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ストラヴィンスキー, イーゴリ(1882-1971)

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    ストラヴィンスキー:組曲「兵士の物語」/独奏クラリネットのための3つの小品/おどけた歌(クラフト)

    ストラヴィンスキーをマニアックに究めたいという方にお薦めする一枚。スペシャリスト、クラフトの指揮だから演奏も安心です。特徴は編曲版を多く収録したこと。「パストラール」はヴァイオリンと木管四重奏版、「兵士の物語」は7人で演奏する版、「きつね」は英語版、「ロシア風スケルツォ」はオリジナルのジャズバンド版(特にお薦め!)、「ヴォルガの舟歌」の管弦楽版など、珍しいヴァージョンが並ぶのは、極めて貴重です!この他、日本人なら聴き逃せない「日本の3つの抒情詩」などの魅力的な歌曲、さらに無伴奏クラリネット作品を収録。MusicMastersとKoch Internationalレーベルの再発売盤です。(2007/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557505

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    ストラヴィンスキー:兵士の物語(チャイルド/マグワイア/ビール/楊天媧/ヴァージニア・アーツ・フェスティバル・チェンバー・プレイヤーズ/ファレッタ)

    第一次世界大戦の終わり頃、ストラヴィンスキー(1882-1971)は小さな演劇作品のアイデアを考案しました。それは1918年に発表された「兵士の物語」。ロシアの民話を基に、ラミューズが台本を製作し、ストラヴィンスキーが曲を付けた他、画家やデザイナーも製作に参加するなど、多くの人々が完成までに手を尽くしています。演奏は7人の小オーケストラ、語り手が担当、実際の上演にはここに兵士、悪魔が加わります。この極めて切り詰めた編成には、やはり当時の経済的苦境が影響していて、少ない手駒でお金を稼ぐための最良の方法として編み出された音楽だったことは間違いありません(しかし、この小さな編成は、かえって小回りの効く軽快な音楽を生み出すのに一役買っているのですが)。当時流行の兆しが見えていたタンゴ、ジャズ、ラグ・タイムなどのリズムが上手く融合された面白い作品になっていて、このまま巡業公演が行われれば、かなり話題になったはずなのですが、結局は「スペインかぜ」の大流行と、戦争末期の混乱で公演が実現できなかったのは、神の思し召しなのでしょうか。この演奏ではメインのヴァイオリンをNAXOS屈指の名手、楊天堝が担当。見事な演奏を披露しています。(2016/04/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573537

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    ストラヴィンスキー:兵士の物語/八重奏曲/バレエ・カンタータ「結婚」(楊天媧/ヴァージニア・アーツ・フェスティバル・チェンバー・プレイヤーズ/ファレッタ)

    ストラヴィンスキー(1882-1971)の生涯の中で重要な役目を果たした3つの作品を収録した1枚。1918年に完成した「兵士の物語」は全曲盤(8.57337)からの抜粋で、純粋に音楽のみを楽しめる"組曲"です。1923年に初演された「八重奏曲」は当時管楽器を重用していたストラヴィンスキーが、夢の中で聴いた"管楽器のみの八重奏曲"に感銘を受け、翌朝作曲に取り掛かったという曲。ムダのない引き締まった伝統的な形式が用いられています。作品は当時の恋人で後に妻となるヴェラに捧げられています。「結婚」はバレエ・リュスのために作曲されたバレエ・カンタータ。ロシア民謡詩を元に台本を構成、最初は大編成の管弦楽伴奏を構想するも、様々な理由で断念。4台のピアノと打楽器アンサンブル、合唱、独唱という形に落ち着き、1923年にエルネスト・アンセルメの指揮で初演された名作です。(2016/09/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573538

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    ベスト・オブ・ストラヴィンスキー

    ストラヴィンスキーと言えば何といっても20世紀を代表するバレエ音楽。三大バレエ「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」は先ずは何をおいても聴いておきたいものです。この一枚はそれぞれ美味しい部分を抜粋しており全曲は収録していませんので、選曲にご納得の上でお求めください。ラハバリの熱血の棒も聞き物です。そして「プルチネルラ」と「兵士の物語」を知らずに過ごすのは勿体無い。前者のバロック音楽の20世紀風味和え、後者の現代風の乾いた響き、共に最高の味わいです。次々と作風を変えたことで有名な作曲家ですが、いつもお洒落だったと言えるかもしれません。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.556685

