ベートーヴェン, ルードヴィヒ・ヴァン(1770-1827)
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ドイツ国内の高名な医師一家に生まれ、6歳から音楽の勉強を始めたジャン=ニコラ・ディアトキン。1989年からクラウディオ・アラウの弟子ルート・ネイエに師事、1994年にはナディア・ブーランジェの弟子、ナルシス・ボネから教えを受け研鑽を積みました。最初は歌手の伴奏者として活動をはじめ、1999年頃からはソリストとしても活躍。作品の本質を伝えるピアニストとして高く評価されています。このアルバムは2012年の録音で、確かな技巧に支えられた悠々たる「ワルトシュタイン」と、それぞれの小曲の個性を際立たせた「謝肉祭」を楽しめます。(2021/10/22 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM373 |
4歳の頃、ラベック姉妹の演奏する「パリのアメリカ人」で音楽に目覚めたというアメリカのピアニスト、ケイティ・メイハン。個性的な解釈と情感豊かな表現で知られる彼女の今回のアルバムは、ベートーヴェン・イヤーにちなみ、大作曲家が最後に残したピアノ曲「6つのバガデル」と、後期三大ソナタ一つの第30番、そして中期の大傑作「熱情」を組み合わせるという意欲的なもの。「アパッショナータ(熱情)」をキーワードに、熱のこもった快演を聴かせてくれます。(2020/07/17 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30161 |
「クラウディオ・アラウは、幅広い芸術と文学知識によって、思慮深く音楽を解釈し、その中心部に到達しようとしていました。」(ジョナサン・サマー)
チリで生まれアメリカを中心に活躍したピアニスト、クラウディオ・アラウ(1903-1991)。彼は1921年に初の録音を行ってから、1980年代のデジタル時代までの長い経歴を、録音の進化とともに過ごして来たと言えるでしょう。彼が得意としたのはベートーヴェン、リスト、シューマンであり、またモーツァルトやブラームスでも独自の世界を切り開き、その演奏は非常に高く評価されています。1950年代には最初のベートーヴェンのピアノ協奏曲全集の録音を成し遂げ、1960年代には同じくベートーヴェン(1770-1827)のソナタ全集も録音を完成させています。この演奏は、そんな頃にストックホルムで収録されたもので、レコーディング・スタジオで録音された音楽とはまた違う即興性溢れたライブ録音です。ここには自由な精神が横溢した、明晰で揺るぎないベートーヴェン像があります。(2014/05/28 発売)
レーベル名 | :ICA Classics |
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カタログ番号 | :ICAC5122 |
名手ランジェルによるベートーヴェンの最後の5つのソナタ集。曲によって全く違う表情を見せる彼のピアノが見事です。ハンマークラヴィーアでは華やかな響きを極めつつ、第31番ではまるで晩秋の澄み切った空を思わせるかのような、ウエットな響きを紡ぎだすランジェルの演奏を聴くと、従来のスタインウェイの音色に抱いているイメージが変わってしまうかもしれません。「ディアベリのワルツによる変奏曲」はランジェルが得意としている曲で、このある意味“粘着系”とも言える徹底的な主題の展開を、彼は見事に追跡かつ解析することに成功しています。6つのバガテルも聴きものです。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30007 |
【2015年ベートーヴェン・コンクールの覇者ゴリーニ第2弾】イタリアに生まれアルフレート・ブレンデルに師事し、2015年ボン・ベートーヴェン国際コンクールで第1位と聴衆賞を獲得したフィリッポ・ゴリーニ。その後発売されたファースト・アルバムでは大胆にも『ディアベリ変奏曲』を演目に選び(ALPHA296)、ディアパソン誌、BBC、ル・モンドでいずれも高い評価を得ました。満を持して発売となった第二弾は「ハンマークラヴィーア」とベートーヴェン最後のソナタ。現在20代前半のゴリーニにとって、ベートーヴェンは人生の逆境に立ち向かう勇敢さを象徴するもので、深く心を揺すぶられる存在だといい、後半のピアノ・ソナタにはそういった物語を特に感じるとのこと。その強い思いが、若さと力強さが漲る力演を生みました。(2020/01/24 発売)
レーベル名 | :Alpha |
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カタログ番号 | :ALPHA591 |
コルスティックの演奏するベートーヴェン(1770-1827)、この第10集は名作「ハンマークラヴィーア」と小品集。演奏が非常に困難とされるこの第29番のソナタは、当時目まぐるしい発展を遂げていた鍵盤楽器の中で、とりわけベートーヴェンが心惹かれた2台のピアノを用いて作曲されていて、今後も鍵盤楽器が発展していくことを予想したベートーヴェンが、敢えてフォルテピアノではなく「ハンマークラヴィーア(ドイツ語のピアノの意)」というタイトルを付けたとされています。本来ベートーヴェンはこの第29番だけでなく、作品101のソナタ全てにこのタイトルを記すようにと出版社に手紙を送っていますが、なぜか今ではこの曲だけがこう呼ばれています。曲はあまりにも大規模であり、随所に難所があるというピアニスト泣かせの曲。しかしコルスティックは何の苦もなく弾ききっています。小品も全て味わい深いのですが、最後におかれたロンド・カプリッチョが秀逸。(2012/12/19 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC663 |
着々と進行してきた、ミヒャエル・コルスティックのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集がここに完結しました。ほぼ14年に渡って録音された32曲のソナタからは、コルスティックの音楽的な熟達も感じ取れることでしょう。とりわけ、この最後の「3大ソナタ」は深淵の極地です。秋の日を思わせる諦観に満ちた第30番の3楽章、美しい音の粒が際立つ31番の冒頭、第32番の悲劇的なアダージョと、全てを振り切ったかのような静かな明るさに満ちた第2楽章。ベートーヴェン演奏の歴史の一つのモニュメントがここにあります。 ( 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC664 |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2012.08.22 |