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ベートーヴェン, ルードヴィヒ・ヴァン(1770-1827)

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    ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、第6番「田園」(ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア/ドラホシュ)

    クラシック音楽を聞くなら、何は無くても「運命」と「田園」は聞いておきたいもの。ナクソスが自信を持ってお薦めするのがドラホシュ指揮の演奏です。ベートーヴェンの生きた時代により近い規模の小さなオーケストラが、ありがちな妙に力んだ演奏にならず、今風に爽やかな音を聞かせてくれます。これならベートーヴェンと普段着でつきあえます。現代の大オーケストラでは埋もれてしまう楽器が、変わったバランスで聞こえてきて新鮮な楽しみを与えてくれるので、かなりベートーヴェンを聞き込んだ方にもお薦めします。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554061

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    ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、第7番(フィルハーモニア/クレンペラー)(1955)

    堅忍不屈の意志をもって、身に降りかかる禍に屈せず送った生涯と同様、クレンペラーの生みだす音楽は、常に堅固でゆるぎないものでした。奇をてらわず、表層の演奏効果には目もくれず、スコアに真正面から向かい合った硬派な演奏の最右翼ともいえるこの「運命」。ベートーヴェンがわずかなモチーフから紡ぎ、展開させて巨像を築いていくさまが、あたかも青写真を手に取り眺めるように聴き取ることができます。第7はモノラル盤の復刻。「舞踏の聖化」とはいえ、こちらもいたずらに浮足立つことのない荘重な趣で、あたかも重装歩兵の舞のよう。いずれもフィルハーモニアとの最強のタッグとして残された遺産です。(2007/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111248

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    ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、第7番(ダラス響/ズヴェーデン)

    (2012/07/25 発売)

    レーベル名:DSO Live
    カタログ番号:DSOLive001

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    ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、第7番(ベルリン国立歌劇場管/R. シュトラウス)(1926-1928)

    指揮者としても活躍したシュトラウス。行き過ぎたロマン主義の是正者として音楽史的にも貢献したのでした。その足跡の一つがこのCDですが、あまりに感傷味を排した速いテンポ、7番の4楽章に見られる大幅な省略に、賛否両論があるのも確かです。ともあれ偉大なるオペラ作曲家、オーケストレーションの魔術師であるシュトラウスが、時代の流れにくさびを打つために、古典派の2大交響曲にいかなる解釈を施したか、歴史的な検証としても注目すべき一枚です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110926

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    ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」序曲(ベルリン・フィル/フルトヴェングラー)(1937-1939)

    戦前の交響曲の録音の中で、必ずやトップクラスの評価を得るのが、フルトヴェングラーの「第5」’37年盤です。’38年盤のように原盤の欠落もなく(ちなみにその欠落はこの’37年盤で補われています。)、また演奏自体も融通無碍のオケが彼の指揮にぴたりと付き従っていく、非常に緊張感の高い優れたものです。自作の交響的協奏曲の美しいアダージョは、フルトヴェングラーのメロディーメーカーとしての才をうかがわせる叙情的な作品。ワーグナーの「聖金曜日…」の原盤第3枚目は米RCA盤と同じく、Matrix2746-2Aを使用しています。(2004/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110879

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    ベートーヴェン:交響曲第5番/シューベルト:交響曲第8番「未完成」(読売日本交響楽団/近衛秀麿)

    激動の昭和史の中で、音楽家として、時の首相・近衛文麿の弟として、ヨーロッパを舞台に活躍した近衛のヒューマンな実像が鮮烈に描かれます。音楽ファンのみならず、多くの視聴者が近衛秀麿に興味を抱くことと思います。解説書本文20ページ、「戦火のマエストロ」の著者、菅野冬樹氏の特別寄稿を掲載。ほかに宇野功芳、藤田由之、戸川幸夫の解説付きです。番組全体のテーマとして流れる「未完成」に、「運命」をカップリング。オリジナル、アナログマスターテープから192kHz/24bitマスタリング、ダイナミック・レンジの幅が広く、楽器のテクスチャを細かく捉えた優秀録音(ステレオ)です。(2015/08/12 発売)

