グリーグ, エドヴァルド(1843-1907)
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グリーグ自身も、相当数の楽曲においてピアノ用と管弦楽用の双方の版を作曲しましたが、当盤の収録曲はすべて他人の手による、ピアノ曲から管弦楽への編曲です。それにしても、集まってきた編曲者達の錚々たる顔ぶれには、マニア心をくすぐられるものがあります。その中でもとりわけ注目されるのは、グリーグと同じくノルウェー出身で、近年評価が高まってるトヴェイトの編曲でしょう。「バラード」は、グリーグの数少ないオリジナルのピアノ独奏用の大曲で、技巧的な展開の面白さでもよく知られている作品ですが、叙情的なムードを壊さずに、ピアニスティックな書法を巧みに管弦楽に翻訳した手腕には、驚かされます。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557854 |
ドイツ系スコットランド人のメゾ・ソプラノ、カトリオーナ・モリソン。2017年のBBCカーディフ国際声楽コンクールを制し、既に世界中のコンサート・ホールやオペラ・ハウスで実績を積んでいる彼女にとって、こちらが初めてのソロ・アルバムとなります。彼女の重要なレパートリーである、抒情的な歌曲を残したドイツ・ロマン派の女性作曲家ヨゼフィーネ・ラングを軸に、その周りのシューマンやブラームス、若き日にライプツィヒで学んでいたグリーグなど同時代の作品を収録しています。モリソンの持つ、聴く者の心にすっと染みていくような美しく透明感のある歌声と、豊かながらもすっきりとした表現が、これらの歌曲の魅力を十二分に引き出しています。アルバムのタイトルは、ラングの「昨日と今日」歌いだしの一節からとられました。(2021/01/22 発売)
レーベル名 | :Linn Records |
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カタログ番号 | :CKD637 |
1994年、ドイツのシュヴェツィンゲン音楽祭での晩年のリヒテルのコンサートを収録した1枚。当時のリヒテルは長いコンサート・ツアーに出かけており、様々な会場でリサイタルを開催していました。この演奏会ではグリーグ、フランク、ラヴェルの作品が演奏されていますが、グリーグについては、「ピアノ協奏曲」は若いころから数多く演奏してきたものの、「抒情小曲集」はようやく晩年になって演奏を始めたという作品でした。ここでも慎重なアプローチによる演奏を繰り広げています。かたや、フランク、ラヴェルは得意中の得意な作品で、リヒテルは変幻自在な演奏を聴かせています。SWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行っています。(2017/10/20 発売)
レーベル名 | :SWR Classic |
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カタログ番号 | :SWR19409CD |
「十字軍のシグール」からの3つの編曲は、通常の組曲版とは違ったオリジナル版からの編曲です。「オラヴ・トリュグヴァソン」は未完成に終わった歌劇ですが、ここに収められた2つの抜粋編曲は、共に情緒豊かな美しい旋律の佳品です。「ベルグリオット」は、朗読と管弦楽のために 書かれた作品のピアノ版です。なお、このCDでは、音楽の本来の形を味わっていただくために、 曲中で語られる劇の台詞、朗読、合唱を全て収録しました。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553397 |