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リムスキー=コルサコフ, ニコライ・アンドレイェヴィチ(1844-1908)

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    タネーエフ:協奏的組曲/リムスキー=コルサコフ:2つのロシアの主題による幻想曲(グレゴリー/キエフ・ヴィルトゥオージ響/ヤブロンスキー)

    チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は19世紀ロシアを代表する“ヴァイオリンとオーケストラのための作品”ですが、他のロシアの作曲家たちも、優れた協奏的作品を数多く作曲しています。このアルバムにはチャイコフスキーの弟子、セルゲイ・タネーエフと『ロシア五人組』の一人、リムスキー=コルサコフの作品をヤブロンスキーとキエフ・ヴィルトゥオージ交響楽団の演奏で収録。タネーエフの「協奏的組曲」は彼の友人であるヴァイオリニスト、シボールの依頼で書かれた作品で、バロック期の組曲の体裁を取りながら、各々の曲は大胆な筆致で書かれています。愛らしい「ガヴォット」が魅力的。リムスキー=コルサコフの「2つのロシアの主題による幻想曲」は、クライスラーのピアノ伴奏版も知られますが、迫力あるオーケストラ版は聴きもの。ヴァイオリンが歌う哀愁漂うロシアの旋律が、色彩豊かな響きを駆使したオーケストラ・パートと溶け合い、壮大なクライマックスを築きあげます。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.579052

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    ヴィタウタス・ソンデツキス - チェロ作品集

    独特の哀愁と粘着質を持つロシアの名旋律の数々を、歌い上げるに最も相応しい楽器は? この問に対する最有力な模範解答の一つとして、チェロを挙げる事ができるのではないでしょうか。人の体ほどもある大きなボディから発せられるアツく豊かな響き、低音域はもちろんのこと、中高音域での雄弁さを強力な武器として歌われるロシア艶歌には、魂を揺さぶられる思いがします。収録曲も誰もが知っている有名曲からちょっと素敵な秘曲まで、気の利いたアレンジものも多数とりれたナクソスならではの懐の広さとなっているこの1枚、特にロシア音楽ファン・弦楽ファンの方には自信を持ってお薦めします(2002/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554381

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    チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」/リムスキー=コルサコフ:組曲「クリスマス・イヴ」(スロヴァキア・フィル/ハラース)

    「花のワルツ」「行進曲」など説明無用の名曲が揃ったチャイコフスキーの最高傑作「くるみ割り人形」、そしてちょっとマイナー作品ですが、描写力抜群の名人芸的オーケストレーションが冴えわたる、リムスキー=コルサコフの「クリスマス・イヴ」と、クリスマスに深い縁のあるロシア生まれのメルヘンチックな2曲に、日本人でも聴き取りやすい丁寧な発音による英語のナレーションを組み合わせた一枚です。上質な音楽を楽しみながら、英語のリスニング練習にまで使えてしまうというお得な仕様ですので、ちょっとしたクリスマスプレゼントから気の効いた座学の友にまで、どうぞ幅広くお求め下さい!(2001/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555342

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    チャイコフスキー:交響曲第5番/リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲(ヴォルゴグラード・フィル/セーロフ)

    (2013/10/23 発売)

    レーベル名:Es-Dur
    カタログ番号:ES2013

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    チャイコフスキー/ダヴィドフ/リャードフ/アレンスキー:19世紀ロシアのチェロ作品集(フリチェフ/ソロヴィエヴァ)

    19世紀ロシアで流行したチェロのための作品集。なかでも中心的存在となったのはチャイコフスキーで、彼はチェロの深い音色を大層好んでいました。管弦楽作品やバレエ曲でも、時折美しいチェロのソロの場面がありますが、この「ロココの主題による変奏曲」はチェロが思い切り活躍する作品。モスクワ音楽院のチェロ奏者フィッツェンハーゲンに捧げられており、現在では彼が改訂した版で演奏されることが多いのですが、ここではオリジナルのピアノとチェロ版で演奏されています。他にはチェロの名手ダヴィドフの技巧的な作品や、リャードフ、アレンスキ、リムスキー=コルサコフの優雅な作品を楽しめます。(2019/06/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573951

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    チャイコフスキー/ボロディン/ムソルグスキー/ルビンシテイン:19-20世紀ロシアの合唱作品集(エカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団)

    チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ、カリンニコフなどを中心とした18-19世紀ロシアのア・カペラのための作品と編曲を、2018年のラ・フォル・ジュルネで来日し、高い評価を得たアンドレイ・ペトレンコ率いるエカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団の歌唱で堪能する一枚。(2023/09/08 発売)

    レーベル名:Fuga Libera
    カタログ番号:FUG800

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    チャイコフスキー/ラフマニノフ/リムスキー=コルサコフ/ムソルグスキー:歌曲集(クシュプラー)

    ドイツ・リートとは全く違う世界観を有するロシアの歌曲たち。これらは、聴き手の心を直接揺り動かし、極めて素朴な感情を沸きあがらせるのです。チャイコフスキーの甘き慕情、ラフマニノフの疼くような痛みを伴った感傷、リムスキー=コルサコフの歌に吹きすさぶ風の音、そしてムソルグスキーの優しい愛撫。この蕩けるように美しい歌たちには、確かに狂おしいまでの魅力があるようです。ここで演奏するのは、双子のクシュプラー姉妹です。メゾ・ソプラノのゾルヤーナ、ピアノのオレナ、2人はウクライナに生まれ、母親から最初の音楽の手ほどきを受けました。各々違う道を歩みつつも、このような共演では見事なまでに息のあった名演を披露してくれます。(2010/07/14 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5039

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    チャイコフスキー/リムスキー=コルサコフ/グラズノフ:ロシアのチェロ協奏曲集(キン・リウェイ/チェコ室内管パルドビツェ/ハラース)

    第11回チャイコフスキー国際コンクールで第2位となったチェリスト、リー・ウェイ・クィンのソロで聴くロシアを代表する作曲家たちによる美しいチェロ協奏曲集。とはいっても「協奏曲」と名付けられているのはグラズノフの「コンチェルト・バッラータ」1曲のみ。他の作品にはどれもストーリー性のある洒落た名前が与えられています。チャイコフスキーの有名な「ロココの主題による変奏曲」は彼の友人ヴィルヘルム・フィッツェンハーゲンのために作曲された作品。しかしフィッツェンハーゲンが勝手に改変を加えたことで一悶着ありましたが、結局はこの版の方が出来が良かったようで、現在では堂々と「フィッツェンハーゲン版」が演奏されています。他には明るさの中に一抹の悲しみが宿るリムスキー=コルサコフの「セレナード」、カザルスに捧げられたグラズノフの「コンチェルト・バッラータ」などロシアの広大な大地を思わせる重厚で美しい音楽を聴くことができます。(2019/01/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573860

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    チャイコフスキー/リムスキー=コルサコフ/ラフマニノフ:ロシアの歌曲集(グリツコヴァ)

    1987年ロシア出身のメゾ・ソプラノ、マルガリータ・グリツコヴァが歌う3人のロシア作曲家による歌曲集。サンクトペテルブルク州立音楽院で学び、いくつかの国際コンクールに入賞した彼女を最初に見出したのは、大指揮者マリス・ヤンソンスでした。2008年に彼の指揮の下、サンクトペテルブルク音楽院のオペラ劇場でビゼーの《カルメン》で主役を演じ一躍脚光を浴び、その後世界中の歌劇場でその美しい声を響かせています。2015年にはザルツブルク音楽祭でモーツァルトの《フィガロの結婚》のケルビーノを歌った他、ペーザロのロッシーニ音楽祭にも出演。更に活動の幅を広げています。このアルバムではチャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ、ラフマニノフの歌曲を熱唱、各々の作曲家の特色を生かし、歌詞に生命を吹き込んでいます。(2019/03/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573908

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    チャイコフスキー/リムスキー=コルサコフ/リスト:ピアノ作品集(バドゥラ=スコダ)

    ウィーン音楽院に学び、1947年「オーストリア音楽コンクール」に優勝。以降著名な指揮者と共演し、日本にも度々来日し人気を博すバドゥラ=スコダ。このアルバムはどれも1950年代の録音で、若きバドゥラ=スコダはどの曲も伸び伸びと演奏。溢れ出る才能を見せつけています。ウィーンゆかりの作品を得意とするバドゥラ=スコダですが、チャイコフスキーやあまり演奏されることのないリムスキー=コルサコフなどのロシア作品でも、素晴らしい解釈を見せています。(2019/09/13 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99130