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ベートーヴェン, ルードヴィヒ・ヴァン(1770-1827)

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    ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番、第5番(クリーゲル/ティシュマン)

    2曲のチェロ・ソナタは、ベートーヴェン晩年の傑作群の嚆矢となる充実の作です。たくましい力感と渋い味わいのバランスもよく、この時期に大いにこだわりをみせた、フーガの手法を取り入れた楽章があることでも注目されます。また、ヘンデルの主題による変奏曲は表彰式のBGMなどとしても有名な「あのメロディー」が主題なだけに親しみやすさは満点です。そして最後の二重奏曲、ヴィオラとチェロという特異な編成と、何やら意味不明風のタイトルが目を引き珍曲風情満点ですが、実は眼鏡をかけた友人達のために書かれたためというのがその由来、ちょっと地味でユーモラスな音色による、肩の凝らない楽想がなかなか魅力的です。(2004/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555787

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    ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集(アルトシュテット/ロンクィッヒ)

    【ピリオド楽器とウィーン古典派に見識あり。今最も旬な二人によるベートーヴェン!】2018年にはアイゼンシュタット・ハイドン・フィル(旧オーストリア=ハンガリー・ハイドン・フィル)とともに来日し、ピリオド奏法への適性をぞんぶんに活かしたハイドン解釈で絶賛を博したアルトシュテット。さまざまなレーベルからリリースされてきた多彩なレパートリーでも、若々しい勢いと明敏・明晰な作品理解を示し、1作ごとに瞠目させられる21世紀最前線の俊英チェリストがAlphaから新録音を発表!しかも記念年に合わせてベートーヴェンのソナタ全集、そのうえパートナーは百戦錬磨にして近年さらなる新境地を見せつつあるロンクヴィヒというのは、今まさに聴きたいベートーヴェン演奏の極致といってよいでしょう。ベートーヴェンは生前さまざまなチェロの名手と接しながら、初期・中期・後期とそれぞれの時代に、自家薬籠中の楽器であるピアノとの二重奏作品を書いています。その創意の真相は、作曲家生前のモデルによる楽器を然るべき奏法で鳴らしてこそ初めて浮かび上がるところ。20世紀末以来、現代楽器でもウィーン古典派やシューベルトの解釈で圧倒的な成果をあげ、ピリオド楽器にも抜群の適性をみせるロンクヴィヒはここで、ベートーヴェンが晩年所有していたものと同時期・同製作者のフォルテピアノ(C.グラーフ)を使用。グヮダニーニのチェロを縦横無尽、古典期の弓と奏法で奏でるアルトシュテットは15年来の共演仲間で、阿吽の呼吸が映える充実した演奏を存分に味あわせてくれます。Alphaならではの記念年リリースといえます。(2020/04/24 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA577

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    ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集(ニッフェネッガー)

    (2010/05/01 発売)

    レーベル名:Divox
    カタログ番号:CDX-25212-13-2

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    ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品集(ベルガー/ヘーエンリーダー)

    ベートーヴェンのチェロのための全ての作品を、ユリウス・ベルガーとマルガリータ・ヘーエンリーダーとが演奏したアルバム。2人は最新の原典版スコアを用いて作品を徹底的に研究。ベートーヴェンについてのカール・チェルニーやヴァイオリニストであり音楽学者でもあったルドルフ・コーリッシュ、作家ロマン・ロランや音楽評論家エレオノーレ・ビューニングなどの文献を読み議論を重ね、作品の本質を模索しました。頂点は見えてもそこに到達することができない芸術の道を二人は人生に例え、ベートーヴェン作品を研究・演奏を重ねることで共に成長することができると語っています。(2020/07/22 発売)

