杜鳴心(1928-)
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中華人民共和国の西端にある「新疆ウイグル自治区」。ここは中国最大の地方行政区域であり、160万平方キロメートルという広大な土地にウイグル族をはじめ、漢族、カザフ族、キルギス族、モンゴル族などのさまざまな民族が居住し、古くから文化、経済交流の重要なエリアとして機能してきました。そんな地に根付く音楽も、これまた多彩で豊かなものばかり。どの曲も親しみやすく、ちょっと泣かせる旋律を持っていて、これには同じアジアの血が流れる日本人も強く共感を覚えるのではないでしょうか。この杜鳴心(ドゥーミンシン)がアレンジした10曲の民謡は、ヴァイオリンとオーケストラの協奏曲の形でかかれていて、甘い旋律を奏でるヴァイオリンとオーケストラの絶妙な対話を楽しむことができるものです。ここでヴァイオリンを演奏しているのは、NAXOSが誇る名手西崎崇子。まさに文化の架け橋たる最強の1枚と言えるでしょう。(2015/10/28 発売)
レーベル名 | :Marco Polo |
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カタログ番号 | :8.225814 |
テンションの高いオーケストラによる導入に続き、モーレツな勢いで炸裂するピアノ・ソロによる炎の大アルペジオ、さらには絵に描いたような「いかにも中国風」の旋律の堂々と登場、といった冒頭部分に象徴されるように、ピアノ協奏曲「黄河」の持ち味はど真ん中ストレートによる、センチメンタルでロマンティックなヴィルトゥオジック路線にあります。恐らくモデルにしたであろうラフマニノフやアディンセルのピアノ協奏曲すらしのぐ強烈・濃厚な中華ロマンは、そのあまりのわかりやすさゆえに聴くものをして赤面させるほどといっても過言ではありません。飛び切りセンチメンタルな音楽をという方には必携の一枚です。*8.223412の再発売品(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554499 |