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エルガー, エドワード(1857-1934)

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    エルガー:交響曲第1番/序曲「コケイン」(マンハイム国立劇場管/ソディ)

    2016/17年のシーズンからマンハイム国立劇場管弦楽団の音楽監督を務め、オーケストラのレパートリーを飛躍的に拡大させた功績が知られる1982年オックスフォード生まれの中堅指揮者アレクサンダー・ソディ。前作のメシアン:トゥーランガリラ交響曲(OEHMS OC472)では大規模なオーケストラを自在に操り、煌びやかな音楽を披露しましたが、今作では彼のお国もののエルガーの2作品を演奏。明るく賑やかな序曲「コケイン」、長大重厚な「交響曲第1番」と、各々の作品の持つ性格を鮮やかに描き分け、共感溢れる演奏を聴かせています。(2024/04/26 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1730

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    エルガー:交響曲第1番/ファルスタッフ(ロンドン響/エルガー)(1930-1932)

    1908年、大指揮者ハンス・リヒターによって初演されたこの交響曲は、初演時大変な反響を呼び、1年間で100回あまりも再演されました。リヒターはこの曲を「現代最高の交響曲」と称しています。もう一つの作品「ファルスタッフ」は、シェークスピアの戯曲の心理的な洞察を巧妙に音にしたものです。指揮者としても活躍したエルガーの演奏はこれらの曲の最良の解釈を示すものです。(2009/04/22 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111256

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    エルガー:交響曲第2番/ワーグナー:歌劇「タンホイザー」(抜粋)(BBC合唱団&交響楽団/ボールト)(1968-1977)

    イギリスのチェスターで生まれたエイドリアン・ボールト(1889-1983)の十八番であるエルガーの交響曲第2番の録音です。彼はウェストミンスター・スクールの在学中にエルガー本人と合い、その時作曲家から自作の総譜を見せてもらっていました。そしてオックスフォード大学を経て、ライプツィヒ音楽院に入学して音楽を学び(レーガーに作曲を師事)、1914年にコヴェント・ガーデン王立歌劇場の音楽スタッフとしてプロデビューします。1918年にはホルストの惑星の試演を行い、翌年には金星と海王星を除いた全曲を初演指揮しています。1920年には憧れのエルガーの「交響曲第2番」を演奏。この当時忘れられてしまっていた作品を再評価させるきっかけを作ったのは有名なエピソードです。1930年にはBBC交響楽団の初代首席指揮者に就任し、当時の最先端の音楽も積極的に演奏、とりわけ「謎の作曲家」ブライアンの紹介者としても知られていました。ホルストの惑星も5回録音を重ねています。とは言え、イギリス音楽全てに関心があったわけではなく、ディーリアスやブリテン、ティペットなどは、ほとんど演奏することもありませんでした。このエルガーも生涯スタジオで5回も録音しており(1944年.56年.63年.68年.75年)前述のように「得意中の得意」なレパートリーでした。比較的珍しいワーグナーもムダのない流麗な演奏です。(2013/09/25 発売)

    レーベル名:ICA Classics
    カタログ番号:ICAC5106

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    エルガー:交響曲第1番/帝国行進曲(BBCフィル/ハースト)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550634

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    エルガー:交響曲第2番 Op. 63 (BBCフィル/ダウンズ)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.550635

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    エルガー:交響曲第2番(ロンドン響/エルガー)/チェロ協奏曲(ハリソン/エルガー)

    演奏される機会が1番より少ないとはいえ、2番の交響曲は、曲の規模の大きさ、管弦楽の壮大な扱い、朗々と流れる長大な旋律と、いずれをとっても極めてエルガーらしさに溢れており、もっと評価されても然るべきでしょう。エルガーは自らとったタクトを操り、巨大なエネルギーが放出されるような様を表出しています。一方チェロ協奏曲は、エルガーの持つ意外な一面である、哀愁を帯びた美しい傑作。チェロ協奏曲としては、ドヴォルザークのものと並ぶ傑作と評されています。ほの暗いメロディーが次々と紡ぎ出されていきますが、ソロ・チェリストのハリソンはビブラートを抑えめに淡々と演奏。その分より一層、哀調が増して聞こえてきます。(2007/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111260

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    エルガー:交響曲第3番(ペイン補完)(ボーンマス響/ダニエル)

    作曲家の死によってスケッチ程度しか残されなかったこの作品を、音楽学者で作曲家のアンソニー・ペインが完成させて98年に発表・初演した時、エルガーをとりわけ敬愛する英国では、複雑な反応がありました。たった2曲しか無かった交響曲がもう1つ増えた喜びとともに、未完成のままにしておいて欲しかったという、愛するが故の気持ち。しかし早速ナクソスが目を付け、この価格で提供させていただくからには、是非多くの愛好家の方に聴いていただきたいのです。英国近代音楽をこよなく愛する貴方なら、感涙にむせぶこと間違いなし。高品質録音にもご注目ください。(2000/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554719

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    エルガー:交響的習作「ファルスタッフ」/チャドウィック:タム・オ・シャンター(ウェスト/BBCウェールズ・ナショナル管/コンスタンティン)

    アンドリュー・コンスタンティンが指揮するBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団によるエルガーの交響的習作「ファルスタッフ」の2つの異なるヴァージョンを収録した2枚組。シェイクスピアの「ウィンザーの陽気な女房たち」に登場する体格のよい騎士(ならずもの)ファルスタッフを主人公にした戯曲は、ヴェルディやニコライなど多くの作曲家が歌劇に仕立てていますが、エルガーは歌を用いることなく、オーケストラのみで物語を描いています。この録音では、シェークスピア原作の朗読を挿入した演奏と、オーケストラのみの演奏を比べることができ、作品の成り立ちをじっくりと楽しむことができます。併せて収録されているのはチャドウィックの「タモシャンター」。こちらはロバート・バーンズの詩を原作にした曲で、“シャンタのタム”と呼ばれる主人公が、酒場で魔女に絡まれ、命からがら逃げだしたというお話。こちらはチャドウィックが起こした作品紹介を朗読したトラックも含まれています。イギリスならではの楽しいアルバムです。(2019/11/15 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100103

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    エルガー:行進曲集(ニュージーランド響/ジャッド)

    大英帝国の威信と栄光をそのまま音にしたような傑作「威風堂々」の第1番は、行進曲のジャンルにおいて冠絶した存在ですが、エルガーは他にもいくつかの行進曲を作曲しており、そのいずれもが気品にあふれた雄大な響きに満ちています。威風堂々の第2番以降は、第1番をもじったように聞こえなくもない、やや同工異曲の部分もありますが、その同工ぶりがかえって面白かったりします。当盤で最も大規模な「ポローニア」は、ポーランドの戦乱による犠牲者の救済基金のために書かれた作品ですが(もちろん行進曲も登場)、同国の文化的英雄であるショパンの夜想曲第11番の旋律が、引用されて奏でられる場面があったりします。(2005/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557273

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    エルガー:交響曲第1番/ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕の前奏曲(シュトゥットガルト放送響/ノリントン)

    【ノリントンによるエルガーの決定的名演と、超個性的ワーグナー】ノリントンの深い作品洞察とヴィヴラートを抑えた弦による透明感のある響きが、作品の性格と美しさを最大限に描いているエルガー。またワーグナーはドイツ的な要素を一切排除するという特異な表現と快速テンポで、心地よいまでの意外性が楽しめる演奏です。(2019/05/24 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19520CD