グリーグ, エドヴァルド(1843-1907)
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スウェーデンのソプラノ、スザンナ・アンダーソン。彼女は2003年、ギルドホール音楽演劇学校で金メダルとキャスリーン・フェリア歌曲賞を受賞、全ヨーロッパ・コンサート・ホールの「ライジング・スター賞」にもノミネートされ、モーツァルト歌手として活躍をはじめました。ホグウッド、メッツマッハー、ガーティナーら数多くの指揮者と共演し、現代作品も数多く手がけています。すでに充分なキャリアを積んだ彼女、このデビュー・アルバムでは、ヘルシンボリ交響楽団をバックにヴィヴァルディから現代曲、そしてミシェル・ルグランまで幅広い歌を、軽やかな声を生かして堂々と歌いこなしています。《魔笛》の「夜の女王のアリア」での煌めく歌唱も美しいのですが、情感溢れるシュトラウスの「明日の朝」が見事です。(2017/09/29 発売)
レーベル名 | :Orlando Records |
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カタログ番号 | :OR0029 |
ヴェルテ・ミニョン・シリーズの第2弾は、リスト晩年の弟子たちを含む、後期ロマン派の作曲家・ピアニストが収録されています。いずれも注目されるのは、演奏家たちが楽譜に一部、あるいは大胆に手を加えているのが記録されている点でしょう。当時の演奏家たちは、テクニックの巧拙だけではなく、楽譜に対する改変の度合い・内容の各面においても、センスが問われていたことが窺い知ることができます。R.シュトラウスが、自作の「サロメ」をいかにして編曲していたかも歴史的に興味深い資料であるといえるでしょう。(2004/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110678 |
ポーランド生まれ、オーストリア在住のイヴォナ・カラシンスカ=シュレア。6歳でピアノを始め、カトヴィツェの「カルロ・シマノフスキ」音楽大学に入学。ピアノを集中的に学びました。しかし卒業後にはハープシコード、オルガンなど歴史的な楽器に興味を抱き、現在ではピアノとオルガン、ハープシコードを自在に操る演奏家として活躍しています。この2枚組では、様々な作曲家によるバロック期から現代までの多彩な小品を取り上げ、曲に合わせて、ピアノとオルガンを弾き分けることで生き生きとした曲調が生まれています。共演のバウマンは1963年生まれ、ストラスブールのオルガニスト、息のあった演奏が繰り広げられています。(2018/03/23 発売)
レーベル名 | :Austrian Gramophone |
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カタログ番号 | :AG0002 |
フラグスタートが録音史上、もっとも偉大なワーグナー・ソプラノであることはいうまでもありませんが、一方リートにおいてもいくつかの宝を残しています。グリーグにおいては、ワーグナー作品における「女傑」の影は去り、民族的色彩の濃い、陰影豊かな歌唱を披露しており、この曲集の解釈の頂点として、長らく愛好家に支持されてきました。このCDに収められているのは、DECCA盤よりも完成度が高いRCA盤の復刻です。また「ブリュンヒルデの告別の歌」はフルトヴェングラーとの共演で有名なテイクがありますが、このCDのものはSP未発表の極めて貴重な録音です。(2006/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110725 |