ベートーヴェン, ルードヴィヒ・ヴァン(1770-1827)
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17世紀から18世紀にかけて、ハプスブルク帝国、オーストリア=ハンガリー帝国末まで、ハンガリー王国最大の大地主として君臨したエステルハージ家。長らくハイドンが宮廷楽長を務め、古い時代の音楽を好む当主ニコラウス2世のためにミサ曲を書き続けていました。しかしハイドンが健康悪化を理由にこの慣習を中断、フンメルがこれを引き継ぎましたが、1807年にベートーヴェンにも「ミサ曲作曲の依頼」が舞い込みました。ベートーヴェンは畏まりつつ、この依頼を受け、ハイドンの伝統に基づいたミサ曲を書き上げました。残念ながら初演は失敗、エステルハージ公は作品を気に入ることはなかったため、ベートーヴェンは献呈先をエステルハージ公からキンスキー公に変更し出版にこぎつけたというエピソードを持っています。とはいえ、完成度はとても高く、当時の評論家たちも「素晴らしい出来栄え」と賛美した隠れた名作です。同時収録はシカネーダーの詩による「ヴェスタの炎」とゲーテの詩による「静かな海と楽しい航海」。セーゲルスタムの堂々たる指揮で。(2020/04/10 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574017 |
2018年1月に開催された、マリス・ヤンソンスの75歳の誕生日祝賀コンサートよりメイン・プログラムの「ベートーヴェン:ミサ曲ハ長調」を収録。この祝賀コンサートの模様は昨年belvedere editionより映像商品(BELVED08041・・・DVD/BELVED08042・・・Blu-ray)としてリリースされていますが、こちらのアルバムではミサ曲と、2004年に演奏された「レオノーレ序曲 第3番」をカップリングすることで、ヤンソンスのベートーヴェンにおける長年の思いが強調されています。ミサ曲、レオノーレ序曲、どちらも1806年から1807年、ベートーヴェンの壮年期に作曲された名作。ヤンソンスは作品に漲る旺盛な活力を存分に引き出し、至上の高みに導いています。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900170 |
スコットランド音楽のプロモーターとして活躍した出版業者ジョージ・トムソン(1757-1851)。彼が活躍した当時は、イギリスやスコットランドで民謡への関心が高まり、器楽や声楽作品への編曲が求められていました。トムソンはアマチュアの演奏家に喜ばれる作品を想定し、ハイドンやコジェルフ、プレイエルなど多数の作曲家に編曲を依頼しました。ベートーヴェンも編曲を依頼された一人でしたが、トムソンが求める「単純な編曲」には飽き足らず、弦楽とピアノを伴う凝ったアンサンブルによる作品を書き上げるとともに、トムソンに新しいテキストも要求。その結果、2人の共同作業は1803年から1819年まで続き、100曲を超える作品が完成しました。これらはあまり耳にすることがありませんが、どの曲からもベートーヴェンが楽しんで作曲した様子が伝わってきます。(2020/05/22 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574174 |
ロシアの名ピアニスト、ベルリンスカヤのリサイタル・アルバム。「REMINISCENZA=思い出」のタイトル通り、どの曲も作曲家たちの個人的な思いが込められていると同時に、ベルリンスカヤ自身にとっても大切な曲ばかりが集められています。“不滅の恋人”に捧げられたベートーヴェンのソナタ、批評家ホフマンの姿を借りて、愛するクララを描写したシューマンの「クライスレリアーナ」、ラヴェルが、シューベルトのワルツをモチーフにしたという「高雅で感傷的なワルツ」、ベルリンスカヤ自身がこの作品に深い思い入れがあるというメトネルのソナタ。ベルリンスカヤは4つの作品から多彩な感情を引き出しています。(2018/01/26 発売)
レーベル名 | :Melodiya |
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カタログ番号 | :MELCD1002526 |
現在も頻繁に取り上げられている愛すべき小曲の作曲者としても有名なクライスラー。しかしながら演奏者としての彼は、曲のイメージから想像される小粋さや洒脱さの枠だけに留まる小物ではありません。卓越した技術、甘い音色、効果的なヴィヴラートを駆使した「雄弁なる技巧家」であり、現代につながるヴァイオリン奏法を開拓した第一人者でした。このCDには古典派、バロック、ロマン派の3時代の作品が収録されていますが、微妙にスタイルを変化させているのが良くわかります。(2000/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110909 |
演奏家のスタイルを大きく「陽」と「陰」に分けるとしたら、クライスラーは紛れもなく「陽」のエネルギーを持ったヴァイオリニストでした。自作の小曲のみならず協奏曲のような大曲でも、彼の演奏スタイルは深遠さを気取るより、曲の持つ晴れやかな要素・外交的な側面、そして明るい詩を表現することに傾斜しています。ベートーヴェンの3楽章ではドイツの牧歌的舞曲を彷彿させ、メンデルスゾーンの2楽章では詩を、そして最終楽章では天真爛漫な彼のショーマンシップが遺憾なく発揮されています。(2002/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110959 |
オーストリアの若きハープ奏者エリザベート・プランク。ウィーン国立音楽大学でハープを学び、来日経験もある俊英です。彼女のアルバムのタイトルである「1825」とは、楽器会社エラールが新しいハープ(No.3804)を製造した記念すべき年。それまでは様々な工夫を重ねながら、作品が求める半音階や転調に対応してきたハープですが、1811年にエラールが更なる改良を加え、現代のペダル・ハープの原型となる「ダブルアクション・ハープ」を発表。このアルバムでは前述の1825年に製造された“当時の最新型”である楽器で、その時代の作品を演奏するという意欲的な試みが行われています。イギリス生まれ、ウィーンで名声を誇ったアルヴァーズの作品を中心に、世界初録音の曲も交えた様々な19世紀のハープ音楽を美しい音色でお楽しみいただけます。(2019/08/23 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola99186 |
ここで注目したいのはフェルディナンド・リース、彼はベートーヴェンのヴァイオリンの師フランツの息子で、自身は今度はこの大作曲家のピアノの弟子になり、ベートーヴェンの伝記作家としてその名を永遠にとどめることになった人物です。今日その作品に触れるのは非常に珍しいのですが、このクラリネット三重奏曲はなかなかの掘出し物、大活躍するピアノをお聴き下さい。ベートーヴェン作品の方は、名高い管楽のための「七重奏曲Op.20」を編曲したもので、この三つの楽器でも演奏できるとは嬉しい、ファンなら押さえておきたいアイテムです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553389 |
毎年、煌めく才能を輩出することで知られるスペインの「ハエン国際ピアノ・コンクール」。南スペインに春を告げるイベントとしても知られています。課題曲はバッハから現代曲までと幅広く、ここで入賞すればピアニストとしての出発への輝かしい足掛かりとなることは間違いありません。このコンクールの2012年の優勝者が中国のピアニスト孫楡桐(ソン・ユトン)。もちろん技術的には文句なしの素晴らしさですが、何より彼の美点は「彼独自の歌心」と「独特のタッチ」でしょうか?リリカルなベートーヴェンの「告別」の第1楽章、ペダルを最小限に抑え、粒立ちの良い音で勝負する終楽章。と最初の曲から目を離すことができません。また、2曲の現代曲は思いの他親しみやすいものであり、そして圧巻はムソルグスキー!これはすごい!将来がとても楽しみな人です。(2013/07/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573178 |