムソン(1757-1851)は「自国の民謡を普及するためにはどうしたら良いか」と考えます。そこで閃いたのは、当時ウィーンで活躍している作曲家たちに、民謡を編曲してもらうことでした。彼はスコットランドだけでなく、ヨーロッパ各地の民謡を採集し、ハイドンやプレイエル、そしてベートーヴェン(1770-1827)に編曲を依頼し、それを出版して大もうけを狙ったのです。トムソンがベートーヴェンに最初にコンタクトをとったのは1803年のこと。「アイルランド民謡を使ったソナタを書いて欲しい」という依頼に応えたベートーヴェン、すぐさまそれを仕上げ、トムソンに送ったのです。彼らのコラボレーションから生まれた作品は100作を越え、このアルバムのような「ヴァイオリン、もしくはフルートの伴奏付きのピアノ曲」だけでなく、声楽曲など多岐に渡っています。名フルーティスト、ガロワは当時の演奏法に基づき、このシンプルな曲たちに自由な即興や装飾を加えることで、珠玉の作品へと昇華させています。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573337 |
2015年、スペインで開催された「第57回ハエン国際ピアノコンクール」で優勝したのは、カナダのピアニスト、アナスタシア・リジコフでした。ウクライナ生まれの彼女は7歳の時にウクライナ国立交響楽団と共演しデビュー。"ウラディミール・ホロヴィッツ国際ピアノコンクール"で第1位を獲得、その後も数多くの国際コンクールで入賞。現在では20曲を超える協奏曲のレパートリーを持ち、30以上のオーケストラと共演、世界中から注目を集めています。この、ハエン国際ピアノコンクールの優勝記念として録音されたアルバムでは、ベートーヴェン、グリーグのソナタをメインに、スペインを代表するアルベニスを1曲、このコンクールで必須とされるスペイン現代作曲家の新作を1曲演奏しています。力強いベートーヴェン、叙情的なグリーグはもちろんのこと、初めて耳にするクルス=ゲバラの作品に漂う神秘的な響きも余すところなく伝えています。(2016/12/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573725 |