マスン, アラン・グラウゴー(1984-)
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1997年に設立されたデンマークの優れた声楽アンサンブル"ヴォーカル・グループ・コンサート・クレメンス"の歌うクリスマス・アルバム。21世紀に書かれた作品と、伝承曲でありながら現代の作曲家がアレンジした作品が織り交ぜられた興味深い選曲に注目です。タイトルの「バラ」は愛の象徴であるとともに、聖母マリアの象徴でもあり、慈しむかのような歌声は、クリスマスの歓びとともに、マリアの限りない愛も表現しています。(2016/12/21 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100062 |
フェロー諸島に実在した女性「ベインタ・ブローベリ(1667頃-1775)」。生涯に3回結婚するも、2人の夫を亡くし、3人目の夫は発狂、これらはすべて彼女に責任があるとされ、"魔女"の烙印を押されてしまいます。暗いオーラをまとった彼女の生涯は小説や映画にもなりました。このアルバムでは、「堕落した女」とされる彼女の様々なエピソードを、アンナ・カトリン・エッスルドッティル・エギルストレスとアラン・グラウゴー・メドセンがオーケストラ伴奏の連作歌曲に仕立て、アンナ自身の歌によって歌われたものが収録されています。電気的に変容された声で歌われる、民謡のように素朴な旋律と、神秘的なオーケストラの響きが織り成す、時間を超越した脆く儚げな風景が広がります。(2022/04/22 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226187 |
デンマークの作曲家、グズモンセン=ホルムグレーンは2016年に亡くなるまで、現代北欧音楽のアイコン的存在として活躍し続け、ここに収録されている1984年生まれの新進作曲家、A.G.マドセンのような若い世代にも多大な影響を与えてきました。ミニマル・ミュージックのようなシンプルなフレーズ、容赦なく投げ込まれる凶暴な音や日常のノイズなどが、静けさと交互に現れるグズモンセン=ホルムグレーンの作品は、その独特な作風と、精密かつ熟練の技巧で、20世紀から21世紀にかけての北欧音楽を牽引しました。一方、A.G.マドセンは、まばらなテクストに限定的な素材を用いて、ミクロの世界を構築するかのような作風で、詩的でもあり、どこか遠いロマン派時代の亡霊を呼び覚ますような感覚のある音楽を書きます。ここでは、そんな二人の作曲家によるコンチェルタンテ(協奏交響曲)の世界を、デンマークを代表するヴァイオリン奏者C.オストランやピアノのP.サロ、デンマーク国立交響楽団の演奏でお届けします。(2020/01/17 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :8.226138 |