ジュリアーニ, マウロ(1781-1829)
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アルバム・タイトルの「OMBRE AMENE」とは「良い感じの色合い」と言った意味。このアルバムでは声とギターが織りなす美しい響きが追求されており、ソプラノのガブリエラ・ディ・ラッチオとギタリスト、ジェームズ・エイカーズはこのアルバムのために18世紀の作曲家ソルとジュリアーニの作品を選択しています。18世紀までは酒場などで演奏される大衆的な楽器であったギターを、一躍コンサートのための芸術的な楽器に高めたスペインの作曲家フェルナンド・ソルと、同じ頃にイタリアで活躍したギタリスト、マウロ・ジュリアーニ。この2人は、主としてギターのための曲を書きましたが、同時に歌の伴奏にもギターを用いています。これらの曲はあまり知られていませんが、ベートーヴェンが「ミニチュア・オーケストラ」と称したギターの音色と精緻な歌は、タイトル通りの心地良い響きをもたらしています。(2019/11/29 発売)
レーベル名 | :Drama Musica |
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カタログ番号 | :DRAMA002 |
ジュリアーニのことなんて何も知らなくても、クラシック・ファンなら冒頭1をお聴きになればブッたまげることでしょう。いきなりモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の序曲の一節が登場するのだから!しかもフルートとギターという編成が、なんとも味があって良い。この曲は当時の有名な旋律などを組み合わせた、音楽の花束です。それにしても、ジュリアーニの最も有名な作品である「協奏的大二重奏曲」をはじめ、この楽器編成は意外なほど心地よく、素敵なBGMになってくれます。貴方もきっと、ベートーヴェンと同時代を生きたこのイタリア人の名前を覚えてくださることでしょう。(2002/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.554560 |
ベートーヴェンと同時代を生きたナポリ出身の作曲家ジュリアーニは、ウィーンに出て多くの音楽家たちと親交を結び、技巧派ギタリストとして活躍しました。この時代の最大の作曲家ケルビーニやロッシーニの音楽に強烈な影響を受けたことは、当盤の収録曲からも想像できます。得意の変奏曲の主題は、歌曲の初学者も歌う、かの有名な「ネル・コル・ピウ」2、古今の作曲家たちの心を掴んで離さない3、「調子のよい鍛冶屋」の副題で有名な4などを選んだから、ギター・ファンならずとも楽しめるのです。6の骨太の力強さも印象的。スペインのギタリストの演奏でどうぞ。(2002/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555284 |
18世紀から19世紀にかけて、ギターのヴィルォルオーゾとして一世を風靡したマウロ・ジュリアーニ。この当時はロッシーニの歌劇が流行しており、多くの作曲家がその中の人気曲を素材にした作品を書きましたが、ジュリアーニもその例にもれず「ロッシーニ風」と題した6つの曲を遺しました。ロッシーニの旋律が次々と現れるこの作品にはジュリアーニが持てるギターの演奏技術が全て注ぎ込まれており、完璧に演奏するためには、高い表現力とテクニックが要求されます。見事に全曲を弾ききったゴラン・コリヴォカピチは1979年、ベオグラード生まれのギタリスト。2004年GFA(Guitar Foundation of America=アメリカ・ギター財団)国際ギターコンクールで優勝したほか、17の国際ギター・コンクールの優勝経験を持つ名手です。(2020/12/11 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574272 |
19世紀を代表するギター音楽作曲家、マウロ・ジュリアーニの世界初録音を含む作品集。2つの部分にそれぞれ性格的な4曲が収められた組曲「ジュリアナーテ」は、1806年からウィーンで生活していたジュリアーニが、経済的な理由でイタリアに戻った1819年以降に書かれた曲集で、控えめながらも成熟した作風と親密さを感じさせる名作です。世界初録音となる「Choix de mes Fleurs cheries 私の最愛の人が選ぶ花」は、さまざまな花や植物の名が付された10曲からなる組曲。しかし、誰に捧げられた作品なのかは、今でもわかっていません。「ロッシーニの《セミラーミデ》より「麗しい光が」のカヴァティーナ」は、ギターの性能を存分に披露できる技巧的な作品。イタリアを中心に幅広く活躍するギタリスト、クリスティアン・エル・コウリの演奏でお楽しみください。(2020/04/24 発売)
レーベル名 | :Dynamic |
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カタログ番号 | :CDS7855 |
日本にも何度も来日経験のあるヴェテラン・ギタリスト、ヴルフィン・リースケによるソルとジュリアーニのギター作品集です。「ギターのベートーヴェン」の異名を取るスペイン・バルセロナ生まれのフェルナンド・ソル。そしてナポリでギターの魅力に取りつかれたマウロ・ジュリアーニ。この2人がいなければ、現在これほどまでにギター音楽が愛されることはなかったでしょう。ただこの2人の作風は若干違っており、当時としては先鋭的な音を使い、どちらかというとロマン派とみなされるソルの音楽に比べ、ジュリアーニは変奏曲形式を好み、美しいメロディに装飾を施していくというものが多く、またヴァイオリンとの二重奏にも素晴らしい作品を残しているのが特徴です。リースケの演奏は2人の個性を際立たせ、超絶技巧を織り込みながら各々の曲に強い主張を持たせています。(2014/02/05 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC872 |
1972年生まれのヴァイオリニスト、ダニエル・ローランドはこれまでにもTWO PIANISTSレーベルへ"ヴィヴァルディ&ピアソラの「四季」"の録音(TP1039015)や、"コルンゴルト・プロジェクト"(TP1039282)をリリース、注目の奏者の一人として知られています。今回のアルバムは、orlandレーベル屈指のギタリスト、メシルカと共にパガニーニ、ジュリアーニ、デ・ファリャの作品を演奏、古典派からロマン派まで幅広い表現力を見せています。アルバムの圧巻は、もちろんピアソラの「タンゴの歴史」。この曲のオリジナルはフルートとギターのための作品。それをここではヴァイオリンとギターで演奏しています。ピアソラを得意とするローランドならではのユニークな世界は他に類をみないものです。最後に置かれた「アマポーラ」の甘いメロディも耳に残ります。(2016/06/29 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0018 |
2011年、GFA(Guitar Foundation of America)国際ギターコンクールで第1位を獲得した、ロシア生まれの若いギタリスト、ウラディーミル・ゴルバッチのリサイタルCDです。彼はノロシビルスク音楽学校、グリンカ音楽院を経て、ケルン音楽アカデミーでギターを学びました。メニューイン財団の主宰する音楽会に出演したことで、一躍有名になり、その後は各国で開催されたギター・コンクールで賞を獲得しながら、50回を超す演奏会もこなし、着々と腕を磨いています。ここで聴けるのは、スカルラッティからピアソラまでと多種多彩。ピアソラでの力強さもさることながら、スカルラッティで聴かせる独創性と器用さは、特筆ものです。アセンシオの「内なる思い」も名演であり、この若者の揺るぎない感性には驚かされるばかりです。(2012/07/18 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573023 |