ロッシーニ, ジョアキーノ(1792-1868)
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マリーナ・レベカは、ラトビアのリガ生まれ。2007年7月、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業し、アルベルト・ゼッダ指導によるアカデミア・ロッシニアーナで研鑽を積みました。/2007年にはペーザロの「ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル」に出演し、ロッシーニ歌手としての評価を高めました。2009年には来日公演も果たし、圧倒的な歌声で聴衆を魅了しています。/2013年にはモーツァルトのアリア集をリリースし話題となったレベカですが、2018年のロッシーニ没後150年に向けていよいよ本命「ロッシーニ・アリア集」をBRKLASSIKからリリースします。/あまり耳にする機会の多くない歌劇から選ばれたこれらのアリアですが、どれも非常に説得力に富んだすばらしい曲ばかり。技術的に難しいだけでなく、高い表現力も求められるアリアですが、レベカは安定した技巧をもってこれらを完璧に歌いこなしています。(2017/09/29 発売)
レーベル名 | :BR-Klassik |
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カタログ番号 | :900321 |
1895年の夏、「クラシック音楽をもっと気楽に聴いてもらおう」とロバート・ニューマンが提唱し、指揮者ヘンリー・ウッドが演奏した“BBCプロムス”。ロイヤル・アルバート・ホールを中心に2ヶ月間に渡って開催される100年以上の歴史を持つこの音楽祭、なかでも最終夜の「ラスト・ナイト・オブ・プロムス」での盛り上がりは素晴らしく、激しいチケット争奪戦に敗れた人は、テレビの前で歓声を上げるのが慣わしとなっています。エルガーの「威風堂々 第1番」は必ず演奏される曲で、合唱の入る部分はアンコールされるのが決まりです。/プロムスでの演奏はBBC交響楽団が中心ですが、同じく英国を代表するオーケストラであるロイヤル・フィルも、これらの名曲に強い愛着を抱いており、本家BBC交響楽団とはまた違うアプローチで華麗に演奏しています。(2017/02/24 発売)
レーベル名 | :Royal Philharmonic Orchestra |
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カタログ番号 | :RPOSP009 |
1815年、ナポリの劇場で《エリザベッタ》を初演、一夜にして名声を獲得した23歳のロッシーニ。以降、有利な契約でサン・カルロ劇場の音楽監督に就任し、数多くのオペラや声楽曲を精力的に生み出すこととなります。このカンタータ『テーティとペレーオの結婚』は1816年の作品で、ロッシーニの有力な支持者となったブルボン王室の結婚の儀を祝して書かれたもの。花嫁と花婿は海の女神テティスと英雄のペレウスになぞらえられています。後にロッシーニの妻となるコルブランを始めとした、当時の人気歌手たちの技量が存分に生かされた装飾的な旋律を、多彩なオーケストレーション、力強い合唱が盛り立てる壮大なカンタータです。第30回ロッシーニ祝祭音楽祭の迫力あるライヴ録音。(2020/07/10 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.574282 |
「トランスクリプション」=現在では記譜法とされますが、以前はある作品を異なる楽器で演奏できるように編曲する行為そのものを指すことが多かったのです。14世紀頃から頻繁に行われてきたトランスクリプションは、家庭でも音楽を楽しむようになった19世紀に更に盛んに行われるようになります。フランツ・リストが行った「オーケストラ曲=ピアノ曲」は良く知られていますが、同じ時期にはオペラの名旋律を楽器で演奏することも盛んであり、素晴らしい歌を聴いた感動をいち早く自分のものにしたいというアマチュア奏者たちの要望に応え、多くの「オペラの主題」を用いた変奏曲や幻想曲が作曲されたことも忘れてはなりません。このアルバムには、そんな19世紀の良き時代を彷彿させる楽しい作品が収録されています。編曲を施したのは、1966年生まれのミケーレ・マンガーニ。どの曲も、最初からこの形態で書かれていたかのように、ぴったりとはまっています。またトラック6は彼のオリジナル。次々と繰り出される名旋律に存分に浸ってください。(2015/09/23 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573259 |
