ロビンソン, トマス(1550-1609)
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シェイクスピア時代の音楽を演奏するために、1980年に設立された「ボルティモア・コンソート」は、スコットランドからイングランド、フランスにまたがる“宮廷で奏でられた音楽”を中心に、舞曲から民謡まで幅広い曲を演奏、その関係性を探っています。シェイクスピアの作品には、数多くの音楽についての言及があり、それらは一般的に3つのカテゴリーに分類できます。劇そのものへの付随音楽、もともとの戯曲のテキストに添えられた特定の歌(シェイクスピア自身が歌詞を付けたものも)、劇中で使われたと推測される音楽。例えばロバート・ジョンソンの2つの曲は、明らかに「テンペスト」で使われた確証があり、ジョンソン自身も「シェイクスピアの作曲家」として文書に書かれているなど、彼がシェイクスピア作品と深いかかわりがあったことは間違いないようです。この録音では、現存する譜面の最も初期の物を使用して演奏が行われています。(2019/09/27 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92234 |
イギリスの「黄金時代」とは、16世紀後半のエリザベス1世の頃を指します。この時代は宗教音楽だけでなく、世俗歌曲も目覚ましい発展を遂げました。同じ頃にイタリアではマドリガレが全盛期を迎え、これらの曲がイギリスにもたらされ、多くの曲が筆写されました。イギリスの作曲家たちも、これに倣い、数多くのマドリガルが生まれました。しかし、17世紀に入ると衰退を始め、その代わりに台頭してきたのが、リュート付きの歌曲、もしくはリュート曲だったのです。とりわけ2台のリュートによるアンサンブルは音楽的にも素晴らしいものでした。一人が即興的にメロディを奏で、もう一人がそれを伴奏するのですが、お互いが醸し出すハーモニーは、それはそれは自発的で流麗なものだったことでしょう。名手2人によるこの演奏で、400年前の世界の音の世界に遊んでください。(2012/08/22 発売)
レーベル名 | :Sono Luminus |
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カタログ番号 | :DSL-92155 |
(2012/11/21 発売)
レーベル名 | :Carpe Diem |
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カタログ番号 | :CD-16282 |
ナクソスはイギリスのリュート音楽を発掘して再評価を促します。今回名手ウィルソンとラムジーの男女2人が演奏するのは、16世紀末に活躍したホルボーンとロビンソンの2人。ホルボーンは、ダウランドの次に位置する評価を受ける作曲家。リュート作品は当時愛好された舞曲の形式で書かれ、保守的な内容ながら、宮廷で愛される品の良さがあります。対照的に、忘れかけられているロビンソンの音楽は、技巧的にも目新しさがあり、2人のリュートに掛け合いさせる(教師と教え子用らしい)のは先進的でユニークです。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.553874 |