ロザンタール, マニュエル(1904-2003)
Search results:2 件 見つかりました。
「フォックストロット」とはアメリカで生まれたダンス音楽の一種で、ラグタイムから派生したと言われています。これらの音楽は2つの世界大戦の狭間である1920年代から1930年代のいわゆる「狂騒の20年代」のアメリカで、ジャズや、同じ系統であるシミー(音楽にあわせて肩を揺らすダンス)やチャールストンなどとともに大流行、ゲルマン的なワグネリズムから自由になろうとするヨーロッパの作曲家たちにも定着し、レコードや映画のヒットの波に乗って瞬く間に広まっていきました。さまざまなフォックストロットを追求するピアニスト、ゴットリープ・ヴァリッシュは、これまでに3枚の「フォックストロットと周辺の音楽」のアルバムを発表していますが、この第4集では聴き手を当時のパリとブリュッセルへといざないます。サン=サーンスやサティ、ミヨーらおなじみの作曲家をはじめ、あまり耳にすることのないベルギーの作曲家の知られざる作品をたっぷりお楽しみいただけます。(2022/04/08 発売)
レーベル名 | :Grand Piano |
---|---|
カタログ番号 | :GP855 |
いわずと知れたフランス・オペレッタ界の巨匠、オッフェンバックによる名曲の数々を、同じくフランス出身の指揮者・作曲家のロザンタールが装い新たに再編成したのが「パリの喜び」、そして「オッフェンバッキアーナ」です。それにしても何と明るく楽しく屈託のない音楽なのでしょう! 華やかな管楽器の活躍、シンバル等の金属系を出し惜しみなく用いた打楽器の徹底活用により現出する響きは、バブル景気真っ青の豪華絢爛ぶりです。オッフェンバックといえばお約束の「ホフマンの舟歌」や「天国と地獄」がちゃんと登場するのもお楽しみ、ロザンタール自身の指揮による演奏が躍動感溢れる素晴らしい一枚です。(1987/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.554005 |