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ベートーヴェン, ルードヴィヒ・ヴァン(1770-1827)

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 1 - 第1番、第5番「幽霊」/変奏曲 Op. 121a/アレグレット WoO 39 (トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン)

    1999年に設立され、北欧の音楽界で20年近くに渡り中心的な役割を果たしてきた「トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン」。現代音楽やロマン派の作品を得意としてきたアンサンブルですが、ついにベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音に取り組みました。この第1集には第1番となる変ホ長調と、第5番「幽霊」、第11番となる「私は仕立て屋カカドゥの主題による10の変奏曲」1812年に作曲された変ロ長調(アレグレット楽章のみが残存)、この4曲が収録されています。3人の奏者が旋律を対等に歌い上げる親密で息のあったアンサンブルです。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100081

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 1 - ピアノ三重奏曲第5番、第6番/創作主題による14の変奏曲変ホ長調(ジリオン・トリオ)

    自らが優れたピアニストであったベートーヴェン、残されたピアノ三重奏曲は、数こそ多くありませんが、いずれもスグレモノといえましょう。当盤のメインとなる第5・6番、すなわち作品70の2曲は、「運命」や「田園」とほぼ同時期の作曲ということからもうかがわれるように、ベートーヴェンの覇気が感じられる傑作となっています。そのニックネームの由来ともなっている「幽霊」の第2楽章の「出そうな雰囲気」も、溢れる才気ならではのユニークな書法というべきでしょう。その他の楽章も、三つの楽器が大いに主張しあい、漲る力感には圧倒されます。併録の変奏曲も習作期の作品とはいえ(作品番号は大きいですが)、立派な出来栄えです。(2005/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557723

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 2 - ピアノ三重奏曲第1番、第2番、第9番(ジリオン・トリオ)

    「ベートーヴェンの作品番号1は何でしょうか?」というクイズに正答できる音楽ファンは意外と少なく、実際に耳にした経験を持つ方はさらに少ないのではないでしょうか。もちろん本当に最初の作品というわけではありませんが、公式デビュー作として世に問うたのがこれら作品番号1のピアノ三重奏曲集です(当盤は3曲中2曲を収録)。いずれもかなりの規模を持ち、ピアニスト・ベートーヴェンの腕前も存分に発揮できるように書かれています。彼のお気に入りの調である、変ホ長調が選ばれている点も興味を引く点です。後の大成を大いに予感させる、若きベートーヴェンの颯爽たる音楽は、実に気持ちの良いものとなっています。(2007/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557724

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 2 - 第2番、第6番(トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン)

    昨年リリースされた第1集が高く評価されたトリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲンによるベートーヴェン。第2集に収録されているのは23歳の作品であるOp.1-2と中期の作品Op.70の2曲です。彼らは北欧の音楽シーンの最前線に位置するアンサンブルで、20年近くに渡り活躍し数多くの賞を受けているヴェテランです。このベートーヴェンでも親密で息のあった演奏の中に、独自の解釈を施した素晴らしい音楽を聴かせています。(2018/10/31 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100091

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 3 - 第3番、第7番「大公」(トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン)

    2019年に創立20周年を迎える「トリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン」。韓国出身の2人の姉妹と、チェリストのソキュンの夫でデンマーク出身のピアニスト、エルヴェキールをメンバーとするアンサンブルは、デンマークの現代作曲家ノアゴーから作品の献呈を受けたり、サンドストレムの70歳の誕生日を記念した作品「トリプル・コンチェルト」を初演するなど現在スカンジナビア半島を中心に活躍しています。彼らは現在ベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音を進めており、この第3集では初期の第3番と、円熟期の「大公」を収録。1793年に書かれた若きベートーヴェンの意欲作、第3番はあまりにも先進的な作品だったためか、ハイドンから「出版は控えた方がよいのではないか」とアドバイスされたという曲。第7番は1811年、ルドルフ大公に献呈されたため「大公」と呼ばれる優雅な曲。トリオ・コン・ブリオは、この2曲の性格の違いを際立たせながら、温かみのある色調でベートーヴェンの情熱を伝えています。(2019/07/26 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100101

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 5 - 第7番、WoO 38/「仕立て屋カカドゥ」の主題による変奏曲(ジリオン・トリオ)

