ベートーヴェン, ルードヴィヒ・ヴァン(1770-1827)
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20世紀最高のアンサンブルの一つとされる「イタリア弦楽四重奏団」は1945年にカプリでデビュー、最初は、メンバー名に「新(Nuovo)」が付いていましたが、1951年からは現名称を用い、途中で若干のメンバーの変更を行いつつも、1980年に解散するまで古典から近代までの幅広いレパートリーを保持していました。中でも、1974年にポリーニと共演したブラームスのピアノ五重奏曲は永遠の名演として、今でも輝きは失せることがありません。この演奏は、1965年、活動期間の中期のロンドンでのライブ録音で、そろそろ彼らが国際的な知名度を得て、その後のモーツァルト、シューマン、ブラームス、ウェーベルンの弦楽四重奏全集の完成へと繋がる気炎万丈の表現を聴くことができます。彼らが得意とするモーツァルト、そして珍しいボッケリーニ(これ以外では1956年のモノラル録音が存在するのみ)、この上なく素晴らしいベートーヴェン、と、彼らのライブならではの高揚感に満ちた演奏がステレオで聴ける貴重なアルバムです。(2012/05/16 発売)
レーベル名 | :ICA Classics |
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カタログ番号 | :ICAC5070 |
このアルバムに登場する2人の作曲家は、当時密接な関係を持っていました。と、いうのも、当時のホフマイスターは作曲家としてではなく、音楽出版者としての活躍の方が目立っていて、自身の作品はもちろんのこと、モーツァルト、ハイドン、クレメンティ、そしてベートーヴェンの作品も積極的に出版し、世に送り出していたからなのです。ホフマイスターを取り巻く作曲家たちは、皆仲が良く、ベートーヴェンは自身の手紙の中で、ホフマイスターを「最も愛しい兄弟」と綴るほどに慕っていました。そんな時代、ヴァイオリンとチェロの二重奏曲は、家庭で演奏するのにふさわしいサイズであったため、広く愛されていました。そこでホフマイスターはアマチュアでも演奏しやすい作品を作曲し、出版することでこの需要に応えたのです。またベートーヴェンの作品も、本来はクラリネットとファゴットの二重奏曲を、少し後の時代の作曲家ヘルマン(1828-1907)がヴァイオリンとチェロのために編曲、こちらも親密な響きが溢れています。ヴァイオリン奏者ミルズが演奏するヴァイオリンは1735年、ヤヌアリウス・ガリアーノ製の楽器。当時の雰囲気が伝わる柔らかい音色です。(2016/05/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573541 |
ルーマニア出身の女性ヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ(1921-2003)の名演集。指揮者の父親を持ち、幼いころから音楽の才能を開花。1928年パリに留学、エコールノルマル音楽院を経てパリ音楽院で研鑽を積んだ後、ジョルジェ・エネスクやジャック・ティボーに学び、1937年「ウジェーヌ・イザイ・コンクール』に入賞、本格的な演奏活動を始めました。第二次世界大戦後はベルギーに帰化、国際的に活躍するとともに、教師として後進を指導、またブリュッセル・ゾリステン(後にイザイ弦楽合奏団と改称)を組織し、指揮者と独奏者を務めたことでも知られています。また、1980年に初来日を果たして以降、たびたび来日し多くのファンを獲得しました。この3枚組には、今回初出となる演奏を含む、バロックからロマン派の協奏曲が収録されており、たっぷりとしたヴィヴラートが特徴的な美音と、気品ある表現が魅力的な彼女の演奏は、時代を越えて聴き手の心を捉えることでしょう。またヴィターリとヴァンハルではフランス人ピアニストの夫、ジャンティと共演。抜群のアンサンブルを披露しています。(2019/09/20 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19067CD |
(2009/04/01 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C71007 |