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ベルリオーズ, エクトル(1803-1869)

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    ベルリオーズ:演奏会用序曲集(バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送響/カンブルラン)

    2010年から読売日本交響楽団の常任指揮者を務め、現代音楽を含む刺激的なレパートリーと演奏で聴衆を魅了する指揮者シルヴァン・カンブルラン。この2007年に録音されたベルリオーズでも、普段あまり耳にすることのない珍しい作品を、オーケストラの性能を存分に引き出し華麗に聞かせます。(2018/05/25 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19503CD

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    ベルリオーズ:管弦楽を伴う声楽作品集(アイキン/ポールソン/ヘルシャー/バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送響/カンブルラン)

    ベルリオーズによる、独唱あるいは合唱と管弦楽のための作品を集めた、興味深いアルバムです。あまり知られていない作品が多いですが、カンブルランの深い作品理解と細やかなコントロールが深いロマン性を引き出し、その素晴らしさを再認識させてくれる好企画。ラストの「霊の踊り」は合唱とピアノによる演奏です。(2018/08/24 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19514CD

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    ベルリオーズ:カンタータ集(パ・ド・カレー合唱団/リール国立管/カサドシュ)

    冒頭から驚かされます、これはあの、「幻想交響曲」のテーマ(かの有名な"固定楽想")ではありませんか。ナポレオンが創設した、当時の若手作曲家たちが世に認められるための登竜門となった作曲賞「ローマ賞」に、ベルリオーズが4年間にわたって出品した声楽曲が一堂に会しただけでも価値があるアルバムですが、この「エルミニ」のような興味深い、そしてテーマの美しさだけでも感銘を受けてしまう曲が含まれているのです!他3曲も、ベルリオーズならではの情熱が、はちきれんばかりに詰め込まれた力作。カザドシュの棒の見事さもあいまって、劇的な音空間の創造に成功しています。(2003/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555810

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    ベルリオーズ:「キリストの幼時」(聖三部劇) Op. 25 (イル=ド=フランス・ヴィットリア地方合唱団/リール国立管/カサドシュ)

    日本では知名度は高くありませんが、欧米では「羊飼いたちの別れ」(当盤のCD110)はクリスマスの定番曲になっています。それを含む「キリストの幼時」は、ベルリオーズのクリスマス・オラトリオと言える大作だけに、既に多くの名演奏家が取り組んでいますが、ナクソスからのドビュッシーの歌劇が好評を博した指揮者と管弦楽団に加え、フランス人歌手を揃えた(意外に珍しい)点で、当盤の存在価値は価格メリットだけではありません。ご存知なければ是非鑑賞していただきたい、革命児ベルリオーズにしか無い音楽美を発見できる作品です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553650-51

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    ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」/歌劇「カルタゴのトロイ人」(サンディエゴ・マスター合唱団/サンディエゴ響/タルミ)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553195

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    ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」(ルベーグ/ベーア/カトン/スピリート/フランス国立リヨン管/スラットキン)

    シェイクスピアの戯曲を元に、ベルリオーズが自由に翻案した「ロメオとジュリエット」。ベルリオーズ自身が「劇的交響曲」と名付けているものの、時にはオペラを思わせる部分があるなど、かなり自由な形式で書かれています。第3部に現れる旋律はワーグナーが「今世紀における最も美しいフレーズ」と評しましたが、一方で「その素晴らしい旋律の間に屑の山が積まれている」と散々にけなすなど、形式と同じく、様々な要素が混在しています。しかし、全体に通じる崇高な思想や、実験的な管弦楽法など当時の最先端を行く作風は、ベルリオーズならでは。あまりにも長大であるため、全曲が演奏されることは稀ですが、ここでのスラットキンの演奏は統一感ある見事な仕上がりを見せています。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573449-50

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    ベルリオーズ:幻想交響曲 Op. 14 (スロヴァキア放送響/スタインバーグ)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550093

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    ベルリオーズ:幻想交響曲 Op. 14 (サンディエゴ響/タルミ)

    恋に破れた芸術家が絶望の果てに阿片を飲んで見た、しまいには魔女集会(サバト)まで登場してしまう幻視を音楽化するという、実は自伝的要素もあるといわれる虚実入り混じった看板を持つ「幻想交響曲」は、まさにロマン派的発想の権化のような作品といえるでしょう。下手をすれば三文芝居になりかねないプロットを持ちながらも、ちっとも安手の音楽の印象を与えないところは、標題音楽の先駆者にして第一人者ベルリオーズの面目躍如の感があります。ドラマチックで華やかなオーケストラ書法、誰の耳にも分かり易い循環主題の用法、ほどよい写実的要素など、クラシック音楽のビギナーに対するアピールも満点です。(2002/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553597

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    ベルリオーズ:幻想交響曲/オラトリオ「キリストの幼時」/歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」/レクイエム(南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル/シュトゥットガルト放送響/ノリントン)

    【高く評価されてきたノリントンのベルリオーズが7枚組のBOXセットで登場!】1998年から2011年までの13年間にわたりシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者を務めたロジャー・ノリントン。このBOXセットには、その間に録音されたベルリオーズの5作品が収録されています。ノリントンは、作曲当時の演奏を再現するために、オーケストラのサイズや配置を調整し、弦楽器のノンヴィブラート演奏を基調とする「シュトゥットガルト・サウンド」と呼ばれる独自のスタイルを編み出し、透明感を保持した美しい響きによる演奏を行いましたが、これらベルリオーズでも、そのアプローチは変わることはありません。幻想交響曲や、オラトリオ『キリストの幼時』でのピュア・トーンはもちろんのこと、とりわけダイナミック・レンジが広いことで知られる「死者のための大ミサ曲(レクイエム)」でもこのアプローチは健在であり、3組の合唱団とバンダを含む規模の大きなオーケストラを率いて、神々しいまでの音楽を聴かせるところがノリントンの真骨頂といえるでしょう。またイタリアのルネサンス期に実在した彫刻家を主人公とした歌劇《ベンヴェヌート・チェッリーニ》は2幕構成のワイマール初演版での演奏。こちらも素晴らしい独唱者を迎え、美しい音楽が展開されていきます。(2022/04/08 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19531CD

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    ベルリオーズ:幻想交響曲(オルガン版)(アルブレヒト)

    指揮者、オルガニスト、ハンスイェルク・アルブレヒトによる大好評シリーズ「オルガン・トランスクリプション集」の第10集目はベルリオーズ(1803-1869)の幻想交響曲とラコッツィ行進曲。オーケストラで演奏すると、不気味さ満載な「ラコッツイ行進曲」も、オルガンで演奏すると、そのまま結婚式の入場にも使えそうな荘厳さが生まれます。幻想交響曲は、リストのピアノ編曲版を上回る凄さ。不思議な音色、そして雰囲気。この面白さは聴かないとわかりません。いつものようにSACDハイブリッドの高音質。音楽を聴く事と演奏する事の楽しさを味わってください。(2014/10/22 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC692