シックハルト, ヨハン・クリスティアン(1680-1762)
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17世紀の終わりから18世紀の初め、デンマーク=ノルウェー王として在位したフレデリク4世。治世していた時代のほとんどは戦いに明け暮れ、その際に国力も低下したのですが、終戦後に貿易と文化が復興し、王は当時の高名な音楽家、グラウプナー、シャイベ、グラウン、ラウルらをデンマークに呼び、多くの作品を演奏させたのです。また彼の娘シャルロット・アマーリエのために舞曲の数々を作らせて「コレクション」としました。これらのデンマーク由来の作品は、現在ではほとんど演奏されることがありませんが、今回リコーダーの名手ボレット・ロードと、ポーランドのバロック・アンサンブル「アルテ・デイ・スオナトリの見事な演奏で、これら歴史的な財産を蘇らせることができました。(2013/08/21 発売)
レーベル名 | :Dacapo |
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カタログ番号 | :6.220630 |
J.S.バッハよりも3年早く生まれ、10年以上長生きした作曲家ヨハン・クリスティアン・シックハルト。ドイツとオランダで活躍、リコーダーを用いた作品を多く書き、存命中には作品を献呈した貴族や王族から高く評価され、作品を愛奏したアマチュア奏者たちの人気を博しました。アムステルダムの出版社エティエンヌ・ロジェから少なくとも30組以上の作品が出版されましたが、残念なことにその出版譜の多くは現存していません。しかし20世紀初頭、リコーダー演奏に関心が集まるようになり、彼の一部の作品も再出版され、その優美な音楽が再び知られるようになりました。このアルバムに収録された6つのソナタはエティエンヌ・ロジェから出版された曲集で、どれも2つのリコーダーを主役とした親しみやすく素朴な旋律を持っています。このアルバムで演奏するエポカ・バロッカの2人の奏者は、各々2種類の楽器(アルト・リコーダーとヴォイス・フルート)を使い分け、作品の性格を描きわけています。(2024/05/17 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :555450-2 |
バロック時代のトランペットは現代のようにバルブを有していなかったため、旋律を滑らかに吹くことは困難であり、作曲家たちもこの楽器のための協奏曲をそう多くは書いていません。そのため現代、トラッペットでこの時代の作品を吹くためにはオーボエやリコーダーのための作品を転用することが多くあります。このアルバムではシュテルツェルや、ヨハン・フリードリヒの弟であるヨハン・ミヒャエル・ファッシュのオリジナル・トランペット作品の他、テレマンとヘンデルのオーボエ協奏曲や、シックハルトのリコーダー・ソナタをアレンジ、見事なトランペットのための作品として聴かせます。演奏は1969年、ドイツ生まれのトーマス・ライナー。12歳の時にモーリス・アンドレの演奏に触れたことで奏者を志し、活躍してきたヴェテラン奏者です。バックをつとめるインテルプレーティ・ヴェネツィアーニは設立35周年を迎えたヴェネツィアのモダン楽器アンサンブル。ヴィヴァルディの作品を得意とするほか、現代作品や古典派作品の演奏にも定評があります。(2022/11/11 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.551419 |
このCDを聴くと、ドイツ・バロック期にも驚くほどリコーダーが活躍していたことに驚くことでしょう。もちろんイタリアではヴィヴァルディが超絶技巧を駆使した作品を次々と生み出してはいたのですが、ドイツでもこんなにも素晴らしい作品が書かれていたのです。 ( 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777534-2 |
( 発売)
レーベル名 | :各々の作曲家の名前の知名度は確かにあまり高くはありませんが、例えば最近発見されたファッシュのリコーダー協奏曲は、この単純な楽器をよくぞここまで歌わせた!と感心する他ありません。他の曲も全てドイツ音楽の源流から外れることなく、完膚なきまでの構成を見せつけてくれています。名手シュナイダーの完璧なる技巧は、これらの曲にさらなる魅力を与えました。まさに「リコーダーの勝利」です。 |
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カタログ番号 | : |
1 ( 発売)
レーベル名 | : |
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カタログ番号 | :2010.07.14 |