リムスキー=コルサコフ, ニコライ・アンドレイェヴィチ(1844-1908)
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1925年、電気式録音によるSPレコードが発売されたとき、クライスラーはまだ活動の絶頂期にありました。当時ベルリンに拠点を置いていた彼は、1926年の北米ツアーのためにパリからニューヨークを経て、トロントまで出掛けていましたが、彼の愛器の一つ「ストラディヴァリ」は環境の変化に耐えられないだろうという判断のもと、別の愛器「グァルネリ・デル・ジェス」を携行し、この楽器でコンサートを行い聴衆を魅了しました。このアルバムに収録された一連の録音は1925年から1927年に渡ってアメリカとベルリンで収録されたもので、クライスラーは同じ曲について何度も撮り直しをしていたため、曲によってはいくつかの別テイクが存在しており聴き比べを楽しむことが可能です。またバッハのアダージョなど珍しい録音も含まれています。(2019/02/22 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.111409 |
歴史的ヴァイオリニストの中でも、最大級の大物の一人、フリッツ・クライスラーは録音だけでなく、自作、編曲の数々でも、後世に偉大な遺産を残したといえましょう。当盤はそんな中から、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、リムスキー=コルサコフの有名な旋律の数々の編曲を集めています。旋律をたっぷり伸びやかに歌わせる一方、時にはオリジナルの技巧的なパッセージを挟み込んだりと、名ヴァイオリニストの面目躍如といえましょう。また、隠れた聴きモノとして、巧みに書かれたピアノパートの見事さを挙げることもできましょう。実際、ピアニストとしての腕前も、相当なものだったということです。(2005/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557388 |
グラズノフは職業的なコンサート・ピアニストではありませんでしたし、数の上から考えればピアノ作品をメイン・フィールドとしていなかったことも確かですが、残されたピアノ作品は第一級の出来映えを見せているものが少なくありません。大作となったピアノ協奏曲第1番もそんな作品の一つで、雄大で憂愁の味わいがあるメロディーと美しい和声が、いかにもロシア風といった感のある華麗で重厚なピアニズムをたっぷり盛り込んだピアノ独奏と、いつもながらに充実したオーケストラによって展開される聴き応え満点なものとなっています。なおこの作品は大ピアニストのゴドフスキーに捧げられていますが、そのことからも彼の作品に対する自負と自信がうかがえます。(2000/08/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553928 |
何でもありの選曲にご注目ください。こういう曲をクラリネット5人だけで(低音にはバセットホルンとバス・クラリネットを使用)演奏してしまおうというご機嫌な企画、曲名を見るだけでわくわくします。「熊蜂の飛行」や「ピッチカートポルカ」のようなおよそクラリネット演奏が想像できないもの、ベートーヴェンのような正統派クラリネット音楽、「トロイメライ」や「パヴァーヌ」のようなゆったりナンバー、果てはラグタイムからジャズまで。マニアックにして誰もが楽しめる、クラリネットを聞く楽しみを一気に広げる会心のアルバムです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553427 |
アメリカの名門大学吹奏楽団が、その実力を遺憾なく発揮する吹奏楽作品集です。ドヴォルザークの弦楽器のためのお馴染みの名曲が、管楽器の音色とも驚くほどマッチする「セレナード」。讃美歌をベースに、全編に漂う神秘的な雰囲気が魅力のギリンガム作品(世界初録音)。アルバムのタイトル作「ナグワルの風」は、ミヨーらに師事し打楽器音楽でも有名なコルグラスの作曲で、様々な打楽器を駆使した万華鏡のような色彩変化を誇ります。リムスキー=コルサコフの超有名曲を、元は偉大なトランペッター、ウィンストン・マルサリスのために編曲したハンスバーガーが、ここでは各楽器に旋律を割り振っています。(2007/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570244 |
アメリカ生まれで、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、パリ・オペラ座など世界トップの歌劇場でひっぱりだこのソプラノ、エリン・モーリーが待望のソロ・デビュー・アルバムをリリース。花鳥風月からインスパイアされた魅力的な歌の数々を披露しています。世界の劇場で高く評価されるだけあって、発声も表現も工夫を凝らして一辺倒にならないところは見事。アルバムの中心に据えたリッキー・イアン・ゴードンの連作歌曲「8つの花の歌」は、死や復活、儚さを花の姿に例えた作品で多彩な表現が聴きどころです。最後に置かれた We’ll Gather Lilacs(春になったらライラックの花を集めましょう)は1945年のミュージカル「Perchance to Dream」の中のヒット曲で、ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、ジュリー・アンドリュースから最近ではキャサリン・ジェンキンスへと歌い継がれている名曲。モーリーにとっては幼いころから身近にあった曲なのでしょう。ここでは自らピアノを演奏しつつ情感たっぷりに歌い上げています。他の曲で伴奏を務めるジェラルド・マーティン・ムーアはイェール音楽大学で声楽研究のコーディネーターを務めるとともに、グラインドボーン音楽祭やパリ・オペラ座で声楽コンサルタントとして活躍、特にルネ・フレミングとの共演で知られています。(2024/04/19 発売)
レーベル名 | :Orchid Classics |
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カタログ番号 | :ORC100294 |
1931~2年にロンドン、ニューヨーク、ミラノで録音された40代初めのジーリの録音が19曲。ジーリの明晰な響きと柔軟かつ生命力に満ちた歌い口はどれも絶品中の絶品ながら、白眉は間違いなく「真珠採り」のロマンス!吸い込まれんばかりのソットヴォーチェのなんと密度の高い、高貴な、そして胸に迫る哀しさ!録音から70年以上経っても誰もこの領域に近づきさえできていない、孤高の世界です。もちろんアリアでの豊かな歌、カンツォーネでのエンターテイメントぶりも天下のトップスターならでは。伴奏で巨匠バルビローリが指揮を取っているのも貴重です。(2005/01/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110268 |