ベートーヴェン, ルードヴィヒ・ヴァン(1770-1827)
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グールド・ピアノ・トリオによるベートーヴェンピアノ三重奏曲全集の第3集。今回のライヴは、数多くのオーケストラとの共演で知られるクラリネット奏者ロバート・プレーン(NAXOS盤「フィンジ:クラリネット協奏曲・・・8.555366」のソリストでもある)を迎え、クラリネット三重奏曲を中心に演奏。美しいカンタービレを駆使したゆったりとした響きが印象的なベートーヴェンです。「仕立て屋カカドゥ」の主題による変奏曲とロンドでの、変幻自在な表現にも注目。熱狂的な拍手が聴衆たちの興奮を伝えています。(2019/03/29 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD0135 |
神童というと、どうしてもモーツァルトを思い浮かべてしまいますが、15 歳にしてこんなに見事なピアノ四重奏曲を書いたベートーヴェン(1770-1827)だって、紛れもない神童に違いありません。例えばハ長調の曲の第1 楽章。冒頭こそハイドンや、モーツァルトの面影を感じさせますが、展開部で劇的に短調に転ずるところなどは、まさしくベートーヴェンそのもの。(ちなみにあの名ピアニスト、アルゲリッチも愛奏している作品です)。またアダージョで始まる変ホ長調の第1 楽章は瞬間的にですが、ピアノ協奏曲第3 番の第2 楽章を思わせてもくれるほどの悩ましい音楽です。第3 楽章で各々の楽器が自由に歌い交わすところなども、抱きしめたくなるほど魅力的です。(2009/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570998 |
幼い頃より音楽の才能を発揮、父親の厳しい指導にも耐えその才能を伸ばしていったベートーヴェン。13歳の頃には、すでに「新しいモーツァルト」として歓迎され、室内楽作品を中心に様々な作品を書き始めました。その中でも最も初期に書かれたのが、1785年頃の「3つのピアノ四重奏曲」です。当時のパトロン、ヨハン・ゴットフリート・マスティオーの依頼によって作曲された3曲で、全体的にはモーツァルトの影響が大きく、とりわけ1781年にモーツァルトが発表した「6つのヴァイオリン・ソナタ」をモデルにしているとされますが、ところどころ、後のベートーヴェンらしさも感じさせるドラマティックな作品となっているのが特徴です。なかでも、第1番はゆったりした第1楽章で始まり、そのまま激しい第2楽章に突入、第3楽章は変奏曲が置かれるなどユニークな作風を見せ、ベートーヴェンの溢れる才能を示しています。歴史的楽器(復元も含む)による初のアルバムです。(2020/01/24 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7854 |
このアルバムに収録されているのは、ベートーヴェン(1770-1827)の初期の作品であり、あまり演奏される機会のないものばかりです。作品番号に表示されている「Wo0」というのは"Werke(作品) ohne(なし) Opuszahl(出版番号)"の略で、作品番号が付けられていないことを表すもの。そもそも、自作に番号をつけたのはベートーヴェンが初めてと言われていますが、彼自身が番号を付けたのは、その作品のごく一部であったため、膨大な「番号なし」の作品については、1955年になって音楽学者のG.キンスキーとH.ハルムがこれらを整理し、作品目録をつけたというわけです。この中のWo038の三重奏曲は、しばしばクラリネット三重奏曲としても演奏される快活な曲です。ピアニストのミラナ・チェルニャヴスカはウクライナ生まれ。独奏者としても室内楽奏者としても素晴らしい才能を発揮しており、ヴァイオリニストのバティアシヴィリとの共演アルバムを始め、数多くの奏者たちとのアンサンブルで知られる人です。(2013/09/25 発売)
レーベル名 | :Divox |
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カタログ番号 | :CDX-20704 |
ベートーヴェンは、32のピアノ・ソナタを始めとする数多くのピアノ曲を作曲しました。この世界初録音を数多く含むアルバムでは、彼が折々に作曲したほんの1~2分の小品や、変奏曲、カノンをはじめ、モーツァルトのピアノ協奏曲へのカデンツァや、自身のヴァイオリン協奏曲のためのカデンツァなどの重要な作品の他、「エリーゼのために」の第2稿や断片まで36曲を網羅。これらはほとんど耳にする機会がありませんが、最も初期の作品にでさえユニークな作風が溢れており、ベートーヴェンの才能が顕著に現れています。(2020/02/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574131 |
ベートーヴェンの知られざる作品を集めた1枚。彼はその生涯に大量のピアノ曲を書きましたが、このアルバムに収録された作品のほとんどは「WoO番号」(作品番号を持たない作品)が付けられており、未出版、もしくは未完成に終わったものです。冒頭の「騎士のバレエ」のための音楽は、1791年頃に彼の庇護者ヴァルトシュタイン伯爵のために作曲されたもの。バレエのあらすじそのものは失われてしまいましたが、音楽はオーケストラ版とピアノ編曲版が残されており、内容を推測することが可能です。さまざまな場面を「ドイツの歌」が繋いでいくというシンプルな構成の楽しい組曲です。2部からなる「ウェリントンの勝利」はオーケストラ版が知られていますが、本来は「パンハルモニコン=軍楽隊のさまざまな音色を出せる自動演奏楽器」のために書かれた作品ですが、ここではベートーヴェン自身によるピアノ版が演奏されています。曲の途中で大砲の音が聞こえてくるというユニークな仕掛けを聴くことができます。他には変奏曲や行進曲などの小品も収録。(2019/09/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573928 |
一つの主題を「これでもか」とばかりに変化、発展させ素晴らしい音楽を構築するのが「変奏曲」です。この分野が得意な作曲家って何となく凝り性で粘着系のイメージがありませんか?その最たる人が言わずと知れたベートーヴェン。(バッハやブラームスもそうですね)彼の変奏曲はあまりにも見事で非のつけどころすらありません。このアルバムの中で最も有名な曲は第1曲目のものでしょう。このテーマは交響曲第3番「英雄」の終楽章として知られていますが、もともとはバレエ音楽「プロメテウスの創造物」からのメロディです。あの勇壮なテーマが15の変奏曲となり耳を喜ばせてくれます。おまけに深遠なフーガまで付いてくるという豪華さ。全6曲を楽しめば、満漢全席、もしくはフレンチフルコースの食べ放題くらいのお腹一杯感を味わえます。2007年、ボンのベートーヴェン・コンクールで1位を獲得した韓国のピアニストによる極上の演奏です。(2010/10/13 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572160 |