    ベートーヴェン(1770-1827)の数多い室内楽作品の中でも、とびきりの人気を誇るのがピアノ三重奏曲第7番「大公」です。この大公とはベートーヴェンの弟子でありパトロンだった貴族で、1803年頃に知り合って以降、1824年までの20年あまり交友関係にあり、ベートーヴェンは彼のために、この「大公」をはじめ、ピアノ・ソナタ「告別」や「ミサ・ソレムニス」など14曲を献呈しています。大公自身も作曲を行った上に、優れたアマチュア・ピアニストであり、ベートーヴェンが心から信頼を寄せた数少ない友人の一人であったことは間違いありません。このアルバムは、その「大公」をメインに、第9番とされている変ホ長調の作品と、むやみに重苦しい前奏がついた楽しい変奏曲である第11番を収録。見事さの中にも、ベートーヴェンのちょっとリラックスした表情が見えるステキな1枚に仕上がっています。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572343

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 3 - ピアノ三重奏曲第3番/交響曲第2番(ジリオン・トリオ)

    ベートーヴェンの初期の名作であるこのピアノ三重奏曲第3番は、1795年に公表され、カール・リヒノフスキー侯爵に捧げられました。リヒノフスキーはモーツァルトと同じ年に生まれ、友人、弟子として、そして高い音楽的素養を持った愛好家です。そしてモーツァルトの死後、ベートーヴェンがウィーンに来た際には自らパトロンを買って出て、田舎者丸出しのベートーヴェンを持ち家に住まわせハイドンの指導を受けるように取り計らったのでした。そんな時期に書かれているものですから、ハイドンの影響は至るところに感じられますが、それ以上に、反骨心とプライドの高さも感じられる愛すべき作品と言えるでしょう。交響曲第2番は1802年に書かれ、こちらもリヒノフスキーに献呈されています。耳の疾患に悩まされ始めた時期の曲とは思えない楽天的な明るさが漂っています。(2009/08/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570255

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 4 - クラリネット三重奏曲集(ピアノ三重奏曲第4番、第8番)(ハウスマン/クリーゲル/ティシュマン)

    ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第4集は、クラリネットを含む2つの作品です。七重奏曲から編曲された三重奏曲は、1799年に初演され、1800年には慈善コンサートで演奏されました、この時はモーツァルトやハイドンの作品と共にこの曲を演奏、すぐさま大きな反響を呼んだそうです。あまりの人気で色んなアレンジが施されたため、ベートーヴェン自身が「著作権侵害」(当時はまだこんな言葉はない)を心配して、出版者に早く出版するように持ちかけたそうです。とはいえ、彼自身もこのように編曲していたのですが・・・)。もう一つの曲は「街の歌」として知られる有名な作品です。簡潔な形式の中に充実の音楽が詰まった名作で、クラリネットの艶やかな音色で演奏されると、また違った味わいが感じられます。第1集(8.557723)、第2集(8.557724)、第3集(8.570255)も好評発売中です!(2010/07/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570943

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集 1 (グールド・ピアノ・トリオ)

    イギリスの名手たちをメンバーとする「グールド・ピアノ・トリオ」によるベートーヴェンのピアノ三重奏曲全集、シリーズ第1集。全てライヴ公演の収録であり、ここで選ばれているのは、1795年に出版された第2番、「幽霊」のタイトルで知られる第5番、第10番とも呼ばれる「14の変奏曲」と単一楽章の「アレグレット」の4曲です。チェロとヴァイオリンの温かい響きと絶妙なピアノの音が相俟って、素晴らしい音楽が展開されています。(2019/03/29 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0114

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    ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集 2 (グールド・ピアノ・トリオ)

    グールド・ピアノ・トリオによるベートーヴェンピアノ三重奏曲全集の第2集。フィレンツェとメルボルンで開催された2つの国際室内楽コンクールで第1位を獲得し、以降、イギリスを拠点にヨーロッパとアメリカで活躍を続けるグールド・ピアノ・トリオ。メンバーのピアニスト、ベンジャミン・フリスが得意とするメンデルスゾーンやフンメルなど数多くのレパートリーを持ち、緊密な演奏を繰り広げるアンサンブルです。この日の演奏は1791年に完成された変ホ長調の三重奏曲でスタート。3曲それぞれの曲の良さを生かし、見事なアンサンブルで聴かせます。(2019/03/29 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0120