ロッシーニ, ジョアキーノ(1792-1868)
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1938年にイギリスを去ったトスカニーニに用意されたのが、彼のために作られたNBC交響楽団で、トスカニーニは生涯かけてこのオケを手塩にかけて育て、ともに歩んでいったのです。そのランデブーの第一弾の録音として選ばれた曲がモーツァルトの40番シンフォニーでした。第2楽章を翌年に再録音してからの発売となったため、初発売はハイドンの88番となっていますが、いずれもSP盤時代は名盤として高い評価を得たものです。この時期の録音は、後年(50年代)に比べ、より原典主義的傾向が強く、きびきびとした演奏となっています。(2005/03/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110895 |
レスピーギ(1858-1924)の「風変わりな店」を中心としたヴュルツブルク・フィルハーモニー管弦楽団のある一夜のコンサートのライヴ・アルバムです。なかなか凝ったプログラムといい、リティスの極上のファゴット・ソロといい何とも贅沢なコンサートではありませんか!あまり聴く機会のないプッチーニの「交響的前奏曲」は初期の作品ですが、まるでこれから壮大なオペラが始まるかのようなワクワク感たっぷりの美しい曲です。こちらも珍しいロッシーニのファゴット協奏曲も、まるでオペラのアリアを聴いているかのような雄弁な独奏を楽しめます。ヴェルディの奇想曲はアマチュアのオーケストラのために書かれた作品で、ずっと失われていたものですが、20年前に再発見されました。フランスのファゴット奏者A.N.アンリのためにパガニーニが作曲した二重協奏曲も1985年まで公開されなかったもの。流麗な旋律が魅力です。そしてメインは「風変わりな店」。言うまでもなくロッシーニの作品を元にレスピーギが編曲したバレエ音楽で、お馴染みの旋律が次から次へと現れます。(2016/02/24 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573382 |
ロッシーニのうきうきリズムで目覚め、モーツァルトの有名な一節を鼻歌にして、「カルメン」で力が全身に湧いてきてヒーロー気分を味わい、ヴェルディで声という楽器にしかない魅力に身も心も委ねて、マスカーニやレオンカヴァルロの音楽に合わせてこぶしをきかせ、プッチーニの甘い旋律に酔い痴れる...。オペラ・アリアの名曲って、どうしてこんなに楽しいんでしょうね。ナクソスがお届けするバリトンのための名曲集は11人の歌手達が競演、同じ男声でも声質が違うのも、鑑賞の楽しみの一つ。貴方のお気に入りは誰ですか?(2002/07/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.555922 |
スウェーデンの名テノール、ユッシ・ビョルリンク(1911~1960)は故国ばかりでなく、ヨーロッパでも大活躍しましたが、とりわけ重要な活動場所としたのはアメリカでした。このCDはサンフランシスコ・オペラに客演した彼が、その本拠、戦争記念歌劇場で行なわれたラジオ・コンサート番組「スタンダード・アワー」に出演したさいの模様を、アナウンスまで含めて完全収録したものです。共演は妻のアンナ=リーザ・ビョルリンク(1910~ )で、彼と同じくストックホルム王室音楽院に学んだ彼女は、35年に結婚した後もたびたびジョイント・コンサートを行なっていました。(山崎浩太郎)(2001/04/01 発売)
レーベル名 | :Naxos Historical |
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カタログ番号 | :8.110142 |
イタリア、ガッテオで1983年に制定された「シオラ・ドーロ(黄金のツバメ)」オペラ賞は、名歌手リーナ・パリューギを記念し、若き才能あるオペラ歌手に贈られる名誉です。これまでに、ルチアーナ・セッラ、ジューン・アンダーソン、マリエラ・デヴィーア、スミ・ジョー、パトリツィア・チオーフィ、ステファニア・ボンファデッリ、エレナ・モシュクなど錚々たる顔ぶれの女性歌手たちがこの栄誉ある賞を授与されていますが、2013年にこれを獲得したのがこのコロラトゥーラ・ソプラノ、ジェシカ・プラットです。イギリスで生まれ、イタリアで生活する彼女は、2007年にヨーロッパ・デビューを飾って以来、多くの劇場で歌い、国際的な名声を獲得しています。彼女が歌うフランスとイタリアの美しい歌曲の数々からは、類い稀なる才能を感じることができるでしょう。(2016/01/27 発売)
レーベル名 | :Opus Arte |
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カタログ番号 | :OACD9038D |