    レーベル名:Solo Musica
    カタログ番号:SM338

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    ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集(ルンメル/グッテンベルク)

    paladino musicレーベルで中心的役割を担うチェリスト、マルティン・ルンメルによるベートーヴェン(1770-1827)のチェロのための作品全集です。彼は名チェリスト、ウィリアム・プリースに教えを受け、世界中で活躍し、また教師としても高く評価されています。この2枚組は、ベートーヴェンのチェロ・ソナタと変奏曲を全て網羅するもので、それまではチェロが添え物として扱われてきた「チェロ・ソナタ」の歴史を大きく塗り替えたと言われる、充実した内容を持つベートーヴェンの作品を、ルンメルは悠然と演奏しています。(2012/04/11 発売)

    レーベル名:Paladino Music
    カタログ番号:PMR0011

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    ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲集(シェルバコフ)

    ピアノ音楽の新約聖書とまでいわれる、全32曲のソナタを書き終えた最晩年のベートーヴェンが、それでも前進を止めず取り組んだ金字塔が、畢竟の大作「ディアベッリ変奏曲」です。フーガを含み全部で33にも及ぶ変奏と終曲は、内容の多彩さと深みにおいて比類がなく、まさにベートーヴェンの全てが凝縮された小宇宙といった様相を呈しています。演奏時間は1時間弱という長大なものながら、退屈とは無縁の充実した音楽となっています。一方他の2曲は、誰しも耳にしたことのあるポピュラーなメロディーをもとにした、ベートーヴェン23才時の親しみやすい作品で、肩の力を抜いて楽しめます。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554372

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    ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲/11のバガテル(トルビアネッリ)

    (2020/01/17 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99016

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    ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲(オコーナー)

    1947年アイルランド、ダブリンに生まれたベテラン・ピアニスト、ジョン・オコーナー。ダブリン大学でカルロ・ゼッキらに師事、更に1971年ウィーン音楽アカデミーでディーター・ウェーバーとヴィルヘルム・ケンプから教えを受けました。様々なコンクールを制覇し国際的な演奏活動を行う傍ら、教育者としても優れた成果をあげています。幅広いレパートリーを持ちますが、なかでも母国の作曲家ジョン・フィールドの夜想曲全集は非常に高く評価されています。また、1973年に開催されたベートーヴェン国際ピアノコンクールで第1位を獲得した経験を持つオコーナーにとって、ベートーヴェンのソナタと協奏曲は得意中の得意であり、何度も演奏し、録音もありますが、今回の「ディアベリの主題による変奏曲」は円熟期を迎えたオコーナーの新たな境地を切り開く演奏です。(2016/10/28 発売)

    レーベル名:Steinway and Sons
    カタログ番号:Steinway30054

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    ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲(ヘルムヒェン)

    ドイツ古典派からメシアンまでの幅広いレパートリーを得意とし、繊細な音色で聴く者を魅了し続けるヘルムヒェン。今後はALPHAレーベルへ集中的にベートーヴェンを録音する予定であり、この「ディアベリ変奏曲」はそのスタートとなるアルバムです。この曲について「人間の内面、心の奥底の感情、風刺や哲学を介して巡る旅路」と語るヘルムヒェンの演奏は、変奏の一つ一つが傑作として浮かび上がるほどの強い説得力を持っています。(2018/06/29 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA386

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    ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲集 Op. 120 (バターズビー)

    ベートーヴェンは晩年に変奏曲形式への偏愛を見せましたが、「ディアベリ変奏曲」はその規模と内容の高度さにおいて、(ピアノ)変奏曲の歴史において、演奏者と聴衆を畏怖せしめる巨大な一里塚として聳え立つ存在です。この大作を、同一の奏者が、モダン・ピアノとベートーヴェン時代の楽器の複製フォルテピアノの双方で録音する、空前の試みが当盤です。もちろん、それぞれの楽器の特性による聴感の違いはあり、それ自体も当盤の聴き所ではあるのですが、それだけでなく、どちらの楽器を用いた演奏においても、卓越した音楽として実現されるということもまた、了解されることではないでしょうか。(2005/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557384-85