ファリャ, マヌエル・デ(1876-1946)
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双子のアンサンブル、クシュプラー姉妹によるスペインの歌曲集です。以前にはロシアの歌曲集(C5039)で、チャイコフスキーやラフマニノフをはじめとした濃密な歌曲を披露していた2人ですが、今作ではまた違った「激しく内面で燃え盛る情熱」を有したモンポウを中心に、グラナドス、ファリャ、ロドリーゴ、モンサルバーチェを聞かせます。変幻自在な歌に寄り添うピアノの香り高い表情をお楽しみください。ピアニストのオレナ・クシュプラーはモンポウを得意としており、彼女のソロ・アルバム(C5115)も高く評価されています。(2015/08/26 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C5193 |
ファリャというとバレエ音楽「恋は魔術師」「三角帽子」が強烈過ぎて他が隠れがち。でもそれでは勿体無いから、ナクソスはこんなディスクを出します。まず最後に入っている「ハープシコード協奏曲」、これが独特な雰囲気を持っていて知って損はない作品。有名な歌曲集「七つのスペイン民謡」から選んでヴァイオリンとピアノのために編曲したもの、バレエ音楽をハープ独奏やチェロのための編曲したものは、これらの曲のファンなら興味深いもの。その他小さなピアノ曲、ギター独奏曲、室内楽まで、知られざるファリャの素顔を浮き彫りにします。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554366 |
ベネズエラで生まれ、アメリカで活躍する若手ピアニスト、ヴァネッサ・ペレスは、2012年にTelarcからリリースしたショパンの作品集が"ワシントン・ポスト"紙などで高く評価され、一躍世界的に注目を浴びました。彼女は11歳でグリーグのピアノ協奏曲を演奏してデビューしましたが、2004年にカーネギーホールにデビューした時のプログラムは、クラシック作品ではなくラテン・ジャズ。ベネズエラ民謡をフィーチャーしたこの時の演奏も、聴衆たちを熱狂されたといいます。この「スペイン」と題された1枚は、ドビュッシーとファリャの作品が巧みに組み合わされたもので、情熱的なリズムと七色の色彩が溢れる、スタイリッシュで大胆な演奏が楽しめます。(2016/02/24 発売)
レーベル名 | :Steinway and Sons |
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カタログ番号 | :Steinway30036 |
未亡人カンデラスと二枚目の若者との恋に嫉妬した死んだ前夫が幽霊となって恋する二人の邪魔をする。カンデラスはグラマーな友人のジプシー娘に幽霊を誘惑させ、その隙にカンデラスの恋は成就という奇妙な物語に作曲され、ファリャの出世作となったバレエ音楽「恋は魔術師」。珍しいマドリードでの初演版です。ペドロ親方が上演する人形芝居を客席から見ていたドン・キホーテが文句をつけたあげく、興奮して客席から飛び出し人形をなぎたおすというハチャメチャなオペラとの好カップリングです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553499 |
「火祭りの踊り」で知られるファリャの代表作《恋は魔術師》。マルティネス・シエーラの台本に基づく情熱的な音楽ですが、初演時の評価はあまり芳しくありませんでした。そのため、ファリャは曲順を変更し、オーケストラの編成を大きくするなどの大規模な改訂を行い、まずは演奏会用組曲を作り、こちらは大成功を収めました。その後バレエ用に全体を改訂、1925年に上演されています。このアルバムには、室内オーケストラで演奏する初稿版が収録されており、迫力ある歌に小回りの利く伴奏がマッチした小気味の良い演奏が楽しめます。「ペドロ親方の人形芝居」は、セルバンテスの“ドン・キホーテ”のエピソードを元にした小さな歌芝居。ドン・キホーテの無茶ぶりがユーモアたっぷりに描かれています。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573890 |
ファリャと言えば、この2曲を落としてはなりません。バレエ音楽「恋は魔術師」と「三角帽子」は、異国情緒たっぷりの色彩的な音楽で、人気曲として定着していますが、本場スペインのオーケストラによる録音は意外と数少ないのです。当盤では指揮者はチリ生まれでスペインにおける演奏キャリアが長く、2人のソプラノ歌手はスペイン人を起用し、本場ならではの演奏にこだわります。情念的な歌唱のナフェと、どこまでもリリックなマルトスという、2人の歌手の個性の違いも聴きどころ。「スペイン舞曲第1番」も単独でも演奏される名曲です。録音の良さが、曲の魅力を更に引き立てます。(2005/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557800 |
大ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインが十八番のアンコールピースとしていた「火祭りの踊り」以外は、残念ながらまだまだマニアだけが狂喜している、ファリャの素晴らしいピアノ独奏曲の数々です。20代の作品「夜想曲」「セレナータ」「セレナータ・アンダルーサ」「演奏会用アレグロ」は、後期ロマン派の影響が濃厚ですが、既に独自の魅力を放っており、習作の域は完全に超えています。壮年期の作品である「4つのスペイン小品」「組曲「恋は魔術師」」は、いよいよスペイン風味のコクが増すと同時に、ピアノの用法も洗練され、第一級のコンサートピースとなっています。そして老境に差し掛かった頃、二人の偉大な先達を偲んで書かれた「クロード・ドビュッシーを賛えて」「ポール・デュカスの墓碑銘のための賛歌」において、簡潔ながらも高度な書法の中に、驚くべきほど深みを見せるに至るのです。(2007/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555065 |
収録曲中で、ファリャのピアノ曲の最高傑作、スペインピアノ音楽の名品として名高いのが「ベティカ幻想曲」です。リズミカルに刻まれるギターを模倣するようなパッセージ、鋭くぶつかり合う不協和音、名人芸的技巧が渾然一体となって、情熱的にスペイン情緒を紡ぎ出して行きます。「はかない人生」の第1の踊りは、ヴァイオリン編曲などでもよく演奏されますが、ピアノ版もなかなかいい味が出ているといえましょう。異色作はロシア民謡の「ボルガの舟歌」の編曲です。原曲はロシア風ド演歌であるにもかかわらず、スペイン風味になり切ってしまっているのは、大変にユニークです。(2007/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555066 |
カディスに生まれた作曲家ファリャ(1876-1946)は、ドビュッシー、ラヴェル、デュカスと交友関係を結び、印象主義の影響を受けました。「恋は魔術師」などの素晴らしいバレエ音楽で知られますが、ほんの一握りのピアノ作品も、その印象深さで忘れることはできません。中でも、良く知られる「4つのスペイン小品」は彼が民族主義の立場を確立した頃の作品であり、先人たちの影響を感じさせつつも、鮮やかな民族性が描かれた色彩豊かな音楽が満ち溢れています。演奏しているのはNAXOSでのシューマン(8.573094)で高く評価されたカディス生まれのピアニスト、フアン・カルロス・ロドリゲス。クラウディオ・アラウに師事し、数多くの受賞歴のある名手です。(2015/07/29 発売)
レーベル名 | :Paladino Music |
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カタログ番号 | :PMR0062 |