    レーベル名:Naxos Japan
    カタログ番号:NYCC-27292

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    ベートーヴェン:交響曲第5番、第6番「田園」(ウィーン・アカデミー管/ハーゼルベック)

    【ウィーンの歴史的会場で聴く「初演時の響き」、ついにこの2大傑作へ!】楽聖ベートーヴェンの活躍地ウィーンを拠点に、作曲家生前の楽器と奏法を徹底して採用するのみならず、初演時ないしその同時代の音響環境を今に残している会場で演奏することによって、作曲者の同時代人たちを驚かせたオリジナルの響きに立ち返る――マルティン・ハーゼルベック率いるウィーン・アカデミー管弦楽団によるAlphaレーベルでのReSound Beethovenシリーズも、ついに佳境へ。作曲家生誕250周年を記念するがごとく、1808年の伝説的演奏会でともに初演された第5・6交響曲の真相に迫ります。「傑作の森」と呼ばれるほど名曲が多いベートーヴェン中期の作品のなかでも、とりわけ注目すべきは1808年の冬、アン・デア・ウィーン劇場で同夜に相次いで初演された二つの交響曲でしょう。当の歴史的演奏会は練習時間の不足もあって大失敗だったそうですが、作品の魅力に人々が気づくのにはその後そう時間はかかりませんでした。ハーゼルベックは200年の歴史で改装も相次ぎ当時とは姿を変えてしまった“因縁の会場”アン・デア・ウィーン劇場を避け、当時から現存するニーダーエスターライヒ宮殿で少数精鋭の演奏編成を率い、作曲家の雪辱を果たさんと本盤の収録に臨みました。作曲家・指揮者・演奏陣とともに2大傑作の誕生を追体験するスリリングな古楽器演奏、記念年ならではのリリースから目が離せません!※ ハーゼルベックとウィーン・アカデミー管弦楽団2017年来日公演に於ける、今アルバム収録曲のテレビ再放送の予定がございます。2020年2月21日 午前5時~5時55分 NHK BSプレミアム 「クラシック倶楽部」 交響曲第6番第1楽章、交響曲第5番(全曲)(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA479

  • ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、第1番(ザグレブ・フィル/エトリンガー)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550179

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    ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」/「エグモント」序曲(読売日本交響楽団/近衛秀麿)

    8月にNHK BS-1 にて放送された「戦火のマエストロ・近衛秀麿~ユダヤ人演奏家の命を救った男」。この番組への反響は凄まじいものであり、すぐさま再放送も決定、地上派での放送も予定されています。深い音楽への情熱はもちろんのこと、その真摯に生きる姿は多くの人の心を掴み、また現代に生きる人にも希望を与えてくれたことは間違いありません。そんな近衞秀麿が読響を振ったベートーヴェンの復刻第2 弾の登場です。激烈な「運命」に比べると比較的穏やかな表情を持つ「田園」ですが、近衞の指揮はまるで曲全体をいとおしむかのようなものであり、もちろん細部にいたるまで目の行き届いた彼らしい演奏となっています。今回も解説書には「戦火のマエストロ」の著者、菅野冬樹氏の特別寄稿を掲載。前作に続く感動秘話はここでしか読めません。ほかには息子である近衞秀健(作曲家)、宇野功芳のプログラムノートが収録されています。(2015/09/23 発売)

    レーベル名:Naxos Japan
    カタログ番号:NYCC-27293

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    ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」/カンチェリ:Dixi (バイエルン放送合唱団&交響楽団/ヤンソンス)

    ギア・カンチェリがベートーヴェンのオマージュ作品として書き上げたのは、「第9」をさらに発展させたオーケストラと合唱、独唱のための作品でした。とは言え、使われている歌詞はシラーのような長いものではなく、20分ほどの曲の中にほぼ50の短いラテン語のフレーズが並べられているというもの。各々の言葉がまるで突き刺さるかのように激しい口調で歌われていきます。本来は第9の後に添えられるのがふさわしいのでしょうが、ここでは敢えて、牧歌的な第6番とともに。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900136