ペルシャの王チーロに勝利したバルダッサーレは、捕虜にした彼の妻アミーラを娶ってバビロニアを手中に収めようと企て、拒絶される。妻を救おうとするチーロはアッシリア特使に変装してバルダッサーレと会い、人質釈放を求めるが正体がばれ、死刑を命じられる。だがバルダッサーレが勝利の美酒に酔っていると壁に不思議な文字が現れ、預言者ダニエルにより没落の暗示と読み解かれる…。聖書を題材としたこの作品は音楽が変化に富む救出オペラに属します。第2幕アルジェーネのアリアがたった一つの音だけで歌われるのも驚き。ボッタ、ジェンマベッラはじめ、才能豊かな若い歌手による溌剌とした演奏をお楽しみください。(2007/05/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.660203-04 |
引退後のロッシーニの手による、何ともケッタイな作品集がこの「老年のいたずら」です。13集からなる曲集は、独奏曲や室内楽、声楽曲など様々な形の作品の集合体であり、その中身はまるで「ごった煮」。それも1曲1曲に良く味のしみた老舗の味わいのようなものを醸し出しているのです。舞曲あり、フーガあり。そして大抵の曲には、一筋縄でいかないような捻ったタイトルが付けられていて、その真意を探るのは全く困難。まさに、常にいたずらを仕掛けられているような楽しいものなのです。もちろん、稀代のメロディメーカーであるロッシーニのこと、美メロに事欠くことはありません。この第4集には第8集と第9集からの抜粋が収録されていて、夢のような曲からクリスマス?のメロディ、ブラックジョークまで盛りだくさん。さあ、何からいただきましょうか?(2012/02/15 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.572608-09 |
わずか37歳でオペラの創作から足を洗ったロッシーニ(1792-1868)。しかしそれからなくなるまでの39年間、全く音楽から遠ざかっていたわけではありません。彼が、悠々自適の生活を送りながら書いたのはサロン風の歌曲や室内楽曲、ピアノ曲、そして宗教的作品でした。この作品集「老いのいたずら」はそんなロッシーニの本当の晩年である1857-1868年の10年間に書かれた曲集で、彼の私邸で催された「土曜の音楽の夕べ」の演奏のためのみに作曲され、楽譜は出版を許可されず鍵付きの引出しの奥深くにしまわれていたものです。全部で13の曲集からなり、その中にはピアノ曲だけでなく、声楽曲やちょっとした室内楽曲も含まれます。どの曲も機知に富み、様々な仕掛けが施されたオシャレでステキなものばかりです。この第12集の曲のタイトルの多くには、単なる曲の表情記号が見受けられますが、一つ一つの曲の味わい深さには目を見張るものがあります。今回もマランゴーニの楽しい演奏で。(2013/07/19 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573050 |
ロッシーニと言えば、目もくらむような素晴らしいオペラの数々が思い浮かびますが、この曲集「老いのいたずら」は、若くして地位も名誉も確立したロッシーニが、44歳(!)で音楽界から引退した後、自ら高級レストランやサロンを経営しながら、あくまでも「自分や親しい人たちのために」書き溜めた曲集。出版もしなかったため、ほとんど知られていなかった作品たちです。どの曲もロッシーニらしく流麗なメロディと洒落たウィットに満ちています。この第6集では、まず4種類のオードブルとデザートからお楽しみください。この作品からすでに色々な仕掛けが施されているので、説明を書ききれないのが残念です。まずは第3曲の「干しブドウ」から聴いてみてください。とてもコミカルな「インコの声(?)」が聞こえてきます。インコは色々な事をしゃべっているのですが、何だか社会情勢についてまで語っているのだとか…。ま、鳥がしゃべることですのでお気になさらぬように。(2014/06/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573107 |
NAXOSの人気シリーズとしてだけでなく、知られざるロッシーニ(1792-1868)の姿を追うための資料としての価値も高い、この「老いのいたずら」の一連のリリースの第7集は、声楽を含む作品集です。トラック3の「アンダンティーノ・モッソ」とトラック5の「クリスマス・イブ」の初稿版は最近発見された原稿に基づくもので、これが世界初録音となります。第1集はイタリア語によるもので、さすがオペラ作曲家!といえる絶妙な歌曲です。第2集はとても個人的な曲で、8人の歌手によって歌われます。第14集は彼の死後に纏められたもの。マイヤベーアへのオマージュを含む第3集は単なる「控えめ」な作品集ではありません。第10集はピアノ曲。特に第6番の「オッフェンバック風」は当時大好評であったことでしょう。第11集と第1」まで、本当にヴァラエティ豊かな作品を楽しむことができるのです。(2015/03/25 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573292 |