エルガー, エドワード(1857-1934)
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いつの世もバッハの作品から多くのインスピレーションを受け取る人が多いものです。このアルバムではレスピーギとエルガー、2人の大作曲家による編曲をお楽しみいただけます。「ローマ三部作」で絢爛豪華な音楽を聴かせるイタリアの作曲家レスピーギは、1929年から30年にかけて、ヴァイオリン・ソナタをはじめとする幾つかの作品に大胆なオーケストレーションを施しました。どの曲もどっしりとした低音を利かせ、重厚で荘厳な響きが魅力的。メロディは確かにバッハなのですが、後期ロマン派の香りが強く感じられるユニークなものとなっています。「前奏曲とフーガ」に至っては、もう別世界の音楽へと変貌しているところが楽しい限りです。エルガーによる「幻想曲とフーガ」の編曲(1921年)にも注目。フーガの部分はまさに「エニグマ」そのもの。壮大かつ豊かな響きに大満足間違いありません。(2012/04/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572741 |
2004年からチェルトナム・カレッジのオルガニストとして活躍するアレクサンダー・フィンチ。1990年代にはランカスター市のレジデント・オルガニストとして100回以上のリサイタルを開催、高い人気を誇っています。前作「Transformations=変容」(DDA-25193)でフィンチは、さまざまな変奏曲を披露していました。今作ではプライス、ロックレア、ボエルマンのオリジナル作品を中心に、ホルストやエルガーをはじめとした名作をオルガン用に編曲した作品を並べ、オルガンの響きの多様性と豊かな音響を探ります。(2024/02/23 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDX21112 |
ほとんど名前も知られていない作曲家たちによる21曲のパートソング集。小さなアンサンブルによる気軽な合唱作品は、19世紀初頭ににメンデルスゾーンが広めた壮大な宗教作品とは違い、人々が気軽に楽しめるものとして愛されることとなり、数多くの作曲家たちが民謡風の素朴な旋律を用いてこの分野の作品を書いています。このアルバムに収録されているのも、そのような作品であり、恋人に捧げる歌や、日常のふとした光景が映し出された親密で楽しい曲ばかりです。(2019/11/22 発売)
レーベル名 | :SOMM Recordings |
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カタログ番号 | :SOMMCD204 |
1911年スウェーデンに生まれ、わずか49歳の若さでなくなったビョルリンク。テノール歌手としての偉大な業績は、その甘く透き通る美声によるものと言っても過言ではりません。オペラにおいては、アンドレア・シェニエのタイトルロール、ラ・ボエームのロドルフォなどのリリックな役でとりわけ高い評価を得ました。このCDではポピュラー・ソングが収録されていますが、ビョルリンクのまた別の一面が伺えることでしょう。美声が堪能できることはもちろん、リラックスした中にも、彼のもう一つの資質であった品格ある歌い回しを聞いて取ることができるでしょう。(2003/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110740 |
ラドヤード・キップリング(1865-1936)は英国の作家・児童文学者・詩人です。英国領であったインドのボンベイに生まれ、少年時代を過ごしたことで、その作品「ジャングル・ブック」や「少年キム」などの独特の南国の熱ぽっさ」が感じられることでも知られています。2度の来日経験があり、日本研究の資料も残しています。1907年には41歳でノーベル文学賞を受賞、世界的に知られる作家となりました。数々の名言を発しており、そのウンチク溢れる言葉の数々は、人々の胸に深く突き刺さります。このアルバムは、そんな彼の文章や言葉を、名優レイフ・ファインズが朗読。味のある音楽をはさみながら、言葉と音で一つの世界を構築していくものです。心地よい言葉の奥に隠れた夢や甘い毒を味わってみてください。(2011/02/23 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100014 |
英国の西側、その名もブリストル海峡と呼ばれる大きな湾の奥にある港湾都市ブリストル。この聖メアリー・レッドクリフ教会にある名物オルガンによるアルバム。演奏するのはブリストルの北東に位置するグロスターの大聖堂で副音楽監督を務めるジョナサン・ホープ。彼はこれまで各地の教会で音楽監督を歴任し、Willowhayneレーベルからもすでに5枚のCDをリリースしており、いずれも大きな評価を得ています。今回のアルバムも多彩な内容で、自ら編曲を手掛けた管弦楽作品など、世界初録音多数。ダイナミックな演奏で楽しませてくれます。(2020/01/31 発売)
レーベル名 | :Willowhayne Records |
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カタログ番号 | :WHR059 |
英国のクラリネット奏者、作曲家ヘレン・ハーバーションは自然界から深く影響を受けており、四季の変化や森、海などから得たインスピレーションを音楽にすることに情熱を傾けています。このアルバムは前作「Found in Winter」(DDA-25191)の続編であり、今作でも彼女の良き理解者であるピアニスト、ジョン・レネハンとともにハーバーションが自作を交えた「夢」や「夜」にまつわる様々な作品を演奏しています。人気の高いフィンジの「バガテル」やドヴォルザークの「家路」なども含む変化に富んでいて味わい深い選曲で、ハーバーションの美しいクラリネットの響きが楽しめます。ハーバーションの5歳のお孫さんが書いたかわいらしい絵がジャケットに用いられています。(2022/03/11 発売)
レーベル名 | :Divine Art |
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カタログ番号 | :DDA25225 |
ファゴットで辿る音楽の旅。様々な時代の美しい曲を名手ルイ・ロペスが高らかに演奏します。ポルトガルで生まれたルイ・ロペスは18歳からファゴットを学び始めたという、比較的遅いスタートを切った人ですが、すぐさま才能を発揮し、権威あるエストリル国際コンクールで優勝したのを皮切りに、世界中のオーケストラと共演、またたくさんのミュージシャンとも共演するなど、注目を浴びています。このアルバムはイギリス室内管弦楽団との共演で、2つの世界初録音ヴァージョンを含むなど、この楽器の好きな人にとってはたまらない選曲となっています。彼のレパートリーはとても広く、ヴィヴァルディなどのバロック作品から現代曲まで、またアルゼンチン・タンゴなどは自身がアレンジを施すなど、アレンジャーとしても素晴らしい能力を有しています。冒頭のヴィラ=ロボスの「シランダ舞曲」はもともとファゴットのための作品で、ヴィラ=ロボスらしい大胆な和声と、濃厚な伴奏が魅力的な作品。これを聞いただけでこの人のすごさがわかるというものです。小粋なフランセでの遊び心、モーツァルト、ヴィヴァルディでの端正な雰囲気、そして甘い甘いエルガー。これは確かに素晴らしいです。(2014/08/27 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM211 |