リュッケルト, フリードリヒ(1788-1866)
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世紀の名テノール、ジョン・マッコーマックのコレクション第10集です。ここでも彼の芸術の汎用性を感じることができるでしょう。どの曲も完璧なる息のコントロールととろけるような声を楽しめますが、中でも、彼が愛したヘンデルのオペラ・アリアは潔さと高潔さを兼ね備えた素晴らしい歌唱です。また愛らしく美しい「ロンドンデリーの歌」、ブラームス、メーリケ、シューベルトなどのドイツ・リートも聴きものです。今回のアルバムには、ロッティ、シューベルト、サリヴァン、ブラームスなどの一部の曲には未発表音源も含まれています。(2013/11/20 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111401 |
ベルンハルト・セクレスは、20世紀初頭のドイツで活躍した作曲家。1894年から1895年までマインツの劇場で働き、1896年からはフランクフルトのホッホ音楽院で教師を務め、その後院長に就任。1928年には同校初のジャズ研究プログラムを立ち上げましたが、この行動がナチスによって批判され、ヒトラーが権力を握った際には職を失い、作品の演奏も禁じられてしまいました。1934年に亡くなるまでにオペラ、管弦楽曲、室内楽曲などを作曲しましたが、そのほとんどは現在でも忘れられたままです。このアルバムに収録されているのは、フリードリヒ・リュッケルトが中国の詩を元に翻案したテキストによる「Aus dem Schi-King 詩経-中国の歌より」などの歌曲集。ドイツ・リートの伝統に則った美しい旋律と、当時流行していた異国趣味が感じられるユニークな作品で、セクレスの個性が遺憾なく発揮されています。(2022/10/14 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
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カタログ番号 | :TOCC0651 |
NAXOSおなじみのオハイオ州立大学ウィンド・シンフォニーの新作です。常に新しいレパートリーを追求し、新鮮な音楽を届けることに主眼を置く指揮者ミッケルソンを中心に、絶妙なアンサンブルを聴かせるこの団体、世界中から熱い視線が注がれています。このアルバムでは、ピューリッツァー賞を受賞した作曲家、プッツをはじめとした4人の作品を収録。多彩な音楽を楽しむことができます。アルバムタイトルにもなっているプッツの「ネットワーク」はかれがイーストマンの学生だった1997年に書かれた曲。爆発的なエネルギーを有した躍動的な作品です。ブリテンの「王様の剣」はBBCラジオの「子供の時間」のための劇音楽。アーサー王の物語を元に6つの部分からなる楽しい音楽です。マーラーの「真夜中に」は原曲の通り、ソプラノ独唱を伴うもの。最初の静寂から最後の高潮までが見事にブラスバンドに移し変えられています。ブライアントの作品は最も最近に書かれたもので、こちらも絶え間ない動きに溢れた作品。難易度の高い技巧が用いられています。(2016/04/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573446 |
後期ロマン派の作曲家プフィッツナーの歌曲全集の第3集。このアルバムには2つの注目すべき歌曲集が含まれています。1924年の「愛の歌」はプフィッツナー自身が「曲順を変えることなく、必ず6曲全てを歌うこと」と指定された緊密な結びつきをもって構成された歌曲集。タイトルこそ「愛の歌」ですが、内容は「幸福と苦しみ」についてであり、強い感情が表出されています。1931年の「6つの歌」は、内容が二つに分かれており、最初の3曲は過去の恋と満たされない憧れがテーマ、残りの3曲は自然の情景と人間の心を描いています。シューマンの影響が感じられる内省的な雰囲気を持つ初期の「ほっそりとした睡蓮」や、児童合唱を交えた「クリスマスの歌」の無垢な美しさにも心惹かれます。(2019/05/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573081 |
ドイツ後期ロマン派時代に活躍した作曲家プフィッツナー。ロシアで生まれ、3歳の時にフランクフルト・アム・マインに移住。父がオーケストラのヴァイオリン奏者であったため、幼い頃から音楽に親しみ、11歳で最初の作品を書いたことが知られています。この第4集に収録されている歌曲の中で、1884年のセレナードは彼の最も初期の作品であり、他の曲もほとんどは彼が学生時代に書いたものですが、後の作品に見られるイディオムの基礎は、これらの初期の作品からはっきり見られます。若き日の彼が心酔していた詩人アイヒェンドルフの詩を用いた「5つの歌」でのしっとりとした旋律をはじめ、どの歌にも豊かな創造性が漲っており、親密な雰囲気が感じられます。落ち着いた歌唱を聴かせるバリトンのウヴェ・シェンカー=プリムスはヴュルツブルクで学び、2006年ヴュルツブルク国際モーツァルト・コンクールに入賞した実力派。2009年からはワイマール歌劇場など数多くの歌劇場で活躍しています。(2021/11/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573082 |
生粋のドイツ人だと思っている人も多いでしょうが、実はロシア生まれの作曲家であるプフィッツナーです(3歳の時にフランクフルトに移住するので、あまり関係ないですが・・・)そんなプフィッツナー、幼い頃から才能は際立っており、早くも11歳で処女作を手掛けています。現存する作品は1884年に書いた歌曲ですが、このアルバムには含まれていません。このオーケストラ伴奏付きの一連の歌曲には、同世代のライバル、R・シュトラウスの影も感じられます。世間から称賛を浴び続けていたシュトラウスに対して、彼の作品の評価はあまり芳しいものではなく、彼自身も常に不条理を感じていたと言われています。確かに渋めの作品が多いですが、初期の歌はシューマンやヴォルフに通じるものもあり、色彩豊かなオーケストラパートと共に、ひたすら聞きごたえのあるものばかりです。ハンブルク出身のバリトン、ベーゲマンの素晴らしい歌唱で。(2011/01/26 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777552-2 |