ベートーヴェン, ルードヴィヒ・ヴァン(1770-1827)
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ルーマニア系アメリカ人ヴァイオリニスト、ロバート・ダヴィドヴィチによるヴァイオリン協奏曲集です。彼はオイストラフに学んだ後、ニューヨークのジュリアード音楽院に入学。1972年にヘッセンで開催されたナウムブルク国際コンクールで1位を獲得し、1983年にはアメリカ音楽国際コンクールでも最優秀賞を獲得しています。これまで国内でも、ヴァイオリン編曲による「ショパンの夜想曲」や小品集などがリリースされており、その卓越した音楽性と美しい音色で多くのファンを獲得しているダヴィドヴィチですが、ロイヤル・フィルとの録音は、グレツキ、シマノフスキ、ルトワフスキの協奏曲集(RPOSP045)に続く2枚目となります。抒情的なメンデルスゾーン、快活なベートーヴェン、それぞれの作品にふさわしい演奏です。(2016/04/27 発売)
レーベル名 | :Royal Philharmonic Orchestra |
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カタログ番号 | :RPOSP049 |
最近、じわじわと注目が高まっているヴァイオリニスト、レイチェル・バートーン・パイン。元より力のあるヴァイオリニストでしたが、様々な人生の岐路を経るにつれ、より味わい深い演奏をする人として、日本でも熱烈なファンを持っています。そんな彼女、前作の、自らの息子に捧げる「子守歌」でまた多くの人の心をつかみましたが、今作はメンデルスゾーンとシューマンの協奏曲という重量級のプログラム。とりわけシューマンでの滴り落ちるかのような歌い口は見事というほかありません。彼女のヴァイオリンに眩惑されるのは、本当にステキな体験です。(2013/10/23 発売)
レーベル名 | :Cedille |
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カタログ番号 | :CDR90000-144 |
名手ブルーノ・ヴァイルとターフェルムジーク管による、ベートーヴェンとメンデルスゾーンの2つの有名な交響曲の最新録音です。両者によるベートーヴェンは、ソニー・クラシカルとANALEKTAレーベルにて幾つかの作品の録音がリリースされていて、その新鮮な解釈と優美な音楽性は、数多くの媒体で高く評価されていることはご存知の通りです。「まるでこれらの音楽が昨日作曲されたように、また、この演奏が最初のパフォーマンスであるかのように、私たちはこれらの作品を手掛ける」と語るヴァイルの言葉そのままに、生まれてきた音楽は、最近流行の「尖ったベートーヴェン」や「ちょっと変わったメンデルスゾーン」ではなく、あくまでも自然で完全な姿を見せてくれています。(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Tafelmusik |
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カタログ番号 | :TMK1019CD |
録音を残したピアニストの中で、もっとも偉大な存在の一人がフリードマンであることは、具眼の聞き手の間で意見が一致するところです。ハンガリー狂詩曲で見られるような大向こうを唸らせる圧倒的な技巧も持つ一方、無言歌のような小品を隅々まで磨き上げ、絶妙なルバートやフレージングなどによって、曲に色彩や陰影を付与する能力も持っていました。9の「失われた幻影」は、最も美しい録音のひとつでしょう。また「クロイツェル」では単なる伴奏にとどまることなく、古典的なストーリー・テリングの才を遺憾なく発揮しています。(2004/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110736 |
現在、最も輝いているテノール歌手の一人、ダニエル・ベーレ。彼の母レナーテも素晴らしいワーグナー歌手でした。「偉大な歌手」の娘や息子がこれまた偉大な歌手になることは稀な例ですが、この親子は様々な難題をクリアし、各々素晴らしい歌い手として評価されています。この「ジェネレーション-世代」と題されたアルバムは、まずダニエルの歌で始まり、ヴォルフのバラードで親子の対話となり、後半はレナーテの歌で締めくくられます。脈々と流れる歌心が感じられる名唱です。(2013/01/23 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5148 |
【ボレット、亡くなる2年前の鮮烈ライヴ】遅咲きのヴィルトゥオーゾ、ボレットが亡くなる2年前のライヴ録音。スペシャリストとして名を馳せたリストや直に指導を受けたゴドフスキーを含む、彼が得意とした作曲家を中心としたプログラムとなっていますが、冒頭のメンデルスゾーンは珍しいレパートリー。当時73歳にして衰えを見せることのない、持ち味の目の覚めるようなテクニックと、美しいカンタービレを堪能することが出来ます。(2019/04/19 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19413CD |
エジプトのアレキサンドリアでの演奏会で絶賛されたモーツァルトのニ長調、その洗練さと優雅さ。学究肌のイメージが付きまとうシゲティですが、実際の演奏はみずみずしく、品格にあふれるものでした。そしてもう一方のベートーヴェン。これこそ近代ヴァイオリニストが録音に残した演奏の最高峰です。このシゲティ+ワルターのものに勝るものは無いと断言できます。完璧という言葉を演奏に用いることが許されるのならば、この録音にこそ与えられるべき賛辞です。もはや解説など無用。このCDを聴くこと、それがすべてです。(2001/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110946 |
前作「VARIATIONS」ではモーツァルトからショパンまで「変奏曲」の形式で書かれた作品を並べ、その溢れ出る表現力の一端を見せつけたスペイン生まれのアレハンドロ・ピコ=レオニス。今作でもまた興味深いプログラムが興味をそそります。モーツァルトの幻想曲K475と、ソナタK457は各々独立した作品ではありますが、曲調や楽想が密接に関連性を持ち、またセットで出版された事を鑑みると、モーツァルト自身も「同じグループに属する作品」と考えていたことは間違いなさそうです。また、ベートーヴェンの「ワルトシュタイン」と「アンダンテ・ファヴォリ」の関連についても良く知られていて、こちらは、最初ワルトシュタインの中間楽章として構想した楽章を、「長い」という理由で削除したベートーヴェンですが、結局、捨てるには忍びなく「お気に入り(Favori)」として独立させたもの。もちろん関連性はばっちりです。そんな4曲を絶妙の呼吸で演奏するピコ=レオニス。常に冷静沈着です。(2012/05/09 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC797 |