グリーグ, エドヴァルド(1843-1907)
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実力派ソプラノ歌手、マルリス・ペーターゼンが取り組むユニークな歌曲の世界。「Dimensionen」と題されたシリーズには私たちを取り巻く全ての事項が内包されています。第1作のモティーフは“世界”(SM274)でしたが、第2作の今作では「Anderswelt=異世界」がテーマ。選ばれた曲を見てわかるとおり、この世のものではない不可思議な者たちが主人公です。いつの時代にも芸術家たちは、伝説の世界に住む人魚、妖精、目に見えぬ霊魂などを絵や音、詩で捉えようと試みを重ねてきており、ペーターゼンは官能的な歌唱で彼らに命を吹き込んでいます。(2019/01/25 発売)
レーベル名 | :Solo Musica |
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カタログ番号 | :SM294 |
17世紀イタリアのヴァイオリン製作者ニコロ・アマティは、祖父アンドレア、父ジローラモの技を受け継ぎ、クレモナをヴァイオリンの一大生産地にした業績は知られています。またストラディバリ、グァルネリも彼の弟子であり、その優雅なスタイルを持つ楽器は現代でも愛されています。ニコロ・アマティが1647年に制作した楽器はノルウェーの作曲家、ヴァイオリニスト、オーレ・ブルが「私の真珠」と呼び、愛奏していた楽器で、100年以上公式の場から姿を消していた幻の銘器です。ブルは公式なコンサートだけでなく、私的なコンサートでもこの楽器を用い、自作を演奏して、ヨーロッパだけでなく、アメリカ全土でも彼の名前を高めたのです。このアルバムでは、そんなブルが実際に演奏していた愛器による“サロン・コンサート”を再現しており、美しい音色が100年前以上前の雰囲気を余すことなく伝えています。(2017/01/25 発売)
レーベル名 | :Athene |
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カタログ番号 | :ATH23205 |
2015年、スペインで開催された「第57回ハエン国際ピアノコンクール」で優勝したのは、カナダのピアニスト、アナスタシア・リジコフでした。ウクライナ生まれの彼女は7歳の時にウクライナ国立交響楽団と共演しデビュー。"ウラディミール・ホロヴィッツ国際ピアノコンクール"で第1位を獲得、その後も数多くの国際コンクールで入賞。現在では20曲を超える協奏曲のレパートリーを持ち、30以上のオーケストラと共演、世界中から注目を集めています。この、ハエン国際ピアノコンクールの優勝記念として録音されたアルバムでは、ベートーヴェン、グリーグのソナタをメインに、スペインを代表するアルベニスを1曲、このコンクールで必須とされるスペイン現代作曲家の新作を1曲演奏しています。力強いベートーヴェン、叙情的なグリーグはもちろんのこと、初めて耳にするクルス=ゲバラの作品に漂う神秘的な響きも余すところなく伝えています。(2016/12/21 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573725 |
ラフマニノフのピアニストとしての活動は、主にリサイタルと協奏曲におけるソリストが中心でしたが、イザイ、エルマンを始めとした同時代のヴァイオリンの巨匠達との共演も行っています。その中で録音が残されているのは、このCDに収録されているクライスラーとの共演が唯一で、19世紀末から20世紀にかけて活躍した巨匠達のデュオを聴くことが出来る貴重な資料ともいえるでしょう。柔軟な演奏スタイルのクライスラーと、安定感のあるラフマニノフという絶妙なコンビネーションは、発売時から高い評価を得ていました。収録時、楽天的な性格のクライスラーがすぐにOKを出したのに対し、神経質なラフマニノフが再テイクを何度も主張したという逸話が残されていますが、その逸話を証明する未発表テイクも収録されています。(2003/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110968 |