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    ストラヴィンスキー/ボロディン/チャイコフスキー/ムソルグスキー:アコーディオン・デュオ作品集(ミトス)

    このCDに収録されている4人の偉大なる作曲家たち、彼らが描く様々な物語は広大なロシアの大地に根差した壮大なものばかり。これらの作品は世界中の劇場やコンサート・ホールで数えきれないほど演奏されています。ここでは、ちょっと趣向を変えて、若きアコーディオン・デュオ「ミトス・アコーディオン・デュオ」の斬新な演奏でこれらの名曲をお楽しみください。メンバーの一人、ビャルケ・モーゲンセンは1985年生まれ。7歳でアコーディオンを始めすぐに頭角を現し、現代では新作や編曲など多彩な活動をしている人。ソロアルバムも何枚か出ていますが、ここではシャルフ・キョッレと絶妙なるアンサンブルを聴かせています。(2013/04/24 発売)

    レーベル名:Orchid Classics
    カタログ番号:ORC100029

  • ストラヴィンスキー/ラヴェル/ガーシュウィン:トランスクリプションとオリジナル・ピアノ作品集(フェラン=エンカワ)

    (2015/02/25 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP696

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    ストラヴィンスキー/ルトスワフスキ/リゲティ/フィニッシー:弦楽四重奏曲集(クロイツェル四重奏団)

    2012年にリリースされたDVD(MSVDX 101)と同じ収録内容を持つこのアルバム。最初はデジタル・ダウンロードのみの発売でしたが、CDとしての発売を待ち望んでいた人が多く、今回の発売となりました。近現代を代表する3人の作曲家の弦楽四重奏曲に、イギリスの現代作曲家フィニッシーの作品を加えたこの1枚は、現代英国作品のリリースに力を入れているMetierレーベルを象徴するにふさわしいアルバムです。スケアヴェズを筆頭に名手4人で構成されるクロイツェル弦楽四重奏団は、現代作品を得意とするアンサンブル。Metierレーベルの他、NAXOS、Toccataレーベルにおいて多彩な曲を録音しています。(2017/03/24 発売)

    レーベル名:Metier
    カタログ番号:MSVCD92105

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    DANCE! - ピアノ・トリオによるストラヴィンスキー、ラヴェル(ミネルヴァ・ピアノ・トリオ)

    2013年に結成されたミネルヴァ・ピアノ・トリオのデビュー・アルバム。「完璧な技術、高い成熟度、集中力、作品への共感とエネルギーが感じられる」と高く評価される彼らは、このアルバムでストラヴィンスキーとラヴェルの代表作と、3人の現代作曲家バーチャルとホード、ショウの作品を演奏、フランシス=ホード以外の作品は、どれも新たなアレンジを施した世界初録音となります。(2022/10/21 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:SOMMCD0658

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    タチアナ・ヴァシリエヴァ - チェロ作品集

    20世紀に作曲されたチェロのための興味深い作品の数々を、1977年生まれの新星、ヴァシリエヴァが瑞々しい感性と闊達な技巧で弾き切り、自らの強烈な存在感と同時に、必ずしも知名度に恵まれない、これらの作品の魅力をアピールする好企画です。どの曲もチェロ(及びピアノ)の持つ様々な技巧と表現力の可能性を追求した作品で、演奏するのはかなりの難物のはずですが、各曲ごとの性格の弾き分けも含めて実に見事、聴いていると、本当に楽しくなるほどです。占部のピアノも大変な好サポートで、20世紀器楽音楽の神髄を存分に伝えるこの一枚で、さりげなくその高い技量のほどを示しています。(2002/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555762

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    チャーミング・チェロ

    チェロの起源は、恐らく中央アジアかインドで生まれた撥弦楽器に端を発し、アラブの貿易路を通ってヨーロッパに到達したとされています。やがて楽器は発展し、18世紀中ごろに現在の形にほぼ落ち着いたようです。とはいえ、19世紀には大きな音が求められるようになり、これまで用いられてきたガット弦(羊の腸)から金属弦が採用されるなど、細かい改造が加えられ、今に至っています。ソロとしてだけでなく、アンサンブルでも強い存在感を示し、その深く美しい音色は広く愛されています。このアルバムにはヴィヴァルディからグッドールまで、およそ300年間に渡って書かれた魅惑的な作品が集められています。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578173