ベートーヴェン, ルードヴィヒ・ヴァン(1770-1827)
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フルトヴェングラーの「英雄」と言えばあまりに有名な「ウラニア盤」がありますが、それに続いて録音されたSP盤のCD復刻です。「ウラニア盤」よりも遅め、52年11月26/27日にスタジオ録音されたEMI盤よりもほんのわずか早めのテンポを取っています。この録音は第2楽章の冒頭部分4分39秒まで(SP盤1枚に相当する分)が49年2月の収録に差し替えられていますが、これは47年時の収録が4分53秒かかっており、そのため当時のオートチェンジャー付きのSPプレーヤーの作動に支障をきたしたため、時間が短くなるように再録音したと言われています。このCD復刻に際しても、他の復刻版と同様に該当部分は49年のものが充当されています。(2006/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110995 |
1908年から1927年までの19年間、ウィーン・フィルの常任指揮者としてタクトを振ったワインガルトナーですが、ベートーヴェンの交響曲録音に取りかかったのは、その地位を辞任した後に当たります。実質は1939年までウィーン・フィルを指揮し続け、その間にベートーヴェンの交響曲全曲録音として歴史に名を残したのでした。その第2弾は、いまや伝説ともなっているウィーン・フィルとの「英雄」と4番のカップリングです。とりわけ「英雄」は現代の演奏公準に照らし合わせてもモダンで、彼が生きた時代を考慮に入れると、いかにワインガルトナーが偉大な改革者であったか推察することが出来ます。(2003/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110956 |
「ワーグナー楽派の指揮」には、前世紀のロマンティックな感情過多、あるいは力技の解釈、そんなイメージがつきまといがちではないでしょうか。そんな先入観を見事に打ち破るのがこのCDです。メカニカルな正確さとスピードを金科玉条とする近年のオケと指揮者には不可能であろう、細部の入念な仕上げ、各主題の際立たせかたの妙技は嘆息ものです。ハンス・リヒターやアントン・ザイドルらの影に隠れがちなプフィッツナーですが、この「エロイカ」はまごうことなき、録音至上、最上位に位置する傑作です。(2000/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110910 |
名演として名高いクレンペラーの“英雄”1955年録音の復刻です。彼の演奏の特徴として「ゆったりとしたテンポ」が挙げられますが(晩年になるほどその傾向は強い)この壮年期の録音でも、ハイテンションな音楽の作りのなかに音の一つ一つを噛みしめるような表現は見てとれます。いつものことながらオーバート=ソーンの復刻は見事な限り。もともと状態の良い音が更にくっきりと立ち現れます。(2009/02/25 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111303 |
ミュラー=ブリュールによるベートーヴェンの交響曲第2弾は、いずれも壮大なパワーに溢れた天下の名曲「英雄交響曲」と序曲類3曲のカップリングです。重厚長大なアプローチも似合う曲たちではありますが、やはりミュラー=ブリュールは一味違った、機動性重視のキビキビ路線をひた走ります。何と快活な「英雄」なのでしょう! モダン楽器ではありながら小編成で、古楽奏法的な要素が多分に取り入れられており、通常の演奏以上に、声部の絡み合いや和声の美しさが強調されています。ベートーヴェンの書いたスコアの細部の面白さが、自然体で引き出されていくのには、目から鱗が落ちる思いです。(2005/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.551229 |