ゴルトマルク, カール(1830-1915)
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世紀末から近代にかけてウィーンを中心に活動した3人の作曲家のピアノ三重奏曲集。ハンガリー民謡とウィーンの様式を併せ持つゴルトマルク、ブラームスの信奉者として、古典的な作風を守ったガル、シェーンベルクに通じる調性崩壊に最も鋭敏な感覚を見せるツェムリンスキー、三者三様の雰囲気を持つ美しい作品集です。ヴァイオリンは名手イルンベルガーが担当、ピアノは彼と共演の多いシナイスキ。そしてチェロはイタリア人の父と日本人の母を持つアッティラ・キヨコ・チェルニトーリ。彼女は「ヨーロッパとアジアの文化を完璧に融合させるアーティスト」として知られ、最近では指揮者としても活動、コンサートでの演奏に情熱をかけています。(2019/11/15 発売)
レーベル名 | :Gramola Records |
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カタログ番号 | :Gramola98933 |
いきなり往年の映画音楽みたいな美しい調べで、コルンゴルトの協奏曲は始まります。それもそのはず、ハリウッドで活躍していたコルンゴルトの映画音楽からの抜粋でこの協奏曲は作られました。神童作曲家としてデビューした後、諸々の理由でアメリカに渡り、映画音楽作家として名を上げたコルンゴルトは再びクラシック音楽の世界に返り咲こうとしました。この協奏曲はその時期の代表的作品です。一方のゴルトマルクは19世紀ハンガリーの作曲家で、その第1協奏曲は古今の大ヴァイオリニスト達が愛奏してきた傑作です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553579 |
このアルバムのタイトルである「KornGoldmark」。なんともオシャレではありませんか。若き才能あるヴァイオリニスト、コルソランはもともと2人のGOLD…コルンゴルトとゴルトマルクの音楽に魅せられていたと言います。ハンガリーに生まれ、古典派とロマン派の狭間で高い香りを放つゴルトマルク。そしてウィーンに生まれ、アメリカで活躍した"究極の世紀末音楽作曲家"コルンゴルト。もちろんこの2人に共通するのは名前の綴りだけではありません。胸を打つメロディと官能的な響きは、ともにワーグナーに根差すもので、後期ロマン派の薫陶を存分に受けたものと言えるでしょう。またゴルトマルクの甥であるルビンはアメリカ合衆国に渡り、ドヴォルザークの師事し作曲家となったという、アメリカに由来のある人です。ヴァイオリンを弾くコルソランはブダペストのユダヤ人の家庭に生まれた人で、ショルティに見出され、ニューヨークに留学。ジュリアード音楽院で学んだ後、現在はウィーンに住んでいます。まさに「2人のGOLD」を繋ぐ逸材と言えるでしょう。(2014/03/26 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM202 |
オーストリア出身のソプラノ歌手コルネリア・ヒュプシュのCapriccioレーベルへのデビュー・アルバム。彼女はバーデンで生まれ、グラーツ音楽・演劇大学で音楽を学び、クルト・エクヴィルツやデヴィッド・ルッツなど名歌手たちのマスター・クラスに出席し、その才能を嘱望されています。2008年にニコ・ドスタル国際コンクールで賞を獲得したこともあり、すでにオペレッタの世界では人気者で「こうもり」のロザリンデをはじめとしたヒロイン役で聴衆を沸かせています。そんなヒュプシュ、このアルバムでは雰囲気をがらりと変え、深みのある声で、後期ロマン派の2人の作曲家、コルンゴルトとゴルトマルクの作品をしっとりと歌っています。(2016/07/27 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
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カタログ番号 | :C3004 |
2014年、“イフラヴァ”で開催された「グスタフ・マーラー音楽祭」のライヴ録音。カールスバート国際コンクールの受賞者たちが、マーラー生誕の地であるイフラヴァの教会で歌うコンサートを収録。彼と同時代の作曲家たちによるあまり知られていない歌曲を収録しています。1曲目の「フェルステル:スターバト・マーテル」のみ合唱で、他は全て独唱曲。一口にマーラーと同世代と言っても、その作風は様々。民謡風の簡素な作品があれば、ロマンティックで重厚な作品もあり、作曲家の個性を存分に楽しむことができます。ライバルと称されるハンス・ロットの愛らしい歌曲やフェルステルの個性的な歌曲が聴きもの。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :ArcoDiva |
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カタログ番号 | :UP0164-2 |
ハンガリーの作曲家たちによるこれらのヴァイオリン作品は、情熱的で名人芸に彩られているにもかかわらず、そのほとんどは普段耳にすることがありません。しかし、フバイの憂いに満ちた「夜想曲」をはじめ、美しいコダーイのアダージョ、アルバムの中核を成すドホナーニのソナタと、どれもが一度耳にすれば強烈な印象を残す存在感のある作品です。ケイ=トーマス・メルクルが時に優しく、時には激しく、冴えた技巧と洗練された音色で聴かせます。(2016/12/16 発売)
レーベル名 | :Atlantic Crossing Records |
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カタログ番号 | :ACR0006 |